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魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?11 /手島史詞


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?11 (HJ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2020年8月刊。
もぉ〜〜〜〜〜、魔奴愛だいすきっ!
あまりにもこの作品らしい展開の連続でめちゃめちゃ楽しかった第11巻。
ラブコメで糖分補給しつつもバトルは胸アツ。
愛妻家で臣下思いの「王」たるザガンの魅力も完璧。
世界観解明はのんびり進行で未だ多くが謎のままですが、じっくりと伏線が張られていくのでドキドキします。
続きも期待!

☆あらすじ☆
温泉の恩返しにリリスは、ザガンとネフィのデートを自らの能力で夢の中で行えばいいと提案をする。しかし想像力の低さゆえ結局いつも通りになり、ザガンは懊悩してしまう。そんな時訪ねてきたのは<魔王>ナベリウス。彼の依頼は消息不明の<魔王>を夢の中に捜しに行くことで――。大人気ファンタジーラブコメディ第11巻!

以下、ネタバレありの感想です。

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【WEB小説感想】暗黒騎士斉藤くんの業務レポート /佐々木匙


暗黒騎士斉藤くんの業務レポート(カクヨム)

『夜猫ジュブナイル』に続いて、こちらもオススメされたので読みました!面白かった!!

心に負荷がかかった結果として発症するストレス性変異脳症。
その『病者(ペイシェント)』となった人は、通常ではありえない異能を持ってしまう。

辛い現実のなかで心を潰され、現代社会で生きるには厄介な異能を抱えた「病者」たち。
彼らをサポートし、時にトラブルに対応するのもまた「病者」であり、本作はそんな「病者」たちが集う「トカノ特殊業務社」の日常を描いていきます。

もうね、優しいんですよ、このお話・・・!

自身も弱さを抱えた人たちが、他人の弱さに寄り添う。
自分も苦しんでいるから、相手の苦しみが理解できる。
理解できるから、助けてあげたいと必死で手をのばす。

その姿はヒーローのように強く優しくて、その背景にある傷に切なくなって、ただただ胸がいっぱいになりました。

「暗黒騎士」の青年と、彼の「侍女」になった少女の関係性もすごく良かった。
長年連れ添った主従のような距離感で、ゼロから絆を育てていくふたり。
現実と空想を頻繁にスイッチする描写がとても可愛らしくてキュンとしたし、やっぱり切なくなって無性に泣きたくなりました。

いや〜〜〜、本当によかった。すこしふしぎ青春小説が好きな人は絶対に読むべきです。
課金したいから書籍化してほしい。『夜猫ジュブナイル』もね!

☆あらすじ☆
家出をして地方都市・瑞野を訪れた少女は、突然の危機を自称・暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと名乗る青年に救われる。彼女は成り行きでリーゼロッテと名付けられ、どう見ても普通の日本人なその青年の職場である零細便利屋・トカノ特殊業務社で働くことに。少しおかしな従業員たちと送る、日常九割、戦闘一割の物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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ぼくたちのリメイク 1〜3 /木緒なち

ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!(MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
1巻、2017年3月刊。2巻、2017年7月刊。3巻、2017年11月刊。
人生にくじけた28歳が10年前にタイムスリップ。
分岐点となった芸大入学の道を選び、そこからクリエイターの卵たちと共に創作に励む大学生の青春ものです。
芸大の個性的な授業風景が面白かったし、男女四人一つ屋根の下で創作に没頭する主人公たちの青春ぶりはとてもまぶしい。
ストレートに刺さる台詞が多くてドキッとしたりも。
そして、(1巻2巻は話に乗れない部分もあったのだけど)3巻の展開で思わず「おおっ・・・!?」と前のめり。
「共通ルート終了」という3巻のサブタイ通り、4巻からが本番なんでしょうね。
どんな形で話が進むのか楽しみです。続きも読んでいこうと思います。

☆あらすじ☆
あなたの人生〈ルート〉、作り直しませんか?
ゲーム会社勤務だった橋場恭也は夢破れて実家に帰ることになったのだが、目が覚めるとそこは10年前だった……。なぜか諦めたはずの芸術系大学に通っていて、しかも憧れだった後のクリエイターたちが同級生に!?

以下、3巻までのネタバレあり感想です。

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テスタメントシュピーゲル3 上・下 /冲方丁


テスタメントシュピーゲル3 上 (角川スニーカー文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★★
上巻2017年1月刊、下巻2017年7月刊。
最高でした・・・・・・本当に最高だった。

国際都市を舞台に繰り広げられる、機械化された少年少女の戦い。
そこで彼女たちが対峙する過去の傷と因縁。
果たして過去を乗り越え未来を掴み取ることができるのか――

素晴らしい青春小説でした。
クライム・アクションで近未来SFなんだけど、それ以上に青春小説としてパーフェクトだった。
過去の暗闇を這いずりながらも未来へ進み続ける少年少女の物語好き・・・・・・シュピーゲル大好き・・・・・・
読んで良かったです!すっごく楽しかった!

☆あらすじ☆
鬼才・冲方丁の原点にして記念碑的大河ライトノベル、ついに完結へ――。 都市を驀進する蒸気機関車とともに、6人の少女は希望への道を切り開く!!
「前へ進み続けろ!! 真っ直ぐ前へ――!!」
西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊の涼月は、敵の情報汚染への対抗ユニットを目標地点に運ぶため、機能不全に陥った都市を蒸気機関車で驀進する。そのころ、仲間2人――陽炎/夕霧もまた、のっぴきならない危機に直面していた。やがて散り散りになった仲間たちは集い、全ての事象はひとつに収束していく――。機械化された肉体を武器に闘う少女たちの物語、いよいよ最終章!!

以下、ネタバレありの感想です。

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テスタメントシュピーゲル1 /冲方丁


テスタメントシュピーゲル1 (角川スニーカー文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前シリーズの感想はこちらから

評価:★★★★★
2009年11月刊。
面白すぎる・・・・・・あまりにも面白すぎる・・・・・・
オイレンとスプライトの段階でも「おっもしろーい!ひゃっほーう!」となってたのに、嘘やんこんな面白くなるとかありえるの・・・?

本当はブログに感想を書くよりも続きを読みたい気持ちでいっぱいです。
でも1巻を読み終えたこの瞬間の絶望と感動と興奮は今しか書けないと思ったので、グッとこらえて感想を書きます。

もうね、心が血塗れなんですよ。
今までの全てが容赦なく心を握りつぶした。丁寧にすり潰されて、ぺしゃんこになった。

なのに悔しいくらい面白い。

どうしたらいい?面白すぎるんだけど、これ、まだ1巻なんですよ??
本当にどうしたらいいの・・・・・・

☆あらすじ☆
西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊(MPB)に所属する涼月、陽炎、夕霧は今日もささやかな休息を寸断され、テロリスト集団と対峙していた。機械化された肉体を武器に重犯罪者と戦う〈特甲児童〉、だがその心にはいまだに癒えぬ痛みがある。単純に見えた事件の奥に過去へと繋がる断片を見出し、独自の調査へ乗り出す少女達。事態は重大な局面へ……。
『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の衝撃的ライトノベル、新シリーズ突入第1弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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オイレンシュピーゲル(全4巻)、スプライトシュピーゲル(全4巻)/冲方丁


【合本版】オイレンシュピーゲル 全4巻 (角川スニーカー文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★★
オイレンシュピーゲル:2007年2月刊 〜 2008年5月刊。
スプライトシュピーゲル:2007年2月刊 〜 2008年4月刊。

めちゃくちゃ面白かった!
架空の国際都市を舞台に、治安維持組織に所属する少女たちの戦いを描くSFクライム・アクション。
体に障害を持つ子どもに機械の手足をつけてテロリストとの戦いに放り込むという、かなりドギツイ物語ですが、そこで描かれるドラマとアクションは濃厚の一言。
救いがたく反吐が出るような世界だけど、そこで必死に進み続ける少女の慟哭が胸を打つ。
また、現実世界と切り離せない設定・描写が多々あり、そのリアリティが物語への没入感を高めるかのよう。
あとラブコメが予想外に楽しすぎた・・・!笑

色々書きたいことは後ろに回すとして、近未来警察モノとして最高に面白いエンタメ小説でした。

ちなみに『オイレンシュピーゲル』(角川スニーカー文庫)と『スプライトシュピーゲル』(富士見ファンタジア文庫)はワンセットです。
もしもこれから読む方は1巻ずつ交互に読んでくださいね(2巻と4巻で交錯があります)

シリーズ完結作の『テスタメントシュピーゲル』も近日中に読む予定です。

☆あらすじ(オイレンシュピーゲル1巻)☆
「なんか世界とか救いてぇ――」。あらゆるテロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリスに、「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる3人の少女がいた。彼女たちはこの街の治安を守るケルベルス遊撃小隊。飼い主たる警察組織MPBからの無線通信「全頭出撃!」を合図に、最強武器を呼び込み機械の手足を自由自在に操り、獲物たる凶悪犯罪者に襲いかかる!
『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の、衝撃的ライトノベル第1弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

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86―エイティシックス― Ep.8 ガンスモーク・オン・ザ・ウォーター /安里アサト


86―エイティシックス―Ep.8 ―ガンスモーク・オン・ザ・ウォーター― (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2020年5月刊。
今回は海上戦。
意外と早く辿り着いてしまった海で、迷子のような顔するエイティシックスたちに切なくなってしまったり・・・・・・

☆あらすじ☆
そして再び、戦いは残酷に全てを奪い——アニメ化決定の人気作、新章開幕!
〈レギオン〉完全停止の可能性。
終わらぬはずの、戦争の終わり。
それは人類の悲願。明日への希望。
しかし、戦士たちは——戦いが終わった先、戦場で死ぬ定めだった「エイティシックス」は、どこへゆくのか。
〈シリン〉との出会いで、死を恐れぬことの不気味を知った彼らは、閉じていた未来への眼を、無理矢理に開かされた。
ある者は、愛する人を見つけた。
ある者は、世界を見て夢を描いた。
だが……、それが出来ぬ者は。
温かい希望の光が、彼らの鉄の意志と結束を歪め、そして。
ついに、過去最悪の犠牲を生む。
平穏を許さぬ、新章開幕のEp.8!
“辿り着いた海は、彼らに血を求めた。”

以下、ネタバレありの感想です。

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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?21 /聴猫芝居


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.21 (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年4月刊。
最終巻だと思ったら違った・・・!
ちょっと番外編っぽい感じのホワイトデー回でした。
次巻が最終巻とのこと。なんだか死刑執行が伸びた気分ですが(過言)、あとがきを読んで少しホッとしました。

☆あらすじ☆
残念で楽しい日常ほぼ=ネトゲライフ、第21弾!
ネトゲはずっと終わらないと思った? ……残念!どんなものにも終わりはきます!
ついに訪れるレジェンダリー・エイジのサービス終了を控えた、三月。二月でイベントはやり切り、残されたのはせいぜい——ホワイトデーくらい。
……ホワイトデー?
「やらかした! バレンタインにチョコレートをもらったの、忘れてた!」
今年も残念美少女・アコ、そしてネトゲ部のみんなへのプレゼントお返しツアーを敢行しながら、英騎はちょうど一年前、同じように奔走していた「この日」のことを思い出す……。
現在と過去を行き来しながら次々繰り出される、ヒロインたちのエピソード満載の特別編!
カクヨム内「電撃文庫公式アカウント」で掲載された連作短編に、文庫だけの書き下ろし&文庫未収録イラストを加えて、最終巻直前の一日をお届け。
残念で楽しい日常だいたいネトゲライフ、時を超えてこれまでとこれからをたどる、第21弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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メイデーア転生物語2 この世界に怖いものなどない救世主 /友麻碧


メイデーア転生物語 2 この世界に怖いものなどない救世主 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2020年3月刊。
魔法世界に転生し、恋した少年と引き裂かれた少女の、数奇な運命を描くファンタジー第2弾。
今回も面白かったです。魔法学園要素継続でよかったー!

☆あらすじ☆
王宮通いと魔法学校。救世主の守護者となったマキアの二重生活がはじまる
〈世界で一番悪い魔女〉の末裔マキアは、〈救世主の守護者〉となり引き離された元騎士のトールと、舞踏会で再会を果たした。ところがマキアに守護者の印が現れたことで、事態は一変。〈救世主の少女〉アイリの相談役として、王宮通いを始めることに。
トールに会えるようにはなったものの、使命の前に力不足を感じたマキアは、魔術師として成長するため魔法学校の授業に励む。だが救世主を狙う刺客は、否応なくマキアの前にも現れはじめ……。
魔法世界“メイデーア”に選ばれた者たちの物語は交差する。

以下、ネタバレありの感想です。

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七つの魔剣が支配する5 /宇野朴人


七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年2月刊。
主人公・オリバーはどんな少年なのか。
それが見えてくる第5巻でした。彼の苦しみと憎悪はどこへ落ちていくのだろうか。

☆あらすじ☆
運命の魔剣を巡る魔法バトルファンタジー、待望の第5弾!
勉強と鍛錬を重ねて己を高めつつ、時には後輩たちを相手に頼れる先達としての一面も見せ始めるナナオたち。魔法生物学でグリフォンと格闘するカティに、魔道工学にのめり込むピート。ガイは迷宮で『生還者(サバイバー)』から教えを受けていた。
一方で、次の仇討ちの標的をエンリコに定めたオリバーは同志たちと共に戦いの段取りを詰めていく。しかし、迷宮に消えたピートとエンリコを追いかけ、エンリコの研究所にたどり着いたオリバーとナナオは、そこでエンリコの魔道工学の脅威と、『魔法使い』と『異端(グノーシス)』の対立の一端を垣間見ることになり──。
宿敵の一人に必殺を期すオリバーたち。彼らが戦場に選んだ場所とは——。

以下、ネタバレありの感想です。

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