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契約結婚はじめました。3 椿屋敷の偽夫婦/白川紺子

契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)
契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年6月刊。
契約結婚をした偽夫婦が、「椿」にまつわる様々な謎と出会うライトミステリー第3弾。
今回は二人の関係に見逃せぬ動きがありました。これは楽しくなってきたー!

☆あらすじ☆
“椿屋敷”と呼ばれる一軒家に住む香澄と柊一は、ワケあって結婚した“偽装夫婦”。
―しかし最近、偽装とも言い切れない感情が、お互いに芽生えつつあるような。
そんな時、香澄の元・許婚の晶紀が、椿屋敷の裏にあるアパート“すみれ荘”に引っ越してきた!
彼の目的はもちろん―。
また、ひょんなことから、すみれさんに二人の秘密を知られてしまい…?第3巻。

以下、ネタバレありの感想です。

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契約結婚はじめました。2 椿屋敷の偽夫婦/白川紺子

契約結婚はじめました。 2 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)
契約結婚はじめました。 2 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年11月刊。
多種多様な椿が咲き誇る椿屋敷が語る、ワケあり偽夫婦のご近所ライトミステリー第2弾。
少しずつ積み重なる時間が良いですね。キャラが少しずつ掘り下げられていき、関係性も少しずつ変化していくからかな。だんだん愛着がわいてきました。
この先の展開がとても楽しみです。

☆あらすじ☆
「椿屋敷」と呼ばれる一軒家に住む香澄と柊一は、仲のいい新婚夫婦だ。しかし、二人はワケあって結婚した偽装夫婦でもある――。ある日、柊一の母・美幸が椿屋敷を訪ねてくる。柊一を自分の選んだ相手と見合いさせたがっていた美幸だが、香澄との結婚には一切反対をしなかった。それには何か思惑があるのではと言う人もいて……。椿屋敷で嫁姑問題が勃発、か……!?

以下、ネタバレありの感想です。

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後宮の烏/白川紺子

後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)
後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

2018年4月刊。
評価:★★★★★
面白かった!!

謎多き「烏妃」を主人公として、後宮で起こる怪異現象に隠された真実を描いていく中華幻想小説。
落とし物の持ち主探しから始まる烏妃と皇帝の物語は、やがて国の歴史を揺るがす壮大な秘密を暴くことになるのです。

表紙の美しさに心惹かれたら是非読んでほしい。
オリエンタルな中華後宮を舞台としつつ、花や鳥が舞い踊る幻想的な世界観がとにかく素晴らしいのです。そして寂しさと優しさが交錯する人間ドラマは読み応え抜群です。

また、烏妃のキャラ造形はとても秀逸で、その一点だけでも本作を推したい!
夜が似合い、心に傷と秘密があり、幻想的な術を操る孤高の美少女。それでいて人を突き放しきれずに餌付けされてしまう(!)お人好しの優しい女の子。
ああ、この主人公、最高に好きです・・・・・・

☆あらすじ☆
後宮の奥深くに、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、うら若い少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、頼めばなんでも引き受けてくれるという――。
ある夜、時の皇帝・高峻が、烏妃のもとに訪れる。拾った翡翠の耳飾りに女の幽霊が取り憑いており、その正体を知りたいと言うのだが……。
少年時代、生母を皇太后に殺され、廃太子となって辛酸を舐めた皇帝、高峻。
神に選ばれし者と言われ、皇帝をして「誰も烏妃には命令できない」と言わしめる存在として生きる寿雪。
二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……!
大ヒット『下鴨アンティーク』の著者がおくる、圧倒的中華幻想譚、開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

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契約結婚はじめました。 椿屋敷の偽夫婦/白川紺子

契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)
契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2017年5月刊。
椿屋敷に住む「若隠居」と、その仮初の妻が、家に持ち込まれる様々なトラブルに関わっていくという日常ライトミステリー。
「家」が語り手となる風変わりな構成がコミカルで楽しかったです。
契約結婚をしている若隠居夫妻の距離感にニマニマしたし、血のつながりの有無と「家族」に対する割り切れない感情が込められたエピソードの数々が面白い作品でした。
若隠居の方の問題がしっかりとは解決していないのでシリーズ化に期待!

☆あらすじ☆
寿町四丁目にある通称<椿屋敷>。そこに住む柊一は、若くして隠居暮らしをしているため、若隠居と呼ばれている。そんな彼のもとに嫁いできた、19歳の香澄。しかしそこには秘密があった。ふたりは利害の一致から結婚した、偽装夫婦なのだ。町の相談役である柊一のもとには、たびたび近所から相談が持ち込まれるが――。「家」が語る、わけありな人々の物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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ブライディ家の押しかけ花婿/白川紺子

ブライディ家の押しかけ花婿 (コバルト文庫)
ブライディ家の押しかけ花婿 (コバルト文庫)

評価:★★★★☆
2017年5月刊。
ワンコ系王子様が押しかけ花婿としてやってきた!というところから始まるラブファンタジー。
すごく可愛い世界観や設定なのに、切ない悲しみを兼ね備えることで物語がきゅっと引き締まっているのがとても良かったです。
挫折を抱えるヒロインって好きだなぁ。なかなか素直にならない彼女をグイグイ押していくヒーローは命令されたがり系純情ドMだと思います。
「若奥様、ときどき魔法使い。」と同じ世界観なのだけど、息をするように魔法を使うおとぎ話のような世界観が相変わらず素敵すぎます・・・!

☆あらすじ☆
マリー・ブライディは伯爵令嬢でありながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。ある日、酔っぱらった父が「おまえの花婿を拾ってきてやったぞ」と、ひとりの青年をつれてくる。デューイというその青年は、なんとこの国の王子だった。デューイはマリーに求婚するが、独身主義のマリーは結婚する気などまったくない。だが、デューイは花婿として家に居座ってしまい…?

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夜葬師と霧の侯爵 かりそめ夫婦と迷宮の王/白川紺子

夜葬師と霧の侯爵 かりそめ夫婦と迷宮の王 (コバルト文庫 し 17-12)
夜葬師と霧の侯爵 かりそめ夫婦と迷宮の王 (コバルト文庫 し 17-12)

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評価:★★★☆☆
2017年1月刊。
「公爵夫人は銀灯師」「雪侯爵の銀灯師」に続く世界観共通連作シリーズ第3弾。今回も前作までを知らずとも問題ない読み切り仕様です。
悪い魔法使い的なポジションだった夜葬師をメインとする偽装結婚もの。
仇同士で出会ったふたりの恋も良かったけれど、最後のほろっと切なくなる読後感が素敵でした。

☆あらすじ☆
闇を操る魔物と言われている“夜葬師”に育てられた人間の少女オフェリア。育て親が姿を消した後、森で一人暮らす彼女の前に、領主の侯爵ルドヴィークが現れ、自分の呪いを解くように迫るが……!?

以下、ネタバレありの感想です。

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雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭/白川紺子

雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭 (コバルト文庫 し 17-11)
雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭 (コバルト文庫 し 17-11)

前作の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年10月刊。
「公爵夫人は銀灯師」と同じ世界観で描かれるファンタジー。ただし前作と共通の人物が少し出てくるだけで、物語としては独立しています。
個人的には前作よりもこちらの方がとっても好み。
抱える秘密のため、互いに本当の想いを隠さなければならない偽装夫婦の切なくて焦れったい恋模様が素敵でした。
表題作以外の2本の短編も面白いのですが、最後の短編が特に素晴らしくてぜひ読んでほしい。

☆あらすじ☆
侯爵ヴィクトルは義兄の国王から結婚を催促され、銀灯師エミリアと偽装結婚することに。だが二人で王宮を訪れた夜、魔物が出現し、王国の秘密に関わることに!? 素直になれないじれラブ・ファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

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若奥様、ときどき魔法使い。/白川紺子

若奥様、ときどき魔法使い。 (コバルト文庫 し 17-10)
若奥様、ときどき魔法使い。 (コバルト文庫 し 17-10)

評価:★★★☆☆
2016年9月刊。
なんだこの破壊力ある可愛さは・・・・・・!
魔女が女王として治める国を舞台に、落ちこぼれ魔女の伯爵夫人と無表情(ただし感情表現は豊か)な伯爵が思いも寄らぬトラブルに巻き込まれていくというファンタジー。
ワンダーランドでおとぎ話なメルヘン全開の世界観がたまりません。魔法がいちいち可愛すぎる!
WEB公開のエピソードと書き下ろし2編の3本立てですが、どれも少しずつ雰囲気を変えてあって楽しい1冊でした。

☆あらすじ☆
女王は魔女、貴族は魔法使いのオムニア王国。バイオレット伯爵レンの妻ローズは、たまにしか魔法が使えない落ちこぼれ魔法使い。突然女王に呼び出され!? WebマガジンCobaltで閲覧数ナンバー1作品が文庫化!

以下、ネタバレありの感想です。

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新釈グリム童話 めでたし、めでたし?

『新釈 グリム童話 −めでたし、めでたし?−』(谷瑞恵・白川紺子・響野夏菜・松田志乃ぶ・希多美咲・一原みう著/集英社オレンジ文庫)★★★★☆

新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)
新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)

2016年3月刊。
面白かったー!!
コバルト文庫とオレンジ文庫で活躍する作家陣による現代版グリム童話アンソロジー。
ほっこりと優しい話、ときめく恋の話、爽やかな友情の話、笑えないレベルのホラーな話などなど、バラエティに富んだ内容の短編集です。
一部作家さんを目当てに読んでみたのですが、予想以上に満足できました(´∀`*)

☆あらすじ☆
誰もが知るグリム童話をベースに、舞台を現代におきかえストーリーを大胆にアレンジ!
ヒロインがふたりの白雪姫、老舗ホテルの一人娘として生まれたの眠り姫、廃屋から届くある依頼に悩むヘンゼルとグレーテル…など、全六編収録。

以下、ネタバレありの感想です。

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公爵夫人は銀灯師 おしどり夫婦の愛は王宮を救・・・う?

『公爵夫人は銀灯師 おしどり夫婦の愛は王宮を救・・・う?』(白川紺子著/集英社コバルト文庫)★★★☆☆

公爵夫人は銀灯師 おしどり夫婦の愛は王宮を救…う? (コバルト文庫 し 17-9)
公爵夫人は銀灯師 おしどり夫婦の愛は王宮を救…う? (コバルト文庫 し 17-9)

2016年3月刊。
人目憚らずイチャイチャしまくる夫婦が、王宮でおこった魔物絡みの事件を解き明かす物語。
「銀灯師」という設定や世界観は幻想的で素敵だったのですが、期待よりは少し薄味な作品でした。
既にラブラブな夫婦の間には何の問題もないので、恋愛的な盛り上がりに欠けるのが残念。夫婦もの自体は好物なんですけど、もう少し波乱がほしかったです。
そこらへん惜しかったものの、読み切りとしては普通に楽しめる作品でした。

☆あらすじ☆
国王の娘として生まれるが、ある事情から王宮を追放されたミレナ。17歳の今は若き公爵の妻となり幸せに暮らすが、ある日王宮から使いが。稀代の銀灯師となったミレナに、解決してほしい事件があるらしく!?

以下、ネタバレありの感想です。

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