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引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番4 /山田桐子


引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番: 4(一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2021年3月刊。
聖獣の言葉がわかる少女と色気垂れ流し騎士団長のお仕事ラブコメ第4弾。
両思いになったからかな?サイラスの色気が更にアップして年齢制限が死にそうです。健全のギリギリを攻める男だ…!笑

☆あらすじ☆
「君が望まぬ者の手は、必ず払いのけてみせよう」
聖獣のお世話をする「聖獣番」として働いている伯爵令嬢ミュリエル。元引きこもりの彼女は、色気ダダ漏れなサイラス団長と想いを交わし相思相愛に! とはいえ急に態度は変えられず、むしろギクシャクしていたある日。弟のリュカエルが不審な手紙を持ってきて――。サイラス団長との恋に混乱中なのに、見知らぬ人からの求婚なんてどうしたらいいの? それに、巻き込まれた弟と聖獣の仲にハラハラして落ち着きません! 引きこもり令嬢と聖獣騎士団長の聖獣ラブコメディ第4弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び /佐々木匙


銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び (角川文庫)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★☆
2021年8月刊。
優しさが心に染み渡る感じがすると、佐々木匙さんの文章を読むたびに思います。
大正時代の東京を舞台に、不思議な雑貨店で働くことになった少女が、さまざまな縁が呼ぶ騒動に巻き込まれていくファンタジー。
縁を望む人々は様々な想いを抱えていて、それに親身に接しながら自らの心を見つめていく主人公の成長が素敵でした。きつめの性格だけど優しい子なんだよなぁ。とあるトラブルメーカーに対する彼女のスタンスがすごく好きでした。
口数少ない神様との関係の変化もよかった。じわじわゆっくりと距離が近づいていく感じ。こういうの好きだ。

☆あらすじ☆
訳あり少女と孤独な神様が紡ぐ、切なくも温かい「恋」と「縁」の物語。
時は大正。わけあって東京に逃げるように出てきた18歳の弓子(ゆみこ)は、自立した女性に憧れて張り切って仕事を探すも、門前払い続き。
そんな折、銀座の裏路地の小さな欧風雑貨店の求人を見つける。
ガラス小物などが所狭しと詰め込まれた、宝石箱のようなその店――琥珀屋雑貨店は、美しいが傲岸な店員・間 靖之(はざま・やすゆき)と、彼にかしずく店主の秋成伊三郎(あきなり・いさぶろう)という妙な男性2人が営んでいた。
商品に“縁結び”の力が宿るという不思議なこの店で働く中で、弓子は「縁」をめぐる不思議な事件に出会い、大切な想いを知っていくことに……。
孤独な神様と訳あり少女。一生ものの、運命の恋と縁の物語。
切なくも温かい、大正お仕事ファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

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声を聞かせて3 精霊使いサリと魔法使いラルフの帰還 +番外編(小説ウィングス2021年春号掲載)/川上朔


声を聞かせて(3)精霊使いサリと魔法使いラルフの帰還 (ウィングス・ノヴェル)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★★
2021年2月刊。
精霊の声を聞く女と魔法使いの男のバディが、入れ替えられた能力を取り戻し、人に怯える少女の心を救うため奮闘するファンタジー最終巻。
とても素晴らしかった…!
『声を聞かせて』というタイトルに込められた思いが、この物語の随所で優しく響いて胸がいっぱいになりました。

傷だらけの孤独な心を抱え込む相棒へ、その寂しさに気づいた男が不器用に歩み寄る姿が良かった。
偏った世界しか知らず落ち込む相棒へ、その気高さを知る女が尊厳を伝えようとする姿が良かった。

最初はあれだけ険悪だったのになぁ。こんなに最高のバディになるとは。
二人で協力して少女を守るなかで、互いの欠けた部分を埋め合い、新たな関係性を築いていくサリとラルフの姿は本当に美しかった。
人の心に触れる難しさと優しさが詰まったファンタジーでした。

それとこれは重要情報なのですが、『声を聞かせて』を単行本で読んだ方、あるいはこれから読む予定の方は、小説ウィングス2021年春号(No.111)も一緒に買ってください(公式サイトに飛びます)。公式通販なら手に入ると思うので。絶対に読むべき番外編が掲載されているから絶対に読んでください…!

☆あらすじ☆
追い詰められたエトの願いを叶え、白銀は四人だけの世界を作り上げた。世界を守る霧の壁にはいかなる力も及ばず、壊すことも進入することもできない。サリとラルフの記憶も操作され、偽りの平穏な生活が続いた。だが“化け物”への憎悪を募らせる村人たちが壁の外に火を放ち、サリはその優しい夢から醒める。そしてエトが再び白銀に救いを求めた時、白銀はすべての火を消すものの、人々の魂を手当たり次第に喰い始めてしまう。暴走する白銀を止めて皆を救うために、サリが呼んだのは……?

以下、ネタバレありの感想です。

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千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二人でつくる幸せのシュガートースト /山本風碧


千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二人でつくる幸せのシュガートースト (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年9月刊。
面白かった!
疲れ果てた社会人と謎の美青年と謎のしゃべる猫。
主人公の祖母の店で出会った三者がカフェ経営に乗り出す物語です。
夏目漱石をテーマにした喫茶店ものですが、これはもう表紙にドアップで映る猫のキャラクター勝ちでしょう。
この黒猫が素晴らしく可愛かったです。
ごはんは美味しそうだし、恋愛要素もジレ甘で良し。ところで薄幸美青年はお好きですか?こちらの彼はとても美味しいですよ!
ストーリー的にも緩急ほどよく楽しい1冊でした。

☆あらすじ☆
猫に転生した文豪・漱石がカフェ指南!? ほっこり美味しい人情物語!
社畜生活に疲れ果て、会社を休職中の亜紀。そんな彼女の元に祖母が倒れたとの一報が入る。急ぎ見舞うと、祖母から「店を守ってくれ」と頼まれてしまう。ひとまず千駄木にある店の様子を見に行くことに。すると店の前に見知らぬ美男子が行き倒れていた! その上「何も食べていにゃいから食事を二人分作ってくれ」とお願いされ……いや、お願いしてきたのは、男の側から現れた、立派な口髭を蓄えた黒猫で!?
文豪が愛したごはんを通し、悩みを抱えた人々の心を癒やしていく、ほっこりおいしい人情物語!

以下、ネタバレありの感想です。

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椅子職人ヴィクトール&杏の怪奇録3 終末少女たち、または恋愛心中論 /糸森環


椅子職人ヴィクトール&杏の怪奇録(3)終末少女たち、または恋愛心中論 (ウィングス・ノヴェル)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2020年10月刊。
アンティーク椅子工房のオーナーとバイト女子高生が遭遇する謎と恐怖を描くオカルトミステリー第3弾。
相変わらず怖いです。怖いんですよ・・・!もう!!!泣
心霊現象の渦中にあって、椅子談義で現実逃避するヴィク杏コンビが可愛いのも平常運転。
今回も緩急と飴鞭の使い方が最高にキマっていました。

ところで3巻サブタイ、語感の妖しさがとても良いですね・・・(うっとり)

☆あらすじ☆
霊感体質の女子高生・杏は、バイト先の椅子工房「TSUKURA」のオーナーであるヴィクトールとはるばる北海道白糠町を訪れた。望月晶の願いどおり彼を見つけた後、二人は当地のホテル三日月館に宿泊。例のアレも出るそのホテルで、杏はゴスロリ衣装に身を包む二人の少女と出会う。心中願望を抱く少女たちに、杏は『毒薬』ーー小瓶入りのピンクの粉末を預けられるが……? ついに杏がヴィクトールへの恋を自覚したり(他の工房に)浮気したり、ふんわりオカルティック・ラブ第三幕!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

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生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 3 /のの原兎太


生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 03【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2018年4月刊。
うわああ・・・・・・えー・・・・・・?
そうくるかぁ。。。

☆あらすじ☆
「私は戦えないからーーだから、ポーションを作るよ」
『迷宮討伐軍』の迷宮攻略は、ポーションによって劇的に前進した。
『迷宮都市』に広められた知識は、街の薬師の在り方を変えていった。
錬金術師・マリエラの存在が街に影響を与え始めた頃、彼女を取り巻く人々の想いにも、少しずつ変化が訪れていた。
Aランク冒険者を目指し、さらなる力を求め始めるジークムント。
マリエラに対する愛情に気付き、決意を新たにするリンクス。
そんな二人の気持ちをよそに、うっかり食べ過ぎてしまうマリエラ。
ーー陽だまりでまどろむような日々。それが、いつまでも続くはずだった。

以下、ネタバレありの感想です。

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【WEB小説感想】暗黒騎士斉藤くんの業務レポート /佐々木匙


暗黒騎士斉藤くんの業務レポート(カクヨム)

『夜猫ジュブナイル』に続いて、こちらもオススメされたので読みました!面白かった!!

心に負荷がかかった結果として発症するストレス性変異脳症。
その『病者(ペイシェント)』となった人は、通常ではありえない異能を持ってしまう。

辛い現実のなかで心を潰され、現代社会で生きるには厄介な異能を抱えた「病者」たち。
彼らをサポートし、時にトラブルに対応するのもまた「病者」であり、本作はそんな「病者」たちが集う「トカノ特殊業務社」の日常を描いていきます。

もうね、優しいんですよ、このお話・・・!

自身も弱さを抱えた人たちが、他人の弱さに寄り添う。
自分も苦しんでいるから、相手の苦しみが理解できる。
理解できるから、助けてあげたいと必死で手をのばす。

その姿はヒーローのように強く優しくて、その背景にある傷に切なくなって、ただただ胸がいっぱいになりました。

「暗黒騎士」の青年と、彼の「侍女」になった少女の関係性もすごく良かった。
長年連れ添った主従のような距離感で、ゼロから絆を育てていくふたり。
現実と空想を頻繁にスイッチする描写がとても可愛らしくてキュンとしたし、やっぱり切なくなって無性に泣きたくなりました。

いや〜〜〜、本当によかった。すこしふしぎ青春小説が好きな人は絶対に読むべきです。
課金したいから書籍化してほしい。『夜猫ジュブナイル』もね!

☆あらすじ☆
家出をして地方都市・瑞野を訪れた少女は、突然の危機を自称・暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと名乗る青年に救われる。彼女は成り行きでリーゼロッテと名付けられ、どう見ても普通の日本人なその青年の職場である零細便利屋・トカノ特殊業務社で働くことに。少しおかしな従業員たちと送る、日常九割、戦闘一割の物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 1・2 /のの原兎太


生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 01【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
1巻 2017年9月刊、2巻 2017年12月刊。

200年後の世界で目覚めた錬金術師が、錬金術師が存在しない街で「薬屋」として静かに暮らしていく物語。
回復アイテムを必要とする迷宮攻略、回復アイテムが貴重な環境、そして回復アイテムを量産できる主人公。
3つの要素が様々な形で絡みつつ、のんびりとした日常が描かれていく物語です。

細部の設定に凄まじいこだわりを感じる作品でした。
本筋はスローペースだけど設定資料集とかファンタジー事典を読んでるようなワクワク感があります(ただ設定を語りすぎに感じる部分もある)
あとダンジョンの描写がとても良い。アイテム屋を中心に描かれるダンジョン攻略パートすごく楽しいです。

のほほんとした主人公と、彼女を護衛する奴隷の青年の関係性も好き。
信仰みたいな恋情と命がけの打算による執着心という、なんとも言えない生々しさよ・・・・・・

全6巻で完結済みのシリーズで残りも買ってあります。続きを読むのが楽しみです。

☆あらすじ☆
200年後の世界で、自分らしく生きていく。
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。
錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、
ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。
――そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。
都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。
それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。
ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!

以下、2巻までのネタバレあり感想です。

続きを読む 生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 1・2 /のの原兎太

こちら黒宮警備、オカルト対策班 /八巻にのは


こちら黒宮警備、オカルト対策班 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年6月刊。
オカルト専門の警備員が様々な幽霊案件に挑むお仕事もの。
お金に困っている女子大生が、高待遇な仕事内容に釣られ、無愛想な上司とともに幽霊を浄化していく物語です。
おばけに悲鳴をあげつつも、バイトで培った多種多様なスキルを発揮する主人公の活躍ぶりが良かった。
あと、ホラー×ラブコメ×お仕事FTということで、前作の『こちらは、国内ワケアリ旅行代理店です。』が好きだったので新作も読んだのだけど、前作読者へのファンサービスもありました。嬉しい。
・・・・・・前作はもう続きが出ないのでしょうか?
それなら絶対にこちらの新作はシリーズ化してほしい!!

☆あらすじ☆
【御曹司だけど無感情な上司とともに、あなたを悪霊から守ります!?】
有望な柔道選手だったが、不幸が重なり引退した凛子(りんこ)。堅実な道が一番だ!と、就活とバイトの日々を送っていた。おかげで色々な職業知識は豊かになったけれど、やっぱり優良企業に就職したい!!
そんなとき無表情な御曹司・七々瀬(ななせ)と出会い、警備会社にスカウトされる。幸運と思いきや、配属先は悪霊対策をこなす班だった!
凛子は怯えながらも、持ち前の機転と柔道技で悪霊の成仏に一役買う。さらに、七々瀬が感情を失ってさえ悪霊浄化に打ち込む事情を知り――。過去の自分に重なる彼のため、凛子は現場で奮闘する。

以下、ネタバレありの感想です。

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宮廷のまじない師 白妃、後宮の闇夜に舞う /顎木あくみ


宮廷のまじない師 白妃、後宮の闇夜に舞う (ポプラ文庫ピュアフル)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2020年5月刊。
『わたしの幸せな結婚』の顎木あくみさんの新作中華後宮ファンタジー。

後宮で起こる怪異現象を解決するため、平民のまじない師の少女が「偽りの妃」として悪戦苦闘する物語です。
劣等感を抱えた主人公と、自信満々な皇帝陛下の掛け合いが良かった。
正反対に見えて通じ合う部分を持つカップルは好きです。

この大変な時期に発売されたにも関わらず、速攻で重版を決めたようだし、これはシリーズ化するんじゃないか?
身分差のある二人の関係の行方が気になるので続きが楽しみです。

☆あらすじ☆
白髪と赤い瞳の外見から鬼子と蔑まれてきた、まじない師・珠華。 皇帝陛下からの依頼を受け、偽りの妃として後宮へ――。 彼自身にかけられた呪いと、宮廷で起きた怪異事件の謎を解くために、愛憎渦巻く闇へと足を踏み入れる……!

以下、ネタバレありの感想です。

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