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楽園ノイズ /杉井光


楽園ノイズ (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年5月刊。
面白かった!
見失ってしまった音楽を取り戻していく、少年少女の青春ストーリー。
感傷的な心情描写と、鮮やかな音楽描写のミックスが最高。
ヒロインたちと主人公の軽快な掛け合いも楽しかったです。
自分が門外漢すぎて音楽ネタや用語を理解するのが若干難しかったんだけど、色々ググったりと杉井先生のブログを読んで補足していくのも面白かった。YouTubeは本当に便利だよなぁ。
1冊で綺麗にまとまっていてとても満足。もしもシリーズ化するなら読みたいです。

☆あらすじ☆
それでも音楽はまだ鳴り続けている気がした——あの日のあの場所で。
出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。顔は出してないから大丈夫、と思いきや、高校の音楽教師・華園美沙緒先生に正体がバレてしまい、弱みを握られてこき使われる羽目になる。
無味無臭だったはずの僕の高校生活は、華園先生を通じて巡り逢う三人の少女たち——ひねた天才ピアニストの凛子、華道お姫様ドラマーの詩月、不登校座敷童ヴォーカリストの朱音——によって騒がしく悩ましく彩られていく。
恋と青春とバンドに明け暮れる、ボーイ・ミーツ・ガールズ!

以下、ネタバレありの感想です。

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ブックマートの金狼

『ブックマートの金狼』(杉井光著/ノベルゼロ)★★★☆☆

ブックマートの金狼 (NOVEL0)
ブックマートの金狼 (NOVEL0)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2016年2月刊。
新レーベルNOVEL 0の創刊ラインナップの1作。
新宿を舞台にしたハードボイルドアクションで、主人公は裏社会に顔が利く雇われ書店店長。
彼がアイドルのストーカー絡みのトラブルを引き受けたことから始まる物語ですが、予想以上の血生臭さでしたw
主人公とかつての仲間たちがとても格好良かったので、ぜひ全員を登場させるためにもシリーズ化してほしい新作です。

☆あらすじ☆
元トラブルシューターの書店店長が裏社会の問題に挑む――
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の《トラブル》が舞い込み……?

以下、ネタバレありの感想です。

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夜桜ヴァンパネルラ2

『夜桜ヴァンパネルラ2』(杉井光著/電撃文庫)★★★☆☆

夜桜ヴァンパネルラ (2) (電撃文庫)
夜桜ヴァンパネルラ (2) (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


2016年1月刊。
吸血鬼+ポリスアクション第2弾。
吸血種と人間の対立構造が更にみえてきました。
知れば知るほど闇が深い世界観ですね・・・・・・(´・ω・`)

☆あらすじ☆
血を啜る怪物“吸血種”を狩る、もうひとつの組織―浄血官。法を無視して無慈悲な駆除を続ける彼らと、あくまで法を遵守する捜査九課とは激しく対立していた。そんな折、浄血官が拉致・殺害される事件が発生。恋人を殺されて復讐に燃える女吸血種の存在が浮かび上がる。捜査九課の美しき“真祖”の少女・倫子とその相棒の一途バカ・紅朗は、復讐者を追い、複雑化する事件の中に迷い込む。やがてたどり着いた哀しい真実の前に、二人が選んだのは―加速するイノセント・ヴァンパイア・アクション、第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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夜桜ヴァンパネルラ

『夜桜ヴァンパネルラ』(杉井光著/電撃文庫)★★★☆☆

夜桜ヴァンパネルラ (電撃文庫)
夜桜ヴァンパネルラ (電撃文庫)

2015年9月刊。
吸血鬼である女刑事と相棒の新米刑事が、人間を脅かす吸血鬼に立ち向かっていくという内容のポリスアクション。
なかなか面白かったのです。
主人公(?)の新米くんが近年稀にみるレベルのおばかさんで驚いたのですが、正直、彼の底抜けな明るさがなければやっていけないレベルで物語は暗く、そして読後感は重たいです。
爽快感を期待できるタイプの作品ではありませんが、このダークで憂鬱な世界観はとても好み。
ぜひシリーズ化してほしい!

☆あらすじ☆
人の血を啜る怪物の存在が科学的に認められた近未来。人々を“吸血種”から護るために設立された『捜査第九課』の唯一の課員は、美しき“真祖”の少女、櫻夜倫子―吸血種を狩る吸血種だった。彼女の相棒として第九課に配属された、バカだが熱心な新人・桐崎紅朗の仕事は、倫子に血を吸われることだけ!?それでも二人は少しずつコンビの絆を深め、吸血種感染を広める組織“王国”を追い詰めていく―血塗られた夜を疾るイノセント・ヴァンパイア・アクション開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

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放課後アポカリプス2

『放課後アポカリプス2』(杉井光著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★★☆

放課後アポカリプス2 (ダッシュエックス文庫)
放課後アポカリプス2 (ダッシュエックス文庫)

前巻の感想はこちらから
放課後アポカリプス1 | 晴れたら読書を

2015年6月刊。
待望のデスゲームシリーズ第2弾。
今回は唐突に始まったループの謎を追うことになるのですが、1巻の勢いに劣らぬ面白さでした!
それにしても、一つ謎が明らかになるとその倍は謎が降ってきているような。あああ続きが気になりますっ(´;ω;`)

☆あらすじ☆
毎週水曜日の放課後、僕ら全校生徒は校舎ごと見知らぬ荒野に呼び出される――《天使》たちと殺し合うために。殲滅と装備強化を繰り返し、少しずつ『ゲーム』の真実へと近づきつつあるさなか、とてつもなく強大な《天使》の襲撃を受けた僕らはなすすべもなく気を失い、目を醒ますと……その水曜日の朝に戻っていた!?放課後のチャイムが鳴るたびに水曜日の朝に引き戻され、しかもそのことを記憶しているのは僕の他には未咲だけ。際限なく繰り返される一日に二人きりで閉じ込められた僕と未咲は、原因と脱出の道を探り始める――
謎深まる極限のサバイバルゲーム小説シリーズ、第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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放課後アポカリプス1

『放課後アポカリプス』(杉井光著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★★☆

放課後アポカリプス (ダッシュエックス文庫)
放課後アポカリプス (ダッシュエックス文庫)

ダッシュエックス文庫の創刊ラインナップで私が買った4冊目。これでラスト。
どれも面白くて甲乙つけがたいのですが、私は本作が一番好きでした。ああでも野村美月先生の本も素晴らしいんですよね・・・・・・悩ましい。

毎週水曜日の放課後、けたたましいチャイムを合図に始まる《天使》とのデスゲーム。
ずっと続くはずの日常が唐突に壊れ、数々の秘密を抱えた非日常の世界に落とされてしまった少年少女の戦いを描くシリーズです。
正体不明の敵。不可解なゲームシステム。狂っていく同級生。そして、存在しないはずの少女。
おそらくシリーズ全体からみれば序章のはずなんですが、フルスロットルです。エンジン全開です。ハラハラする死闘と、謎が謎を呼ぶ展開の連続の果てに「そうくるかぁあああ!」と唸るラスト。
面白すぎる!
ネタバレ危険です!とりあえず前情報無しに買って読みましょう!面白いから!!※微グロ注意

☆あらすじ☆
クラスでのけ者にされ、授業を休んでばかりだったボクは、久しぶりに顔を出したHRの直後、あの『ゲーム』に巻き込まれた。全校生徒ごと荒野の真ん中に転送された後者。与えられた破壊兵器と、異常に強力な肉体。そこに襲来する異形の敵生物《天使》。全滅させなければ日常に戻れない死のゲームが、宗に一度僕らを引きずり込んで繰り返される。1年B組の司令官となってしまった僕は、普段は僕を虫けら扱いするクラスメイトたちを率い、生き残るため、そしてこの謎だらけの『ゲーム』の目的と正体を暴くため、絶望的な戦いを始めるーーー
極限の戦場を駆け抜けるサバイバルゲーム小説シリーズ、開幕!

以下、ネタバレありの感想です。未読の方は要注意!

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