マリエル・クララックの祝祭 (アイリスNEO) 【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
シリーズ第1巻の感想はこちらから
評価:★★★★
2022年1月刊。
諜報活動を得意とする作家嫁と、彼女に振り回される堅物軍人夫の二人が様々な事件に遭遇していくシリーズ第9弾。
おお、次で二桁に突入なんですね!長続きしてめでたい!
変わらないのが魅力のマリエルも少しずつ成長しているし、物語の中でも時の流れを感じることが楽しい。
それはさておき不穏な展開がじわりと進んでいる感じ。続きに期待が高まります。
☆あらすじ☆
伯爵家嫡男のシメオンと格差結婚し、愛し愛される日々を過ごすマリエル。「旦那様は最高の萌えだけど、彼の甘さにとろけていないで、たくさん役立つ頼もしい妻になります!」そう気合を入れ直していたある日、要人を集めた茶会に参加したマリエルはオルタ国の王子グラシウス公と再会する。自由のない彼に、祝祭を楽しんでもらおうとあることを計画するのだけどーー!? 大人気シリーズ第九弾、オール書き下ろしで登場! ※電子版はショートストーリー付。
以下、ネタバレありの感想です。