『空の中』(有川浩著/角川文庫)★★★★★
自衛隊三部作の2作目。「塩の街」「海の底」に引き続き、読んでみました。今回は航空自衛隊が絡むお話。
「塩の街」はライトノベルSF、「海の底」は特撮もの(私的見解です)。では、今度の話はどんなのかなぁとワクワクしながら読んでみたら、なんと『E.T.』でした(?)。
☆あらすじ☆
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは――すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタイテインメント!!
以下、ネタバレありの感想です。