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わたしの幸せな結婚3 /顎木あくみ


わたしの幸せな結婚 三 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2020年2月刊。
嫁姑戦争(?)勃発の第3巻。
異能バトル要素のある和風ファンタジーとしても色々と動きがありました。
鬼引きだから早く続きください!

☆あらすじ☆
旦那さまのご両親に、はじめてのご挨拶。
清霞を信じると決めて、少しだけ強くなった美世。清霞の父から誘われて彼の両親が暮らす別荘を訪ねる。けれど義母となる芙由は、激しく美世を拒絶する。心配する清霞に、美世は一人で頑張りたいと伝えるけれど——?

以下、ネタバレありの感想です。

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骸骨王と恋するいばら姫 引きこもりの私に暗殺命令が出ました! /梨沙


骸骨王と恋するいばら姫 引きこもりの私に暗殺命令が出ました! (一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年1月刊。
面白かった〜!
「美女と野獣」ならぬ「美女と骸骨」といったシチュエーションから始まるラブファンタジー。
冬に覆われつつある世界。
その脅威を退けるために、生贄になる覚悟で「死の王」のもとを訪ねたのは「呪われた姫」。
骸骨の姿をした恐ろしくも優しい王との出会いによって、主人公は世界を一変させた百年前の真実に迫っていくことになるのです。
御伽噺そのものの雰囲気で綴られる、良いファンタジーでした。
骸骨王とヒロインのずれた掛け合いと、芽吹き育っていく純愛がすごく素敵だった。大満足です。

☆あらすじ☆
百年をかけ一つの国を滅ぼした死の王。芽吹きの国の塔の姫イベリスは、その進行を止めるため雪に閉ざされた冬の王国を訪れた。しかし、早々に侍女とはぐれて遭難し、骸骨姿の化け物に拾われてしまう。生け贄として彼に美味しく食べてもらおうとするけれど…。「私を召し上がってください。食べ頃です!」「さっさと出ていけ」骸骨王と奇妙な共同生活をはじめたイベリスは、やがて「冬の王国」の閉ざされた過去へと迷い込んで…? 呪い持ちの引きこもり姫と骸骨王のラブファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

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勇者の君ともう一度ここから。 /みかみてれん


勇者の君ともう一度ここから。 (LINE文庫エッジ)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2019年9月刊。
一度は諦め、逃げ出してしまった、最愛の少女との未来。
後悔の涙に濡れる日々は突然終わりを迎え、主人公はやり直しのチャンスを得ることになります。
これは勇者が世界を救った、「その後」のお話。
そして、救われなかった勇者を救うために立ち上がった男の物語です。
甘くてほろ苦くて美しい純愛ファンタジーでした。もうねぇ、こういうの大好き!

☆あらすじ☆
勇者セラフィルナは、己の命と引き換えに狂神を討ち倒し、世界を救った。
一方、かつて勇者と共に旅をしていた隻腕の青年ジャンは、片田舎にて後悔の日々を過ごしていた。剣神と呼ばれながら、彼は逃げ出したのだ。──たかが腕を切り落とされた程度で。
そんなジャンの下へ現れた王都からの使者が告げる。
「勇者はまだ生きている。世界と彼女を救いたければ私たちと共に来てほしい」
「……どうして俺なんだ?」
「キミに伝えたいことがあるようだった。もし会わないというのならば、聞くべきではない。恐らく、その言葉を永遠に背負うことになるだろうから」
亡くした腕の代わりに魔神器『ヴルムの真腕』を与えられ、救われなかった少女のために、ジャンは再び立ち上がる。
今度は逃げたりしない。最後まで彼女のそばにいるのだと。
狂神の呪いを浴び、心を失った少女の傍らに、腕を失った男が寄り添う。
未来は優しく、果てなく、幸せになれるのだと信じて。
──勇者の君ともう一度ここから。
今、最高の感動ファンタジーが幕を開ける!!

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廃墟の片隅で春の詩を歌え 愚かなるドードー /仲村つばき


【電子オリジナル】廃墟の片隅で春の詩を歌え 愚かなるドードー (集英社コバルト文庫)【Kindle】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2019年10月刊。
面白かった!
とても読み応えのある良質なヒストリカル・ロマンでした。
革命により幽閉され、王政復古と共に再び公の場に引きずり出された悲劇の王女。
幼少期を孤独に過ごし、自我を押しつぶされ、愚鈍で無関心な存在に成り果てた少女。
安寧とは程遠い母国の現状を前に、「何もするな」と言われた彼女は何を思うのか。
姉たちの思惑に巻き込まれる末姫の波乱の運命を描いた物語です。
哀しくも美しく描かれる主人公の変化に注目してほしい。
まだまだ物語は始まったばかりです。
シリーズ化前提の様子。続きも楽しみです!

☆あらすじ☆
幽閉された亡国の王女・アデールにもたらされる、数奇な運命!
革命により王政が倒れた国、イルバス。国王夫妻と王子らは処刑され、生き残った三人の王女たちもそれぞれ幽閉されていた。末王女のアデールは、特に過酷な辺境の地・リルベクに立つ「廃墟の塔」に閉じ込められ、希望のない日々を送っている。だがある日、謎の青年エタンが廃墟の塔に姿を現した。他国に亡命した姉王女・ジルダの命を受けここに来た、というエタン。亡国の王女を待ちうける未来とは? 凍り付いたアデールの運命が、音を立て動き出す――!

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招かれざる小夜啼鳥は死を呼ぶ花嫁 ガーランド王国秘話/久賀理世

招かれざる小夜啼鳥は死を呼ぶ花嫁 ガーランド王国秘話 (コバルト文庫)
招かれざる小夜啼鳥は死を呼ぶ花嫁 ガーランド王国秘話 (コバルト文庫)

評価:★★★★☆
2018年8月刊。
とても面白かった!
「英国マザーグース物語」の久賀理世さんの新作は、中世西洋風世界を舞台にした宮廷ミステリー。
不穏なジンクスを背負う〈小夜啼鳥〉の王女が宮廷に舞い戻ったことから始まる、陰湿で謎めいた事件の真相を解き明かす物語です。

宮廷で今、何が起こっているのか。誰がどんな思惑をもって動いているのか。
そして、諦めることに慣れ、望むことに慣れない王女の恋の行方はどうなるのか。

推理小説としても、淡い想いが花開いていく姿を描いた恋愛小説としても良作だと思います。
1冊で綺麗に話がまとまっていて、とても満足できる少女小説でした。続編希望!

☆あらすじ☆
先王の遺児として、寂れた古城で、穏やかな幽閉生活を送っていたエレアノール。だがある時、第二王子ダリウスの妃候補として、急遽、王宮に召されることになる。昨今、王家との縁戚関係を望む宮廷貴族たちの争いが激化しており、その動きを牽制するため、彼女に白羽の矢がたったのだ。十年ぶりに帰還することになったエレアノールに宮廷中の注目が集まる中、事件が―。華麗な陰謀劇の幕が開く!

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BLANCA エディルフォーレの花嫁

『BLANCA エディルフォーレの花嫁』(スイ著/一迅社文庫アイリス)★★★★☆

BLANCA エディルフォーレの花嫁 (一迅社文庫アイリス)
BLANCA エディルフォーレの花嫁 (一迅社文庫アイリス)

WEB小説の書籍化です。WEB版未読。
とても良かった!優しくて少しだけ切ない純愛小説。
ひとりの奴隷の少女の成長と恋を描く物語です。ブランカとリユンのあたたかい関係がとても好みでした。

☆あらすじ☆
名前すら持たない奴隷の少女は、牢獄に囚われた青年軍人と出会う。彼の手で、光のあたる優しい世界へと連れ出された少女は、名前と、言葉と、愛情を与えられて、強く美しく成長していく。しかし、彼に抱く想いを恋だと知った時、彼女には大きな選択が待ちうけていた―。せつなさと優しさあふれる、彼女と彼の8年を綴るラブファンタジー。

以下、ネタバレありの感想です。

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