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千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二人でつくる幸せのシュガートースト /山本風碧


千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二人でつくる幸せのシュガートースト (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年9月刊。
面白かった!
疲れ果てた社会人と謎の美青年と謎のしゃべる猫。
主人公の祖母の店で出会った三者がカフェ経営に乗り出す物語です。
夏目漱石をテーマにした喫茶店ものですが、これはもう表紙にドアップで映る猫のキャラクター勝ちでしょう。
この黒猫が素晴らしく可愛かったです。
ごはんは美味しそうだし、恋愛要素もジレ甘で良し。ところで薄幸美青年はお好きですか?こちらの彼はとても美味しいですよ!
ストーリー的にも緩急ほどよく楽しい1冊でした。

☆あらすじ☆
猫に転生した文豪・漱石がカフェ指南!? ほっこり美味しい人情物語!
社畜生活に疲れ果て、会社を休職中の亜紀。そんな彼女の元に祖母が倒れたとの一報が入る。急ぎ見舞うと、祖母から「店を守ってくれ」と頼まれてしまう。ひとまず千駄木にある店の様子を見に行くことに。すると店の前に見知らぬ美男子が行き倒れていた! その上「何も食べていにゃいから食事を二人分作ってくれ」とお願いされ……いや、お願いしてきたのは、男の側から現れた、立派な口髭を蓄えた黒猫で!?
文豪が愛したごはんを通し、悩みを抱えた人々の心を癒やしていく、ほっこりおいしい人情物語!

以下、ネタバレありの感想です。

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男爵令嬢は婚活よりもふもふをご所望です /山本風碧


男爵令嬢は婚活よりもふもふをご所望です【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2019年9月刊。
婚活のため王都に出てきた動物好きの男爵令嬢と、あるトラブルによって女嫌いとなった青年。
二人の出会いから始まる恋と、王都を騒がす事件を描いていくファンタジーです。
ヒロインがもふもふに癒やされる一方で、ヒーローは羞恥心と本能の板挟みにあって瀕死。
警戒心が強いヒーローの陥落っぷりが楽しいラブコメでした。
恋愛要素だけでなくサスペンスも楽しめたし、分量控えめながら満足できる内容でした。
少し後味に苦みがあるものの、面白かったです。

ところで夢中文庫ってTLの電子書籍レーベルだと思っていたのだけど、非TLの女性向けラノベも出しているんですね。知らなかった。

☆あらすじ☆
王都では、人の言葉を話すことができる『有言種』というペットが、貴族の間で人気を集めている。有言種は魔術によって生みだされるが、多大な量のマナと特殊な教育が必要なため、希少価値がかなり高い。――そんなトレンドを知らない田舎の男爵令嬢アメリは、婚約者探しのため王都にやってきた。動物が大好きな彼女は田舎では両親に隠れて獣医の見習いをしていたが、王都には気軽に触れ合える動物がいない。毎日の婚活に疲れ、もふもふ不足に耐え切れなくなったアメリは、下町の古ぼけた動物病院にたどり着く。そこで獣医の手伝いを始めたアメリは、怪我をした有言種の猫を保護することになるが、『彼』はなんだか訳ありのようで……?

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平安とりかえ物語 居眠り姫と凶相の皇子/山本風碧

平安とりかえ物語 居眠り姫と凶相の皇子 (ビーズログ文庫)
平安とりかえ物語 居眠り姫と凶相の皇子 (ビーズログ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2018年7月刊。
面白かったー!
星から運命を読み取る姫君と、凶相持ちと忌み嫌われる皇子の出会いと再会を描く平安ラブファンタジー。
男装して陰陽寮の学生となった姫君は、幼い頃出会った皇子になぜか目をつけられることに。

このひとは本当に自分の正体に気づいてないの? え、それはちょっと鈍くない??

と訝しむ激ニブヒロインを笑いましょう。お前が言うな!
しかし彼女の前向きな優しさに満ちた言葉はとても素敵なのです。私もこういう人に運命を占ってほしいなぁ。
様々な感情を押し殺しつつ、「いやごめん隠せてないよ・・・!」と言いたくなる一途な皇子の言動も楽しい。
お互いに現状維持を望む二人の恋の行方がとても気になります。
星と暦を扱う宿曜師の物語としても面白い作品でした。シリーズ化希望!

☆あらすじ☆
私が皇子専属の宿曜師に!? 男装姫君×腹黒皇子の平安ファンタジー!
星を見ることが好きなあまり、昼寝癖のある大納言家の姫君・小夜。
すると宿曜師・信明の提案で、病弱な彼の息子と入れ替わり、女人禁制の陰陽寮へ入寮することに!
「男」と偽るも、星が学べることを喜ぶ小夜だったが、ついお使い途中に寝てしまい……物の怪憑きと噂される第一皇子に拾われてしまう!
しかも専属の宿曜師になれと迫られて――!?

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神様の名前探し2/山本風碧

神様の名前探し(2) (双葉文庫)
神様の名前探し(2) (双葉文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年2月刊。
神様の名前を探す幼馴染の高校生二人の旅を描く全国行脚物語第2弾。
前巻よりも主人公二人の心の揺れ動きが大きくなり、青春小説としての面白さが増しています。
そして神社巡りの舞台は福岡!
個人的に馴染み深い街だったので、それだけでワクワクが止まりませんでした〜(*´∀`)

☆あらすじ☆
“神様”の棲む社のあったハルばあさんの家が解体されるということで、瑛太はお秡いの手伝いをすることになった。瑛太はそこで、ハルばあさんの使い古された手帳を手に入れる。夏休み、瑛太と薫は、薫の祖母と三兄の住む九州への旅行に乗じて、神社巡りをすることに。まず向かったのが、筥崎八幡宮と太宰府天満宮。果たしてそこで謎は解決するのか…幼馴染二人と“神様”の名前探しの奇妙な旅、第二弾。

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神様の名前探し/山本風碧

神様の名前探し (双葉文庫)
神様の名前探し (双葉文庫)

評価:★★★☆☆
2017年10月刊。
記憶喪失の神様に取り憑かれた幼馴染を助けるため、2人で神様の名前を探して神社巡りをする高校生の物語。
神社巡りってあまり興味なかったのだけど、こういう作品を読むと旅に出たい欲求を刺激されます。特に京都。あ、でも京都は常に行きたい行きたい言ってる気もする。
神社巡りのお話も良かったけれど幼馴染の2人の関係性にも注目。
幼い頃から続く距離感に複雑な想いを抱える思春期特有のセンチメンタルさが良かったです。これぞ幼馴染モノの醍醐味。
特にヒーローの方はすごく面倒くさい奴なのだけど、そういう人間になっちゃった理由もわかるというか・・・・・・
思春期の繊細な男の子の心が無慈悲に虐殺されるのを見た・・・・・・

☆あらすじ☆
高校生の立花薫は、清掃ボランティアで行った家の裏庭の小さな社を、誤って壊してしまう。直後、銀色の目の美青年が現れる。《神様》と自称する彼は、その場にいた薫の幼なじみ・二宮瑛太に憑依した。《神様》は瑛太が寝ている間に現れては、お小遣いを無駄遣い。「祭神がわからないと天界に戻れない」という《神様》のために、瑛太と薫は《神様》の名前を探す旅に出ることになった!

以下、ネタバレありの感想です。

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御伽噺を翔ける魔女/山本風碧

御伽噺を翔ける魔女 (ビーズログ文庫アリス)
御伽噺を翔ける魔女 (ビーズログ文庫アリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2017年1月刊。
面白かった〜!
童話×謎解き×デスゲームの異世界トリップファンタジー。
バラバラになった童話の世界に送り込まれた主人公は、そのタイトルを突き止め、物語を正しい結末へと導かなければなりません。もしミスをしたら自分が死ぬけれど、アレンジを加えるのはOKというルール付き。
そんなルールに戸惑う彼女の前に現れたのは、森の中で迷子になっている謎の美少女。
さぁ、この美少女は一体ダレでしょう?
7つのルールに基づき童話を再構成するストーリーにワクワクしつつ、少女小説らしいラブロマンスも堪能できる作品でした。
ここで終わっても綺麗かもしれないけれど、続刊を熱望しています!

☆あらすじ☆
本嫌いの少女が旅する、童話ファンタジー開幕!
古い童話本を壊してしまったユウキは、構成もバラバラな上、人物だけがモノクロになった欠損だらけの世界に飛ばされた!
ここを“誰もが知る童話”に修復しなければ、戻れないという。
手がかりを探すユウキは、やけに口の悪いお姫様・クリスと出会い……!?
本嫌いの少女は物語の正体を解き明かし、正しい結末に導くことができるのか――?

以下、ネタバレありの感想です。

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