「赤岸K」タグアーカイブ

錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 /瘤久保慎司

錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 (電撃文庫)
錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★★
めちゃめちゃ面白かったー!いやマジで最っっ高に面白かった!
1巻2巻に出てきた全ての設定・伏線がフルに活きる、まさに集大成たる第3巻。
錆に覆われた世界の謎も解き明かされ、これまでで最も強くSF的エンターテインメントを感じる内容でした。
ビスコとミロの絆も今まで以上に激熱で、終盤の見開き挿絵はしばらく見入ってしまうほど美しい・・・・・・
錆喰いビスコ、永遠に推せる。続きも楽しみに待っています!

☆あらすじ☆
――敵は“東京”。最強キノコ守りが“錆”が覆う日本の原点に立ち向かう!
島根を発ち、訪れた四国のキノコ守りの里で襲撃を受けたビスコたち。アポロと名乗る襲撃者は、あらゆるものを次々と「ビル」に変えてゆき――!?
今の日本を滅ぼし、2028年を復元しに来たというアポロ。過去VS現在。人類の未来を賭けた戦いが幕を開ける――!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 /瘤久保慎司

錆喰いビスコ2 血迫!超仙力ケルシンハ/瘤久保慎司

錆喰いビスコ2 血迫!超仙力ケルシンハ (電撃文庫)
錆喰いビスコ2 血迫!超仙力ケルシンハ (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年8月刊。
錆に覆われた世界で、どんな時にも錆びつかない強い心を持つ相棒の戦いを描くシリーズ第2弾。
1巻に負けず劣らず面白くて、迫力があって、心を鷲掴みにするシーンが盛りだくさんでした。ひとつひとつのセリフが痺れるくらい格好いいんだよなぁ。
ビスコとミロの絆は留まるところを知らず、初めましてのキャラもお馴染みのキャラも皆そろって個性の強さが最高でした。
今後の展開が気になる話も出てきたことだし、続きも楽しみです!

☆あらすじ☆
《錆喰い》由来の特殊体質を治すべく、大宗教国家・島根を訪れたビスコたち。
しかし――そんな一行の前に野望の不死僧正・ケルシンハが立ちはだかる。不意打ちで胃を盗まれたビスコの余命は、僅か――五日!?
暴走した《錆喰い》体質で心臓にキノコが咲けば即アウト!
相棒・ミロとともに様々な宗教ひしめく島根の中枢《出雲六塔》に潜入した彼らは、はたして無事、元の身体を取り戻せるのか。そしてかつて立った頂点奪還を目論むケルシンハの暴虐に、相棒の絆は打ち勝てるのか――!?
熱い絆で射貫く怒涛の冒険譚、再び!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 錆喰いビスコ2 血迫!超仙力ケルシンハ/瘤久保慎司

悪魔の孤独と水銀糖の少女/紅玉いづき

悪魔の孤独と水銀糖の少女 (電撃文庫)
悪魔の孤独と水銀糖の少女 (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2018年5月刊。
悪魔の島に訪れた死霊術師の孫娘と悪魔を背負った罪人の男の孤独と愛を描いたファンタジー。
物悲しい雰囲気が、静かに心に馴染んでいく。そんな錯覚を覚える作品でした。
「孤独」と「愛」の物語で、ヒロインと死霊術師たちの絆に心が震えます。家族愛がとても良かった・・・・・・
その一方で全体的に読みにくさや展開の唐突さを感じたりもして、設定は好きなのにイマイチ気持ちが乗らない部分もありました。
私のコンディションが良ければもっとハマったのかなぁ。いつか再挑戦したいです。

☆あらすじ☆
『ミミズクと夜の王』紅玉いづきが贈る、極上のファンタジー。
「あなたを愛するために、ここまで来たんだもの」
黒い海を越え、呪われた島にやってきた美しい少女、シュガーリア。今は滅びた死霊術師の忘れ形見である彼女が出会ったのは、大罪人の男、ヨクサルだった。彼は無数の罪をその身に刻み、背負う悪魔は、『孤独を力にかえる』という──。
「あんた、何様のつもりだ」
「わたしはシュガーリア。この世界で最後の……死霊術師の孫娘よ」
愛など知らない男と、愛しか知らない少女が出会った時、末路を迎えたはずの物語が動きはじめる。
水銀糖の少女の、命をかけた最後の恋は、滅びの運命に抗うことが出来るのか。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 悪魔の孤独と水銀糖の少女/紅玉いづき

錆喰いビスコ/瘤久保慎司

錆喰いビスコ (電撃文庫)
錆喰いビスコ (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2018年3月刊。
第24回電撃小説大賞「銀賞」受賞作。
面白かったー!!
錆に覆われて荒廃した未来の日本を舞台に、「キノコ守り」の少年と、彼の相棒となった少年の冒険を描くファンタジーです。
廃墟のような日本の姿にゾクゾク(ワクワク)する一方、もはや万能を疑う多彩なキノコや、超進化をとげた巨大生物が入り乱れるパワフルな世界観が最高。
そして何より相棒の絆に胸が熱くなる物語でした。この作品の真っ直ぐに力強い「愛」の描き方、ものすごく好きです。
「錆ついた世界であっても、人間の心は未だ錆びついていない」というのがね、こうね、痺れるよね・・・・・・
目が滑る部分も結構あって、そのへんは荒削りに感じるのだけど、これだけ面白ければ文句ありません。この方向でどんどん伸びてほしい期待の新作です。

☆あらすじ☆
すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。
行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。
過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪な県知事の奸計が――。愛する人を救うため、強弓が撃ち抜く冒険ファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 錆喰いビスコ/瘤久保慎司