魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉7

『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉7』(川口士著/MF文庫J)★★★★☆

魔弾の王と戦姫 7 (MF文庫J)
魔弾の王と戦姫 7 (MF文庫J)

アスヴァール内乱の続きから始まる第7巻。
怪物一派はどんどん攻めてきていますね。そしてかなり良いところで終わってしまいました。彼女に死亡フラグがたっているのはどうにかしてほしい( ;∀;)

☆あらすじ☆
海賊団を率いて城砦に攻めよせるエリオット王子。それを迎え撃つティグルは、オルガやマトヴェイ、タラードの協力を得ながら巧みな攻防を展開し、ついに囚われのソフィーを救出する。黒弓の力に驚くタラードたちの追及をなんとか躱し、ジスタートに戻る船路につくのだったが、そこに生きていたトルバランと海竜が襲いかかる!船が破壊された衝撃でティグルは海に投げ出されてしまい―!?一方トルバランは再びレスター将軍となり、残党を従えレグニーツァを襲う。応戦するのは二人の戦姫、“雷渦の閃姫”エリザヴェータと“煌炎の朧姫”サーシャ。「もってくれよ、僕の命の炎…!」大人気戦記ファンタジー第7弾。いま、最強の焔が舞い降りる―!

以下、ネタバレありの感想です。

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明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。~Sunrise & Sunset Story~

『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。~Sunrise & Sunset Story~』(藤まる著/電撃文庫)★★★★☆

明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 ~Sunrise & Sunset Story~ (電撃文庫)
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 ~Sunrise & Sunset Story~ (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。3 | 晴れたら読書を

良いエピローグでした。
後日談を含めた5本の短編集。本編よりも笑ったかもしれません。面白かった!そして最後はやっぱりしんみり。

☆あらすじ☆
あの感動から、およそ1年―。史上最強の残念ヒロインが帰ってきた!!死んでしまったはずの美少女・夢前光の人格が、なぜか1日おきにコワモテ男子・坂本秋月を乗っ取るという奇妙な二心同体生活。ハリケーン級の事件を巻き起こす光に振り回されつつも、徐々に惹かれていった秋月。だが出会いから1年後、彼女はこの言葉を残して、世界から永遠にいなくなってしまった…。「笑って。泣かないで、坂本くん。それが、わたしの最後の願いだから」しかし!ただでは死なないハチャメチャ少女の光は、あたたかくも切ないサプライズをみんなに用意していて―。ほんの少し綴られるロスタイムの物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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エスケヱプ・スピヰド 七

『エスケヱプ・スピヰド 七』(九岡望著/電撃文庫)★★★★★

エスケヱプ・スピヰド 七 (電撃文庫)
エスケヱプ・スピヰド 七 (電撃文庫)

前巻までの感想はこちらから。
エスケヱプ・スピヰド シリーズ感想一覧: みかこの読書日記

最終巻です。ついに終わってしまいました。
どこまでも熱い鬼虫たちの最後の戦いを、ぽろぽろ泣きながら見届けさせてもらいました。
激戦の果てに迎えたラスト。
これ以上ない、文句のつけようのない、本当に本当に素晴らしい物語の終わりだったと思います。
最高のシリーズに出会えたことに感謝。

☆あらすじ☆
雪解けの始まった落地では、鬼虫と甲虫の最後の戦いが始まった。剣菱の前に立ちふさがるのは、戦闘狂の烏帽子。上空では、竜胆が虎杖と兄弟の因縁の戦いを繰り広げていた。叶葉たちも、神鯨の乗組員の説得に当たろうと艦橋へと赴く。そして、九曜と朧の戦いもまた―。譲れない信念を掲げた鬼虫と甲虫、果たして生き残るのはどちらか。人間から、兵器となった“鬼虫”シリーズたちの、戦中から続く長い戦いがついに終わりを告げる。兵器の少年・九曜と人間の少女・叶葉の向かう未来とは―?最強の兵器たちの神速アクション、本編感動の完結!

以下、ネタバレありの感想です。長いかも。

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異世界迷宮の最深部を目指そう2

『異世界迷宮の最深部を目指そう2』(割内タリサ著/オーバーラップ文庫)★★★☆☆

異世界迷宮の最深部を目指そう 2 オーバーラップ文庫
異世界迷宮の最深部を目指そう 2 オーバーラップ文庫

WEB小説ならではの、1冊の中での起承転結を感じられない起伏に欠ける運び方ではあるものの、今回も面白かったです。
ダンジョンRPG的要素の強い異世界召喚モノ+ハーレムなんですが、お気楽な雰囲気がなくひたすら不穏で不気味なムードが続いているところが特徴的に感じるこのシリーズ。ハーレムなのにラブコメ要素皆無なんですよね。主人公がめちゃくちゃ慎重派な上、ヒロインズが皆(程度の差はあれど)ヤンデレ気質を持ってるからかでしょうか。誰も彼もなんか怖い((((;゚Д゚))))そして、その怖さの原因が知りたくて、どんどん先を読んでしまうんですよ・・・・・・。
しかも、こんなところで終わるなんて!3巻はやく!

☆あらすじ☆
戦いを終えたカナミは『十守護者』のアルティと再会する。彼女の「恋を成就させたい」という依頼を受けつつ、迷宮攻略を再開するカナミ。カナミは新たな仲間として火炎魔法を操るマリアと、類いまれなる実力を持つラスティアラを加え、ついに前人未到の領域に辿り着く。しかし、順調に迷宮探索を続けるカナミの前に『天上の七騎士』が立ちはだかる。逃亡してきたラスティアラを取り返さんとする彼らに、カナミは決闘を申し込まれてしまうのだった。「―お嬢様を、返してもらう」運命の車輪はここから加速する―異世界迷宮ファンタジー、第二弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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生ポアニキ

『生ポアニキ』(アサウラ著/オーバーラップ文庫)★★★☆☆

生ポアニキ オーバーラップ文庫
生ポアニキ オーバーラップ文庫

某夢の国へ挑戦状を叩きつけていたギリギリアウト作品「デスニードラウンド」。そのアサウラ×赤井てらのコンビが、今度は生活保護をテーマにした作品を出すと言うことで、おそるおそる買ってみてしまいました。
そして読んでしまいました。
読んでる最中の「エライもんに手を出してしまった((((;゚Д゚))))」感。いやー・・・これもギリギリアウトでしょう?なんか予想してたのとは違う方向でいろいろアウトな作品でしたw
内容は、架空の扶助「恋愛生活保護」の申請によって理想の恋人に出会えるはずが、なにを間違えたかマッチョなアニキを送りつけられてしまった高校生の日常を描く筋トレラブコメです。
女の子も出てきますが、公式Twitterが言っていた通り、メインヒロインはアニキです。うん。
アッー的なのを含むちょっとキツめな下ネタ満載なので苦手な方は要注意。ただ、最後まで読んでしまえば「良い話だった」と思えるはず。おそらく!!!

☆あらすじ☆
半不登校で孤独な生活を送る木村ユースケは、カウンセラーの勧めで新たに設けられた『恋愛生活保護』を申請した。これで相性の良い自分好みの女の子が現れて、幸せになれる…はずだったのだが、約束の日、家に来たのは女の子ではなく、一糸まとわぬマッチョな“アニキ”だった!一方で本来現れるはずの鳳来寺ユリは転校生として現れるも、ユースケの好みとはことごとく違う。家に住み着いたアニキ、ユースケを拒絶する転校生、そして秘密を抱えて近づくクラスメイト・松笠アザミ…。謎が謎を呼び、アニキの汗がほとばしる!果たしてユースケに恋人は出来るのか!?全ての答えは筋トレの先にある!少年少女と一人のマッチョが織りなす健全なる物語。ハイテンション・マッスル・ラブコメここに交付!!

以下、ネタバレありの感想です。
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she & sea2 海上の覇者と愚者

『she & sea2 海上の覇者と愚者』(糸森環著/角川書店)★★★★☆

she & sea 海上の覇者と愚者 角川書店単行本
she & sea 海上の覇者と愚者 角川書店単行本

待ってました第2巻!ちゃんと書籍で続きが出てくれてほっとしました。
前巻の直後からスタート。今回は娼船が出てくるので女の子多めできらきらしてました(一応)。
しかし、ほんとヒロインに鞭打ちまくるシリーズですね。笹良の幼さも相まって心が痛くなります・・・・・・でもこの無慈悲な世界観に惹かれるんだからどうしたものか。

☆あらすじ☆
異世界で海賊王ガルシアに拾われた少女、笹良。海賊たちとの距離が少し縮まったのもつかの間、海賊船に見慣れぬ船が近づいてくる。それは美しき娼婦たちを乗せていて…!?現代の少女と、優美で非情な海のけだもの甘く冷酷な海上ファンタジー!!

以下、ネタバレありの感想です。

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エンド・リ・エンド2 今回のイベントは、すべてキミのせい。

『エンド・リ・エンド2 今回のイベントは、すべてキミのせい。』(耳目口司著/角川スニーカー文庫)★★★★☆

エンド・リ・エンド2 今回のイベントは、すべてキミのせい。 角川スニーカー文庫
エンド・リ・エンド2 今回のイベントは、すべてキミのせい。 角川スニーカー文庫

前巻の感想はこちらから

『エンド・リ・エンド1 退屈で無価値な現実から、ゲエム世界へようこそ。』感想記事(旧ブログ:みかこの読書日記)

チュートリアルだった1巻は少し退屈だったのですが、本格始動のこの第2巻はとても面白かったです!
悪魔のギャルゲーって感じがますます出てきてますね。頑張れば頑張るほど望まない方向に主人公が堕ちていく様にゾクゾクしました。
しかしこれほんとどうなっていくのか。バッドエンドしか見えない・・・・・・

☆あらすじ☆
これ以上誰も切り捨てないためにゲーム攻略に乗り出した侑は、後輩の八代巴を『裏切り者』と疑う。しかし好感度MAXになった美篶の暴走により、思うように他のヒロイン候補との交流ができずにいた。そんな中ルーニーから下された新ミッションは「キャラクターに本気で殴られろ」で、完全に修羅場の予感…!?攻略不可能な悪魔の遊戯、2ndステージ開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

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猫乃木さんのあやかし事情

『猫乃木さんのあやかし事情』(望月もらん著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

猫乃木さんのあやかし事情 角川ビーンズ文庫
猫乃木さんのあやかし事情 角川ビーンズ文庫

京都を舞台にしたほっこり妖怪ファンタジー。でもそんなにほっこりしてなかったかも。
ヒロインが遠縁の青年のところに下宿したことによって、彼を取り巻く妖怪騒ぎに巻き込まれていく、というストーリー。巻き込まれていくというよりは勝手に乱入していっているケースもありますが、そんな感じの連作短編です。
全体的には雰囲気の良い現代ファンタジーだったのですが、少し場面転換が分かりづらいのが気になりました。

☆あらすじ☆
京都に進学した七海の居候先は―祇園白川の『猫また堂本舗』。遠縁を頼って訪れたのは、招き猫が所狭しと並ぶ怪しい店。しかも、店主の猫乃木千歳は、猫屋敷に暮らすやさしい草食男子、に見えて、『魔除け屋』という裏の顔を持っていた。店に持ち込まれるいわくつきの品をめぐって、千歳と“祝言”をあげることになったり、物の怪に恋敵扱いされたり、七海の淡い恋は波乱ばかり!?おいでやす、ほっこり・あやかしファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。
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終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?1

『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』(枯野瑛著/角川スニーカー文庫)★★★★☆

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 角川スニーカー文庫
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 角川スニーカー文庫

表紙とタイトルのインパクトがすごい!ということで買ってみた新作。
人類が滅んでから500年後の世界を描いたファンタジーです。唯一の生き残りの人類である主人公と、その世界で戦う少女たちの出会いのお話なんですが、これはジャンルとしては一応教官ものになるの?どうなんでしょう?
・・・・・・というのも、この1巻はまるまるプロローグで、話がほとんど始まっていないんですよね。そうなるとこの巻だけでは評価しづらいはずなのですが、世界観やキャラクターになぜか無性に惹かれてしまいました。不思議。本題に入るまでがやたら長い作品って途中で飽きて投げちゃうのに、本作ではそれがありませんでした。
作品の雰囲気もたまらなく良かった。途中のバトルもないし、世界観や登場人物の背景を淡々と説明していくだけだし、ラストは「え、そこで終わるの!?」てところで切ってしまっています。熱くなる展開もないし、萌があるわけでもない。それでも、なぜかそういう作品として完成しているように思えてしまいました。もう自分でも何を言っているんだか。
これはきっと面白くなるに違いない。2巻はちゃんと出るらしいので、続きがとても楽しみです。

☆あらすじ☆
“人間”は規格外の“獣”に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。“人間”に代わり“獣”を倒しうるのは、“聖剣”と、それを扱う妖精兵のみ。戦いののち、“聖剣”は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく。「せめて、消えたくないじゃない。誰かに覚えててほしいじゃない。つながっててほしいじゃない」死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、儚くも輝ける日々。

以下、ネタバレありの感想です。
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とある飛空士への恋歌4

『とある飛空士への恋歌4』(犬村小六著/小学館ガガガ文庫)★★★★★

ガガガ文庫 とある飛空士への恋歌4(イラスト完全版)
ガガガ文庫 とある飛空士への恋歌4(イラスト完全版)

もう本当に最高ですね、この作品は。
前巻以上に熱い空戦。命を燃やす学生たち。
そして、まさしく「恋歌」というタイトルに相応しいストーリー展開。
ついにカルエルとクレアの関係にも、来たるべき変化の時が・・・・・・!

☆あらすじ☆
はじめて愛した人は、最愛の母の仇だった。

「大好きだから……さよなら」級友の死に苛まれていたカルエルとクレアは、
想い出の湖畔で思いがけず再会する。
お互いの気持ちを確かめるため、正体を明かしたカルエルだったが、クレアには別れを告げられてしまう――。
一方「空の一族」との戦いで多くの仲間を失い、疲弊した飛空科生徒たちは、
悩みと苦しみを抱えたまま、再び決戦の空へ向かうこととなる。
仲間の思いを受け継ぎ、潰滅の危機に瀕している大好きなイスラを、大切なひとを守るために……。
超弩級スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ、驚天動地のクライマックス!!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む とある飛空士への恋歌4

少女小説・ライトノベル率高めの読書感想ブログ