恋になるまで、あと1センチ /六つ花えいこ


恋になるまで、あと1センチ(宝島社文庫)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★
2022年3月刊。
とっても良かった!
忠犬タイプの体育会系男子と、高嶺の花で天使な美人先輩。
出会った瞬間から距離感バグってる二人の、両片思い青春恋愛小説です。
無防備な先輩を心配し、沼にハマるように過保護になっていく男子高校生が可愛いすぎました。少しずつ少しずつ、抜けられない場所までずり落ちていくタイプの恋、良いですね。
そして先輩、、、、恋する乙女ってなんてずるくて可愛いのか!

☆あらすじ☆
第9回ネット小説大賞受賞作。階段から、天使が降ってきた――高校1年生の楢崎颯太は、階段から落ちてきた篠先輩を助けた。これ以降、なぜか颯太は篠先輩に懐かれるようになる。助けてもらったことをきっかけに、篠先輩はぐいぐいアプローチしてくる。戸惑いつつも颯太は先輩の相手をしていく。いつの間にか心の距離が近づき、互いが想い合っていく……。天使のように純粋で、だからこそ危なっかしい篠先輩と、彼女に振り回されながらも心惹かれていく颯太。ピュアで愛おしいラブストーリー。

以下、ネタバレありの感想です。

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神去り国秘抄 贄の花嫁と流浪の咎人 /水守糸子


神去り国秘抄 贄の花嫁と流浪の咎人(富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★
2022年2月刊。
面白かった!これは良いガールミーツボーイの和風ファンタジーですね!
空から日輪が消え、作物が育たなくなった国。
人々は神の助けを得るために贄を捧げることを決め、しかし贄にされた姫は別の方法を選ぶために旅に出る。
人と神の残酷なつながりに綻びが生まれつつある世界観は読み応えがあったし、慣れない旅の中で箱入り娘が成長する物語としても面白かったです。
この作品はWEB小説「白兎と金烏」のエピソードゼロに当たるとのこと。
その後の二人がとても気になるのでWEB版も読んでみたいと思います。

☆あらすじ☆
日輪が消えた国で、贄の少女と追放された皇子の旅が始まる。
十年前に日輪が消えた国、照日原。その辺境の郷の姫・かさねは狐神の花嫁に選ばれる。だが花嫁とは、日照不足で不作続きの郷を救うための贄を意味していた。知らずに狐に喰われかけたかさねは、金目の青年・イチに助けられる。見返りとして彼が要求してきたのは、日輪を司る日神に会うためにかさねの「力」を貸すことだった。
 戻る場所のないかさねはしぶしぶ同行を決める。しかしイチこそが日輪が消える原因を作り、都から追放された皇子だと気づき――。
 運命に抗うための旅が、今始まる。心揺さぶるファンタジー開幕。

以下、ネタバレありの感想です。

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占い師には花騎士の恋心が見えています /Mikura


占い師には花騎士の恋心が見えています【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★☆
2021年1月刊。
厄介な性分を持った男が厄介な秘密を抱えた女に恋をして右往左往する物語であり、そんな男の恋心を全部見えてる女が少しずつ絆されていく物語です。
設定の勝利!そして設定に負けないキャラの魅力の大勝利!
とっても楽しいラブコメでした。いい歳した男の初恋模様が相手に全部知られちゃってるの恥ずかし可愛い。

☆あらすじ☆
私には、その人の悲しみの色も喜びの色も、痛みも、恋心も見えている――。
薬屋を営む娘、シルル=ベディートには、他人の頭上にいろんな色の線が見えている。
それを見ればその人の気持ちも未来も知ることができる。白い髪に赤い目という容姿も相まって町で噂の「占い師」扱いされることも多い。だから、巷で一番の美男子で恋多き男、『花の騎士』と謳われるエクトル=アルデルデが、『蝶々さん』と呼ぶ彼の取り巻きの誰にも、実は恋などしていないこと、それどころか女嫌いであるらしいということを知っている。ところが、偶然彼の頭上に不吉な色を見てしまい、思わず助けたことから興味を持たれてしまい、エクトルがシルルの店にお忍びで通ってくるようになる。華やかな顔の陰で、エクトルが実は大きな秘密を抱えていることを知ってしまったシルルは、ある事情により他人と距離を取って生きてきたにも関わらず興味を覚え始める。そんなある日、エクトルの頭上に“恋”の色を見つけてしまう。しかもそれは――。
占い師と麗しき騎士の不器用な“初恋”ファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

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寡黙な王太子の最愛政略婚 春を呼ぶ王女と呪われた雪の王国 /青柳朔


寡黙な王太子の最愛政略婚~春を呼ぶ王女と呪われた雪の王国~ (夢中文庫セレナイト)【Amazon】 【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★☆
2022年2月刊。
良かった〜!
儚げな薄幸美女と、彼女に一目惚れした王太子と、魔女と呪いの物語。
雪に覆われた国を舞台とするに相応しい、静かで落ち着いた雰囲気。そこにじんわりと広がっていく温かみが心地よいラブロマンスでした。
優しい人たちが優しいまま求め合う話って素敵だよね。
短めのお話だけどしっかり楽しめました。面白かったです。

☆あらすじ☆
常春の国ストランドから、魔女に呪われ雪に閉ざされた冬の国ラヴィネンへ嫁ぐことになった王女シルヴィア。この婚姻は呪われた冬の国に春を呼ぶため、五十年に一度必ず交わされるものだった。夫となった王太子アルベルトがシルヴィアに向けるのは、まるで興味がないような素っ気ない態度。春の国ストランドの王族でありながら、氷のように冷たい銀髪と水底のような青い瞳というシルヴィアの姿にアルベルトもがっかりしたのだろうと落ち込むが──……彼は無愛想に見えただけで実はシルヴィアに一目惚れしていた。しかし二人は互いに嫌われていると思い込んでしまう。さらに、シルヴィアが嫁ぐことで訪れるはずの春は一向に来る気配がなくて……?

以下、ネタバレありの感想です。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する1〜3 /雨川透子


ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 1 (オーバーラップノベルスf)【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
1巻2020年10月刊、2巻2021年2月刊、3巻2021年6月刊。
おもしろかったー!
謎のループ現象によって七回めの人生を歩むことになった悪役令嬢。
繰り返される短い人生で別々の道を選んできた彼女は、7回目の人生で「自身の死の原因」となった男の花嫁として生きることになります。
六度の人生で積み重ねてきた知識、技術、経験を駆使し、彼女は今度こそ短命の運命を回避することができるのか。
逞しくも優しいヒロインと、影のあるラスボス系ヒーローの駆け引きがとても良かったです。徐々に甘さが増していきつつ、危うい綱渡りが何度もある緊迫感にワクワクしました。
しかしタイトルの「自由気まま」は割と偽りありな気がするな!こんなに働き詰めの花嫁(予定)生活を送ってるのに・・・!

☆あらすじ☆
過去の人生で得たスキルを思いっきり発揮します!
「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!」
「はい、分かりました」「えっ」
20歳で命を落としては婚約破棄の瞬間にループしてしまう公爵令嬢リーシェの人生は、7回目を迎えていた。
過去の人生、商人や薬師、騎士などの生き方を満喫してきたけど、今度の人生こそ長生きしてごろごろしたい! 決意して飛び出そうとしたところ、とてつもない美丈夫とぶつかってしまう。
その男性は、数年後に戦争を引き起こし、リーシェが死んでしまう要因を作り出した皇太子アルノルトだった!?
さらに、騎士人生で培った立ち振る舞いを気に入られたのか、彼から結婚を申し込まれて――!?
自分の死の原因であるアルノルトを探るため、リーシェは求婚を了承する。
ごろごろしたい決意とは裏腹に、過去の人生で得た経験を発揮し注目を浴びていくリーシェは、果たして7回目の人生を生き残れるのか……!?

以下、ネタバレありの感想です。3巻分まとめて書きます。

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霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない /綾里けいし


霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない (ガガガ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★
2021年11月刊。
面白かった!!
異能を持つ一族の「かみさま」になれなかった少女と、彼女の従者。
心の傷に苛まれながらも仲良く二人で暮らす主従が、様々な「人の生死」に関わっていく現代伝奇ミステリーです。
この主従関係、めちゃ良かったです。
互いに向ける感情は巨大で重いのに、微妙にすれ違っていて。それが哀しくて切ない。
それでいて怠惰な彼女をせっせとお世話する従者の姿が可愛くて和みました。空恐ろしく感じるほど一途で甘々なスパダリ主人公だった…!笑
生と死について残酷に描写していくミステリー要素も面白かったです。
早々と続編の刊行が決まったそうなので、今後も期待できそう。応援してます!

☆あらすじ☆
その少女は「かみさま」のなりそこない――。
藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。
それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。
人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。
そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。
数奇な運命のもとに生まれ――そして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。
これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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千駄木ねこ茶房の文豪ごはん二 あったか牛鍋を囲む愛弟子との木曜会 /山本風碧


千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二 あったか牛鍋を囲む愛弟子との木曜会 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

シリーズ第1巻の感想はこちらから

評価:★★★★
2021年11月刊。
祖母からカフェを受け継いだ主人公の奮闘を描くシリーズ第2弾。良い表紙だなぁ。
猫になった夏目漱石や、少し距離が近づいた寒月の手を借りながらも、どうにかカフェを営んでいた亜紀に新たなトラブルが。
登場人物も増えて物語が一気に賑やかになりました。
ぜひ続きも出してほしい!

☆あらすじ☆
猫先生(漱石)と文豪ごはんにあやかり、祖母から継いだカフェを『漱石ねこ茶房』と名付けた亜紀。
寒月の支えもあってお店は順調……と思いきや近所にライバル店がオープン。
さらに「猫の毛が入っていた」と騒ぎ立てられ、客足が完全に途絶えてしまう。
窮地に陥りやむなく休業することにした亜紀だが、そこに現れたのは――
「夏目先生ですか」
まさかの転生文豪、芥川?
さらに「おれと死ぬ気で恋愛してみないか?」と太宰まで現れて!?
好き勝手な文豪たちとお店を立て直すほっこりおいしい人情物語!

以下、ネタバレありの感想です。

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茉莉花官吏伝11 其の才、花と共に発くを争うことなかれ /石田リンネ


茉莉花官吏伝 十一 其の才、花と共に発くを争うことなかれ (ビーズログ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

シリーズ第1巻の感想はこちらから

評価:★★★★
2021年11月刊。
新章スタート!
活躍しすぎて「絶対に失敗する任務」を与えられた茉莉花。
異国の傭兵学校への潜入調査という、聞くだけでワクワクする展開が始まりました。とても面白かったです!

☆あらすじ☆
絶対に失敗する仕事を成功させろ――。難関の傭兵学校に茉莉花が潜入!?
破竹の勢いで手柄を立てる茉莉花が、嫉妬という名の“やっかいごと”に巻き込まれないよう珀陽が次に出した課題は――山に囲まれたバシュルク国への潜入捜査!!
その首都は難攻不落な要塞都市として知られており、どんな間諜でも手に入れられなかった機密情報を掴むという任務を与えられた茉莉花は、傭兵学校に生徒として潜り込むことになるが!?

以下、ネタバレありの感想です。

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86ーエイティシックスー Ep.9 ヴァルキリィ・ハズ・ランデッド /安里アサト


86―エイティシックス―Ep.9 ―ヴァルキリィ・ハズ・ランデッド― (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★
2021年2月刊。
エイティシックスたちの心境に一つの区切りがつく第9巻。
人間の世界は醜悪だけど、そこに生きる人間は醜いだけじゃないんだよなっていう希望が沁みる内容でした。

☆あらすじ☆
犠牲は――大きかった。〈電磁砲艦型〉との戦いは、セオの負傷はもちろん、幾人もの仲間の命をその荒波で飲み込んだ。
シャナ。シデンの隊「ブリジンガメン」副長だった彼女も、その一人であった。復讐を誓うシデン、そしてシン行方不明の報に動揺して狙撃できず、シャナ死亡の遠因となったクレナは、平静を失う。
しかし、戦況は少年少女らを慮ることはない。〈電磁砲艦型〉の逃亡先――現在交信可能な最後の国家・ノイリャナルセ聖教国。レギオンの脅威と戦う同胞でありながら、ヴィーカたち連合王国や、連邦上層部すら警戒する謎の国家に、シンたちは足を踏み入れる……!
機動打撃群・派遣作戦最終盤のEp.9!
“敵を撃てなければ、兵でいることはできない。”

以下、ネタバレありの感想です。

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蟲愛づる姫君 後宮の魔女は笑う /宮野美嘉


蟲愛づる姫君 後宮の魔女は笑う (小学館文庫キャラブン!)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★
2021年5月刊。
蟲と毒を愛する姫君と壊れた王様の日常を描く中華ファンタジー第七弾。
今回から新章スタート。
主人公夫妻の子ども達が本格的に動きはじめました。色んな意味でばっちり二人の血を引いてますね。

☆あらすじ☆
オトナになった姫と子供たちの新章スタート。
 毒蟲と蠱毒をこよなく愛する変わり者の「蟲愛づる姫君」こと玲琳。彼女と魁の国王・鍠牙が結婚しておよそ八年の月日が流れた。ふたりの間に生まれた双子の王子と王女の五歳の誕生祝いの宴席に、玲琳の姉である斎帝国の女帝から様々な贈り物が贈られ、中には人の未来を予言できる占い師の紅玉という女性もいた。
 紅玉は様々なことを言い当て、すっかり双子のお気に入りに。しかしその直後、魁の都では謎の獣に人を喰う怪事件が頻発し、玲琳は事件解決に乗りだすのだった。調べてみれば被害者は全員犯罪者で、玲琳は何者かが明確な意図をもって特定の人物を殺害しているのではないかと疑う。一方、占い師の紅玉は、次の被害者が玲琳の双子たちだと予言し、王子王女を救いたければ自分の言うとおりにせよと王宮の人々を脅すのだった。
 子供たちを溺愛する鍠牙は、敵を捕らえるために後宮に兵士を配して警戒する。しかし玲琳はといえば、我が子なら災厄程度は自力で退けられるはずだと、子供たちに護身術を教えるマイペースぶりで……。
 世にも奇妙な夫婦の物語が、個性最強な家族の物語にパワーアップ! 極上中華風ファンタジー、新章突入!

以下、ネタバレありの感想です。

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