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宮廷のまじない師 白妃、後宮の闇夜に舞う /顎木あくみ


宮廷のまじない師 白妃、後宮の闇夜に舞う (ポプラ文庫ピュアフル)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2020年5月刊。
『わたしの幸せな結婚』の顎木あくみさんの新作中華後宮ファンタジー。

後宮で起こる怪異現象を解決するため、平民のまじない師の少女が「偽りの妃」として悪戦苦闘する物語です。
劣等感を抱えた主人公と、自信満々な皇帝陛下の掛け合いが良かった。
正反対に見えて通じ合う部分を持つカップルは好きです。

この大変な時期に発売されたにも関わらず、速攻で重版を決めたようだし、これはシリーズ化するんじゃないか?
身分差のある二人の関係の行方が気になるので続きが楽しみです。

☆あらすじ☆
白髪と赤い瞳の外見から鬼子と蔑まれてきた、まじない師・珠華。 皇帝陛下からの依頼を受け、偽りの妃として後宮へ――。 彼自身にかけられた呪いと、宮廷で起きた怪異事件の謎を解くために、愛憎渦巻く闇へと足を踏み入れる……!

以下、ネタバレありの感想です。

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わたしの幸せな結婚3 /顎木あくみ


わたしの幸せな結婚 三 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2020年2月刊。
嫁姑戦争(?)勃発の第3巻。
異能バトル要素のある和風ファンタジーとしても色々と動きがありました。
鬼引きだから早く続きください!

☆あらすじ☆
旦那さまのご両親に、はじめてのご挨拶。
清霞を信じると決めて、少しだけ強くなった美世。清霞の父から誘われて彼の両親が暮らす別荘を訪ねる。けれど義母となる芙由は、激しく美世を拒絶する。心配する清霞に、美世は一人で頑張りたいと伝えるけれど——?

以下、ネタバレありの感想です。

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わたしの幸せな結婚2 /顎木あくみ


わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2019年7月刊。
不遇な身の上に育った少女が、少しずつ幸せを手に入れる姿を描く和風ファンタジー第2弾。
前巻で謎のままだったアレコレの真相が明かされました。
主役二人の距離感については、一進一退を繰り返しているように見えて、ちょっとずつ近づいてるな、という感じ。

☆あらすじ☆
ただ居場所が欲しいんじゃない。旦那さまのそばだけがいい——。
清霞の婚約者として勉強もはじめ、穏やかな日常が訪れたかと思った。けれど美世は夜ごと悪夢に襲われ、だんだん衰弱していく。それがきっかけで、美世と清霞はすれ違い、美世は家を出ることに——。

以下、ネタバレありの感想です。

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わたしの幸せな結婚 /顎木あくみ

わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)
わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2018年1月刊。
面白かった!
タイトル通り、王道の結婚ロマンスものです。
虐待による絶望を抱えた少女が、冷酷にみえて優しい青年と出会い、温かい環境のなかで少しずつ立ち直っていく。その様子がとても丁寧な心情描写で綴られていく作品でした。
ベタな設定・展開ではあるのだけど、主人公をはじめとするキャラの心の動きがとても繊細で、そこが好き。
帝都×軍服×異能という「あ〜良いですね〜!」な要素も程良い味付け。
ちなみに、個人的にはヒーローになれなかった幼なじみの青年の心情にとても惹かれました。
好きな子を守りたいという強い意志と、それを達成できない無力ゆえの悔しさ。その間で揺れる姿が大変に美味しく・・・笑

☆あらすじ☆
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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