妖精国の恋人3 恋せよレディ!もふもふの城は大騒ぎ

『妖精国の恋人 恋せよレディ!もふもふの城は大騒ぎ』(山本瑤著/コバルト文庫)★★★★☆

恋せよレディ! もふもふの城は大騒ぎ 妖精国の恋人 (コバルト文庫 や 6-42)
恋せよレディ! もふもふの城は大騒ぎ 妖精国の恋人 (コバルト文庫 や 6-42)

もうほんと可愛いなこのシリーズ!
今回はエリスの祖母である女王からの使者にレディとして認められなきゃいけない一方で、妖精王のちょっかいにも対応しなきゃいけないという慌ただしいお話でした。少しとっちらかってる印象もなきにしもあらずなのですが、そんなことどうでもいいくらいエリスとケイトリンが可愛くてたまらなかったです。

☆あらすじ☆
妖精の棲むネイヴァロンでロウランド王国の王子・エリスとケンカしつつも甘い新婚生活を送るケイトリンは、妖精リャナンシーの血をひく自由すぎる女の子!
エリスが愛しすぎるあまり、愛に貪欲なリャナンシーのチカラが目覚めてしまい!?
二人の仲を裂こうとする厄介なお客様が現れるわ、妖精王が罠を仕掛けるわ・・・二人の仲は一体どうなっちゃうの!?
ときめきのもふもふファンタジー!!

あらすじ、なんか色々違う気がするんですが・・・・・・
以下、ネタバレありの感想です。

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キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚

『キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚』(松田志乃ぶ著/コバルト文庫)★★★☆☆

キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚 (コバルト文庫 ま 10-26)
キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚 (コバルト文庫 ま 10-26)

「悪魔のような花婿」の松田志乃ぶさんの新作。
異母姉から逃げるために各国を流れてきた王女が、互いの利害の一致から王様の求婚を受け入れるお話なのですが、割とミステリー風味かな。
ヒーローもヒロインも知的キャラという珍しい組み合わせ。ちょろすぎず、じれすぎないふたりの関係の深め方がとても良かったです。シリーズ化してほしいなぁ。

☆あらすじ☆
ヴァージニアは第二王女だ。しかし、母親違いの姉に目の敵にされ、姉のさしむける暗殺者の追跡を逃れながら、数々の国を渡り歩いてきた彼女についた愛称は漂流王女!
数年前、ようやく田舎町に落ち着いたが、そこへ突然、青年王カルロス三世がやってくる。目的は、求婚!!お互いの抱える事情を理解し合ったふたりは、友情結婚を謳歌することにしたのだが・・・・・・!?

以下、ネタバレありの感想です。

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吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる1

『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる1』(野村美月著/ファミ通文庫)★★★★★

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)

少なくとも1巻は吸血鬼モノというよりも演劇モノですね。
吸血鬼になったものの普通の高校生として過ごしていた主人公が、ひょんなことから演劇部のお芝居に出演することになってしまう、というお話。
青春小説としてとても面白かったです。本当に素晴らしかった!
吸血鬼となってしまったことへ苦悩や、吸血鬼が吸血鬼を演じるということへの葛藤など、主人公の心の動きがとても丁寧に描かれていた印象。
そして彼を支える先輩との関係がとても魅力的でした。ふたりの関係を劇中劇に落とし込んで昇華させたところも良かったですし。
まだまだ序章ではあるはずなのにこの素晴らしさ。とても先の展開が楽しみな作品でした。

☆あらすじ☆
バスケの強豪校で練習に打ち込んでいた詩也。けれどある日、彼は人ではないものになってしまった…。人を遥かに超える身体能力を得たため、バスケも続けられず転校したその先で、詩也はマリア様を思わせる綺麗な先輩に出会い、告げられる。
「わたしと、おつきあいしてください」
―つれていかれた先は演劇部。そこで詩也は、何と先輩のパートナーとしてドラキュラを演じることになってしまい…!?
ドラマティック青春ノベル、ここに開幕!!

以下、ネタバレありの感想です。

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封鬼花伝3 春に恋う咲きそめの乙女

『封鬼花伝 春に恋う咲きそめの乙女』(三川みり著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女 (角川ビーンズ文庫)
封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女 (角川ビーンズ文庫)

鬼の片腕問題解決編です。
刀火と千樹の関係も動きました。動いたんだけど、そこで止まっちゃうの!?ってところで固定されてしまいました。残念。
ただ私は、色気担当の刀火よりも弟王子のほうがだんだん好きになってきました。

☆あらすじ☆
「おまえは、仮妻にしない」
一之御子・刀火のため、成る絵を操る絵師となる決心をした千樹だが、それも束の間、彼から宮入の儀を無期延期にすると言われ、曉宮を追い出されてしまう。刀火の真意がわからず苦しむ千樹だったが、そこへ「わたしと浮気をして頂きたい」と二之御子・綾峰が迎えにきて!?一方、刀火に異変を生じさせた原因が「鬼の成る絵」だったことが判明し、千樹が犯人として疑われてしまい!?
緊迫の第3弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

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鳳龍彩華伝2 寿ぎの姫と西に咲く花

『鳳龍彩華伝 寿ぎの姫と西に咲く花』(九月文著/一迅社文庫アイリス)★★☆☆☆

鳳龍彩華伝 寿ぎの姫と西に咲く花 (一迅社文庫アイリス)
鳳龍彩華伝 寿ぎの姫と西に咲く花 (一迅社文庫アイリス)

うーん。。
今回もヒーローの影は薄かったです。糖度は上がってるんですけど、なんだか印象に残らない不思議。

☆あらすじ☆
皇帝の側近で策士な幼なじみ・流星と気持ちを通じ合わせ、名実ともに彼と婚約者になった刺繍好きの貴族の姫ユァン。彼女はみずから刺繍した寿ぎの品を手に、流星とともに西国王妃の出産祝いに赴くことに。しかしそれは、“彩師”の力を求める王妃ルィンの策略だった!ユァンは、命を狙われている王妃の身代わりを務めることになって―!?
絡みあう想いをつなぐ、大人気中華ラブファンタジー、ラブ増量の第2弾。

以下、ネタバレありの感想です。

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棺姫のチャイカ4

『棺姫のチャイカⅣ』(榊一郎著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆

棺姫のチャイカIV: 4 (富士見ファンタジア文庫)
棺姫のチャイカIV: 4 (富士見ファンタジア文庫)

本題に入っていったのかな?
ここまで幾度となく触れられてきた何人もの「チャイカ」の1人と接触する回でした。紅チャイカも可愛いけど、やっぱり私は白チャイカが好きです。アホ可愛い。

☆あらすじ☆
「本物―私!偽物―白い方!!」
突如あらわれた真紅の少女は、そう言い放った。艶やかな銀髪と円らな紫の瞳を持ち、自分も“チャイカ”だと名乗る少女―チャイカ・ボフダーン。紅の彼女は、亡き『禁断皇帝』の遺体を探す『棺担ぐ姫君』チャイカ・トラバントと乱破師のトールたち一行に、蛇咬剣を振るい襲い掛かってくる。
「父様の遺体。完全回収。そして―父様殺した奴等、皆殺し」
紅のチャイカは自らの目的を告げ、トールたちの持つ『遺体』を力ずくで奪い取ろうとするのだが…。
紅と白の“チャイカ”。宿命の二人がいま、巡り会う―。

以下、ネタバレありの感想です。

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大英雄が無職で何が悪い1 Soul Collector

『大英雄が無職で何が悪い01 Soul Collector』(十文字青著/オーバーラップ文庫)★★★★☆

大英雄が無職で何が悪い 01 Soul Collector (オーバーラップ文庫)
大英雄が無職で何が悪い 01 Soul Collector (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2014年5月刊。
「灰と幻想のグリムガル」と同じ世界観、同じ時間軸の別主人公のお話です。小説家になろうに掲載されているそうですが、そちらは未読。
十文字青作品とは思えないほどかなりのポジティブシンキング主人公でした。
「グリムガル」を読んでいなくても内容は分かる独立した作品ですが、「グリムガル」を読んでいたほうがこちらの主人公パーティーがどれだけ無茶をやっているのか分かって楽しいかと思います。キサラギの行動はハルヒロたちと比べるとあまりにも突飛すぎて呆気にとられるのですが、それがまたやけに格好良かったりします。そしてハーレム。ハルヒロ・・・・・・w
「グリムガル」と併せておすすめしたいファンタジー作品でした。

☆あらすじ☆
「俺は大英雄キサラギだ。」
“目覚めよ。”と言われて目覚めると、そこは見知らぬ世界だった。「まるでゲームのような世界」グリムガルで生き抜くために、俺たちは戦うしかない……が、与えられた道なんてごめんだね。俺は俺の道を行く。神官のイチカ、魔法使いのモモヒナを従え、手始めにオークをぶっ殺しに行った俺は、死にかけた冒険者から魔剣「ソウルコレクター」を託される。これさえあれば、職業なんて関係ない。「無職」のまま、本当に英雄になってやる。
十文字青が贈る、新たな英雄譚がいま幕を開ける!

以下、ネタバレありの感想です。

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know

『know』(野崎まど著/ハヤカワ文庫JA)★★★★★

know
know

もしどんなことでもすぐに「知る」ことができる世界になったなら、人は何を知りたいと思うのでしょうか。
初心者でも入り込めやすい世界観のSFですが、その根底にある哲学に読み終わってからもぼんやりと考え込んでしまいました。素晴らしい作品だと思います。最後の一文を読んで、大きく息を吐き出してしまうような読後感。最高です。

☆あらすじ☆
超情報化対策として、人造の脳葉“電子葉”の移植が義務化された2081年の日本・京都。
情報庁で働く官僚の御野・連レルは、情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方不明の研究者、道終・常イチが残した暗号を発見する。その“啓示”に誘われた先で待っていたのは、ひとりの少女だった。道終の真意もわからぬまま、御野は「すべてを知る」ため彼女と行動をともにする。
それは、世界が変わる4日間の始まりだった―

以下、ネタバレありの感想です。

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妖精国の恋人2 黒ウサギの王子様とお茶会を

『妖精国の恋人 黒ウサギの王子様とお茶会を』(山本瑤著/コバルト文庫)★★★★☆

妖精国の恋人 黒ウサギの王子様とお茶会を (コバルト文庫)
妖精国の恋人 黒ウサギの王子様とお茶会を (コバルト文庫)

2か月連続刊行の後編。
妖精王問題は解決した・・・のかな?
ウサギ王子なエリスがツンデレ可愛かったです。彼の絶妙なツンデレ具合がツボにはまってしまいましたw
それをのほほんと受け流すケイトリンもまた面白くて可愛かったです。
6月に3作目も出るそうですが、長く続くシリーズになってほしいな。

☆あらすじ☆
ロウランド王国の王子エリスから「契約結婚しよう」という奇妙なプロポーズを受け、妖精の棲むネイヴァロンに期間限定で嫁いだケイトリン。人々が獣の姿に変えられてしまう呪いを解くため奮闘するのだが、エリスは黒いウサギになってしまって。妖精王の怒りはどうやったら解けるの!?そして「契約」だったはずの二人の関係にもいつしか変化が!?
ときめきのもふもふファンタジー第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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少女小説・ライトノベル率高めの読書感想ブログ