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紅霞後宮物語 第零幕 二、運命の胎動/雪村花菜

紅霞後宮物語 第零幕 二、運命の胎動 (富士見L文庫)
紅霞後宮物語 第零幕 二、運命の胎動 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2017年9月刊。
本編の前日譚を描く外伝シリーズ第2弾。
2巻にして、ようやく未来の夫である文林が登場です。若い!そして青い!
彼の根っこにある粘着質・・・じゃなくて執着(あんま変わらん)の芽生えもみえて笑ってしまいましたw
あのヤンデレ文林はこうして形づくられていったんだなぁ。

☆あらすじ☆
こいつとは、絶対そりが合わない――。小玉と文林、出逢いの物語
軍人として覚悟を決めた小玉は、異例の速度で昇進し、二十歳にして校尉となっていた。そんな小玉のもとに、眉目秀麗にして武科挙に合格した英才が配属される。三歳年下のその男・文林は、何かと小玉と衝突して――?

以下、ネタバレありの感想です。

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紅霞後宮物語 第六幕/雪村花菜

紅霞後宮物語 第六幕 (富士見L文庫)
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評価:★★★★☆
2017年6月刊。
文林が心をねじ切ってくれた前巻に続く第6巻。
夫婦の愛って色んな形があるものだとしても、この夫婦の愛の形はひときわ歪で、だからこそ目が離せないんだよなぁと実感した回でした。

☆あらすじ☆
小玉を、大切にしたくなっている。――二人が選んだ夫婦の形とは
康への使者に選ばれたのは、小玉ではなく班将軍だった。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林。一方の小玉も、自分らしくないと感じつつも心を持て余していて――。

以下、ネタバレありの感想です。

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紅霞後宮物語 第五幕/雪村花菜

紅霞後宮物語 第五幕 (富士見L文庫)
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評価:★★★★☆
2017年2月刊。
後宮ゴタゴタ回。いつものことだけど、いつも以上に苦いお話でした。
上げて落とされて心がねじ切られそう。
今回は小玉と文林の間で大きな変化が起こる、もしかしたら転機の一冊だったのかもしれません。良い意味でも悪い意味でも。
しかし、ああ、もう、なんで、こう・・・・・・(悶々
物語自体は安定の面白さです。この苦さもまた紅霞後宮物語らしいっちゃらしい。

☆あらすじ☆
関小玉、不義密通の疑いあり!?
湖西の騒動は収まったものの、事後処理に追われる文林。疲れを癒やしてくれるのは小玉……と思ったら、小玉に不義疑惑が浮上! 司馬淑妃の父・司馬尚書の謀略か? 文林と小玉の関係も否応なしに動き出し――!?

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紅霞後宮物語 第零幕 一、伝説のはじまり/雪村花菜

紅霞後宮物語 第零幕 一、伝説のはじまり (富士見L文庫)
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評価:★★★☆☆
2016年9月刊。
「紅霞後宮物語」の前日譚となるシリーズが開幕。
皇后になる前の小玉を描いていく作品になるそうで、あの可哀想な旦那さんとの出会いも描かれるのだとか(可哀想な旦那さんは今回出番なしでしたけれど)
まだまだ始まったばかりですが、こちらも楽しみにしたいシリーズです。

☆あらすじ☆
伝説の皇后の語られなかった過去が、いま紐解かれる――
関小玉。希代の天才と呼ばれた軍人であり、後に神格化された皇后である。しかし、後宮に入る以前の彼女の記録は少ない。どのように生きて軍人となり、皇帝と出逢ったのか。彼女の伝説のはじまりを語るとしよう――

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紅霞後宮物語 第四幕/雪村花菜

紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)
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評価:★★★★☆
2016年6月刊。
今回も面白かったです。3巻と合わせて上下巻構成な感じかな。
軽快なテンポで話を進めつつ、最後にドロッとした感情を混ぜ込んで締めるのも相変わらずお上手で・・・・・・(吐血)

☆あらすじ☆
――このままでは終わらせない。小玉、誓いの戦い
小玉に差し出された帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。それが鄒王の死、さらには明慧の死に繋がるものと見た文林は、小玉に直接調査を託す。陳校尉として彼の地に乗り込んだ小玉が目にしたものとは――!?

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紅霞後宮物語3

『紅霞後宮物語 第三幕』(雪村花菜著/富士見L文庫)★★★★★

紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)
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2016年2月刊。
中華後宮小説の傑作シリーズ第3弾。
今回も最高に面白く、そして最高にヘビーでした。
こんなに軽快な語り口なのに、どうしてこうも胸が苦しくなるのか。

☆あらすじ☆
皇帝に新たな寵姫登場!? 揺らぐ後宮に、小玉は――?
文林が謝充媛のもとに足繁く通うようになった。「文林に新たな出会いをあげよう計画」が成功したと喜ぶ小玉だったが、後宮内は微妙な空気に……。そこで小玉は二人のもとに自ら赴き、ある決意を表明する――!?

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紅霞後宮物語2

『紅霞後宮物語 第二幕』(雪村花菜著/富士見L文庫)★★★★★

紅霞後宮物語 (2) (富士見L文庫)
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紅霞後宮物語 | 晴れたら読書を
2015年10月刊。
元武官の女傑皇后・小玉が活躍する中華風後宮小説、待望の第2弾。
今回も最高に面白かったです!!
前巻ではあまり見えてこなかった皇帝の内側を深く掘り下げた回でしたが、・・・・・・ううむ彼は不憫な人なのか幸せな人なのか。とりあえずドMなのは分かりました(?)
小玉の人たらしっぷりは、もはや罪だと実感したエピソードでした。

☆あらすじ☆
先帝の遺児、出現――。突然帝国に投げ入れられた火種に、宮中は大混乱! 様々な思惑が渦巻く中、なぜか静観する皇帝・文林。そんな中、小玉は文林失脚に備え、彼と鴻を連れて後宮から逃げる準備をはじめていて!?

以下、ネタバレありの感想です。

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紅霞後宮物語

『紅霞後宮物語』(雪村花菜著/富士見L文庫)★★★★★

紅霞後宮物語 (富士見L文庫)
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2015年5月刊。
第2回富士見ラノベ文芸大賞金賞受賞作。
素晴らしかったです。良いものを読みました。
元武官の女傑が皇帝となった知人に頼まれて後宮入りしてみた、ということで「笑える後宮ラブコメかな?」と気楽に手に取ってみた本作。確かに笑えました。竹を割ったような清々しい主人公を中心とする軽妙で軽快な語り口は、読んでいて心地よくなるレベル。挟まれるツッコミに何度吹き出したことか。
しかし、本作の真骨頂というべきは後半からの人間ドラマでしょう。
綺麗なモノに囲まれて、醜い感情が渦巻く後宮の物語。決して後味がスッキリするものとは言えないかもしれませんが、この主人公だからこそ大きな魅力をもって輝くのだと私は思うのです。

☆あらすじ☆
関小玉、33歳。不世出の軍人と噂される彼女は、「とある事情」から、かつての相棒にして今はこの国の皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、皇后となった。いきなり夫婦となった文林との関係に戸惑いつつも、小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に、女性の嫉妬と欲望が渦巻く後宮「紅霞宮」に入る。他の妃たちの嫌がらせにも気づかぬ小玉のマイペースさに、後宮はまさに大混乱!だが、その混乱は後宮に潜む“闇”をも目覚めさせてしまい…。選考委員絶賛の、あまりに型破りな後宮物語、ここに開幕―。

以下、ネタバレありの感想です。
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