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プシュケの涙

『プシュケの涙』(柴村仁著/メディアワークス文庫)★★★★☆

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

メディアワークス文庫で何か面白いのないかなぁーと思いつつ、ネットで名前をみたことがあったこちらを購入。
実家に同文庫のビブリアが全巻あるのですが、そちらはなぜか積みっぱなしという。ドラマで観ちゃったからなんだか満足しちゃったんだよね。
文体があまりにも軽く、いかにもライトノベルという感じだったのですが、ストーリーと構成が秀逸でした。
思わず母に薦めてみたけど、受け入れられるかどうかは微妙なところ(ビブリアは面白かったらしいけど・・・)

☆あらすじ☆
「こうして言葉にしてみると……すごく陳腐だ。笑っていいよ」
「笑わないよ。笑っていいことじゃないだろう」
あなたがそう言ってくれたから、私はここにいる――あなたのそばは、呼吸がしやすい。ここにいれば、私は安らかだった。だから私は、あなたのために絵を描こう。
夏休み、一人の少女が校舎の四階から飛び降り自殺した。そのわけを探る二人の少年。一人は、全てがうまくいかず鬱々としてる受験生。もう一人は、何を考えているかよく分からない“変人”。そんな二人が導き出した真実は……。

以下、ネタバレありの感想です。

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海の底

『海の底』(有川浩著/角川文庫)★★★★☆

海の底 (角川文庫)
海の底 (角川文庫)

「図書館戦争」で有名になった有川浩さんの自衛隊三部作の3作目。海上自衛隊の隊員が出てくるお話です。
自衛隊三部作は、以前第1作(にしてデビュー作)の「塩の街」を読んで面白かったので早く残り2作も読もうと思っていたものです。3作ともストーリーも世界観も何もつながっておらず、どこから読んでもOKということだったので、2作目「空の中」をすっ飛ばして「海の底」から読んでみました(理由は手に取った順)。

☆あらすじ☆
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧騒は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている」!自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく――ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント!!

以下、ネタバレありの感想です。

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