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0能者ミナト10/葉山透

0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)
0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年10月刊。
面白かったー!!
スピンオフ的なユウキ回。終盤の展開が予想外すぎて目を剥いた・・・!
孝元さんの苦い初恋話がスタートした今回の事件は、なんだか切なくなる読後感がしっとりと素敵でした。

☆あらすじ☆
強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、赤羽夏蓮。若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て姿を消した。その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、赤羽ユウキだった。そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される科学者が現れる。いわく、ある薬で法力を消すことができるという。それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。

以下、ネタバレありの感想です。

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0能者ミナト9

『0能者ミナト〈9〉』(葉山透著/メディアワークス文庫)★★★★☆

0能者ミナト (9) (メディアワークス文庫)
0能者ミナト (9) (メディアワークス文庫)

前巻までの感想はこちらから
0能者ミナトシリーズ感想記事一覧(旧ブログ:みかこの読書日記)

1年ぶりの新刊です。めっちゃ待ってました!
今回はドラマCD付特装版も同時発売。ドラマCD付きというものを買うのは久しぶりでしたが、とても良かったです。ぜひこのキャストでアニメ化を・・・・・・!
本編は相変わらずの面白さ。今回はスケールも(物理的に)壮大な内容となっていました。ミナトの推理が冴え渡ります( ・ㅂ・)و ̑̑

☆あらすじ☆
累計57万部超のベストセラー、第9弾!
怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。

以下、ネタバレありの感想です。

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ルーク&レイリア2 アルテナの少女

『ルーク&レイリア アルテナの少女』(葉山透著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

ルーク&レイリア: 2 アルテナの少女 (一迅社文庫アイリス)
ルーク&レイリア: 2 アルテナの少女 (一迅社文庫アイリス)

この巻を読んで、つくづくこのシリーズはファンタジア文庫で復刊すべきだったんじゃないだろうかと思いました。他社で出したのには何か理由があるんだろうか・・・・・・。
あとがきで葉山さんも言っていますが、インディジョーンズのような遺跡ミステリ冒険活劇。
バトルシーンは迫力ありすぎて少女小説の域をはみ出ています(当たり前か)
ルークはいまいち情けない主人公ですが、嫌いじゃないですw
頑張れシスコンお兄ちゃん!

☆あらすじ☆
誘拐された妹を助けてほしい―。
凄腕ハンター・ルークの今回の仕事は、儀式の生贄にされようとしている少女を救い出すこと。金の瞳をもつ美女・レイリアと共に、孤島の遺跡に向かったルークだったが…!?遺跡の謎に挑むルークたちの前に、謎の教団の女剣士、そしてハンター専門の死刑執行人ハンタージャッジが立ちふさがる!遺跡に眠る、アルテナの民の財宝とは…?
葉山透の大人気シリーズ完全版第2弾登場。

以下、ネタバレ有りの感想です。

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ルーク&レイリア1 金の瞳の女神

『ルーク&レイリア 金の瞳の女神』(葉山透著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

ルーク&レイリア: 1 金の瞳の女神 (一迅社文庫アイリス)
ルーク&レイリア: 1 金の瞳の女神 (一迅社文庫アイリス)

『9S』(電撃文庫)や『0能者ミナト』(メディアワークス文庫)の葉山透さんのデビュー作。
もともとは富士見ミステリー文庫から発売された作品だったのですが、こちらは加筆・書き下ろしが加えられた新装版の一迅社文庫アイリス版です。
物語は、ある日元凄腕ハンター・ルークのもとに謎の美女レイリアが仕事の相棒になってほしいと現れ、そこで突如起こった事件を二人で真相解明に乗り出す、というもの。
西洋風の架空世界ですがファンタジー要素はまるでなく、ちゃんとミステリーの体裁を整えているのが驚きでした。
ルークのレイリアに対する心の揺れ動きを見ているのが楽しい作品でした。

☆あらすじ☆
「あなたがルーク・ジョイナス?」
凄腕のハンターだった過去を隠して暮らすルークの前に、赤い髪に金の瞳をもつ美女・レイリアが現れる。持ちかけられた仕事を即座に断るルークだったが、いつの間にかレイリアのペースに巻き込まれ、神の門で行われる法王戴冠式に出席することに。
ところが、閉ざされた神の門で次期法王が血だらけで発見されて…!?
葉山透の人気シリーズ完全版で登場!!

以下、ネタバレありの感想です。

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0能者ミナト1

『0能者ミナト』(葉山透著/メディアワークス文庫)★★★★★

0能者ミナト (メディアワークス文庫)
0能者ミナト (メディアワークス文庫)

田倉トヲルさんによるコミカライズを読んで面白かったので原作も購入。現代の伝奇譚というキャッチコピーにふさわしく、科学的な部分とオカルト的な部分の混じり合い具合が素晴らしかったです!

☆あらすじ☆
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。
当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊──どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった──。
葉山透が贈る、現代の伝奇譚が登場。

以下、ネタバレありで感想。


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