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絶対城先輩の妖怪学講座10/峰守ひろかず

絶対城先輩の妖怪学講座 十 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 十 (メディアワークス文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年8月刊。
先輩と礼音が交際スタートさせた第10巻。
付き合いたてカップルが醸し出す気恥ずかしさがとても美味しい・・・!
予言にまつわる妖怪たちの謎を追っていくストーリーも安定の面白さでした。

☆あらすじ☆
四十四番資料室の怪人・絶対城が紐解く伝記ミステリ、待望の第10弾!
『白澤(はくたく)』に襲撃された狐からの情報を受け、警戒を強める絶対城たち。そんな中迎えた夏休み。つきあって初めての長期休みにもかかわらず、礼音は一人、牧場で短期のアルバイトに励んでいた。
優しい夫妻が営む牧場を気に入る礼音だが、いるはずのない子供の影を見てしまう。心細さを感じつつ、休日に近くの川で水浴びをしていると、そこには礼音を心配した絶対城の姿が。二人は牧場主夫妻の発言に疑いを持ち始め──?
“予言”に纏わる妖怪たちの謎に迫る第10巻!

以下、ネタバレありの感想です。

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明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業/さとみ桜

明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業 (メディアワークス文庫)
明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業 (メディアワークス文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2017年3月刊。
第23回電撃小説大賞「銀賞」受賞作。
古い時代と新しい時代が混ざり合う明治九年の東京を舞台に、妖怪にまつわる記事を書く新聞記者と、彼を見返すために裏稼業の手伝いを名乗り出た少女が、様々なトラブルを妖怪のせいにしながら解決していく物語です。
新しさを取り入れていく時代でありながら、迷信深さの残る人々のアンバランスさが面白い作品でした。
キャラもなかなか立っていてよかったし、シリーズ化するなら続きも読みたいと思います。

☆あらすじ☆
ぞわっとして、ほろりと出来る。 怠惰な記者のあやかし謎解き譚。
日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、久馬。そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。彼女の名は香澄。久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・艶煙。曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!?

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初恋彗星/綾崎隼

初恋彗星 (メディアワークス文庫)
初恋彗星 (メディアワークス文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前作の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2010年5月刊。
花鳥風月シリーズ第2弾。といっても各巻独立した読み切り作品です。
今回は、星と初恋と秘密の物語。
純粋だけど歪んでいて、悲しいまでに一途な恋のお話です。
4人の幼なじみの間に隠された秘密と、それを知って選ばれた未来が重く切なくて、これをハッピーエンドと思うことは私にはできない・・・・・・。
それでも不思議とあたたかい読後感に、なんだか泣けてくる作品でした。

☆あらすじ☆
ある夜、逢坂柚希は幼馴染の紗雪と共に、重大な罪を犯そうとしていた舞原星乃叶を助ける。彼女は紗雪の家で居候を始め、やがて、導かれるように柚希に惹かれていった。それから一年。星乃叶が引っ越すことになり、次の彗星を一緒に見ようと、固い約束を三人は交わす。しかし、星乃叶と紗雪には、決して柚希に明かすことが出来ない哀しい秘密があって…。精緻な構成で描かれた、狂おしいまでのすれ違いが引き起こす、『星』の青春恋愛ミステリー。

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天保院京花の葬送 フューネラル・マーチ/山口幸三郎

天保院京花の葬送 ~フューネラル・マーチ~ (メディアワークス文庫)
天保院京花の葬送 ~フューネラル・マーチ~ (メディアワークス文庫)

評価:★★★☆☆
2017年1月刊。
霊感女子高生、トラブルメーカー、若手熱血刑事、ナルシスト霊能力者の4人が廃墟で起こった殺人事件の真相を解き明かすオカルトミステリー。
幽霊ががっつりと事件に絡んでいく物語なのだけど、普通にミステリーとしても読み応えがあって面白かったです。
群像劇的な構成が若干テンポ悪く感じたものの、クセのあるキャラクターは魅力的。
心霊探偵系の作品が好きなら楽しめると思います。私は結構好みな内容だったので、シリーズ化に期待!

☆あらすじ☆
天保院京花には、俗に言う『第六感』が備わっている。でも実際は、人よりちょっとだけ、目がおかしくて、耳が変で、鼻が異常で、舌が特殊で、肌が異様なだけ――。廃墟の洋館で起きた殺人事件。現場に集まったのは、霊感女子高生の京花、トラブルメーカーな元女装少年の人理。不良出身の熱血刑事・竜弥、そして、麗しきナルシスト霊能者の行幸。喪服を纏った女子高生・京花が、おかしな奴らと『謎』に挑むとき、事件は意外な結末を迎えることに――!?

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絶対城先輩の妖怪学講座9/峰守ひろかず

絶対城先輩の妖怪学講座 九 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 九 (メディアワークス文庫)

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評価:★★★★☆
2016年11月刊。
絶対城先輩と礼音が・・・・・・!
今回は「狐」回だったわけだけど、それよりも絶対城先輩と礼音が・・・・・・!!

☆あらすじ☆
絶対城を頼り四十四番資料室を訪れた、「狐憑き」に悩む女子学生、葛木葉子。こっくりさんの儀式でお祓いを行う絶対城に対し、葛木は「笑わせないでよね!」と言い放ち、真怪秘録覚書『狐』の資料と共に姿を消してしまう。突然の事態に動揺する一同。しかし、何故か礼音は葉子の声に聞き覚えがあった。声を頼りにして、お祓いと同じ日に礼音が巻き込まれた事件を調べ始めると、海辺のリゾートホテルで開催されるマジックショーに辿り付く。そこで待ち受けていたのは―。

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0能者ミナト10/葉山透

0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)
0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)

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評価:★★★★☆
2016年10月刊。
面白かったー!!
スピンオフ的なユウキ回。終盤の展開が予想外すぎて目を剥いた・・・!
孝元さんの苦い初恋話がスタートした今回の事件は、なんだか切なくなる読後感がしっとりと素敵でした。

☆あらすじ☆
強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、赤羽夏蓮。若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て姿を消した。その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、赤羽ユウキだった。そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される科学者が現れる。いわく、ある薬で法力を消すことができるという。それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。

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蒼空時雨/綾崎隼

蒼空時雨 (メディアワークス文庫)
蒼空時雨 (メディアワークス文庫)

評価:★★★★★
2010年1月刊。
第16回電撃小説大賞「選考委員奨励賞」にして綾崎隼さんのデビュー作。
めちゃくちゃ面白かったです。
一人暮らしの男のアパートにワケあり美人が転がり込んでくるところから始まる、雨の風景がとてもよく似合う恋愛群像劇。
少しずつ繋がりがある5人の男女の恋を描いていて、登場する誰もが人間的にダメなところがあるというか、痛々しいところがあって、全てひっくるめて愛おしくて仕方ありませんでした。
もうほんとにこういう話大好物すぎて叫びだしたい気分。

☆あらすじ☆
偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって…。巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、新感覚の青春群像ストーリー。

以下、ネタバレありの感想です。ネタバレなしの方が楽しい作品なので未読の方は要注意。

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絶対城先輩の妖怪学講座8/峰守ひろかず

絶対城先輩の妖怪学講座 八 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 八 (メディアワークス文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年5月刊。
絶対城先輩、ほんとヒロイン体質だなって思った第8巻。
礼音と先輩の間に流れる空気がいつもよりちょっと甘めに感じてニヤニヤしてしまいましたw
ダイダラボッチ回な妖怪学講座については相変わらずトンデモなのにとても面白かったです。

☆あらすじ☆
「のっぺらぼう」の力を持つ桜城晃が、四十四番資料室に持ち込んだ女神像。それは、「ダイダラボッチ」の謎に迫る手掛かりだった。すぐさま御場島と呼ばれる絶海の孤島へ向かう絶対城と晃。二人のやりとりを見た礼音は、女性として、そして絶対城のパートーナーとして晃に遠く及ばないと感じ、一緒に行かないと告げるのだった。大学に残った礼音は織口の「二口」治療を杵松と共に行ったり、一人でオカルト相談の解決に臨む。そんな中、絶対城との連絡が途絶え―?

以下、ネタバレありの感想です。

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チョコレート・コンフュージョン

『チョコレート・コンフュージョン』(星奏なつめ著/メディアワークス文庫)★★★★☆

チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)
チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)

2016年2月刊。
第22回電撃小説大賞「メディアワークス文庫賞」受賞作。
あっまぁーーーーーーーーぁい!!
バレンタインに起こった悲劇で喜劇なハプニングから始まるラブコメディ。
誤解と誤解が重なってお付き合いすることになったイイ年した大人のふたりが、真面目にコミカルに中学生みたいな恋を育んでいく物語です。
可愛すぎて萌え死ぬかと思いました。アラフォーコミュ障強面男にこんなにきゅんきゅんさせられるとは・・・・・・!

☆あらすじ☆
がんばり過ぎて、疲れた時に。笑えて泣けるラブコメ小説!
バレンタインすら残業の、仕事に疲れたOL千紗。お気に入りのヒールが折れ、まさに泣きっ面に蜂。そんな千紗を救ったのは、理想の王子様――ではなく、凶悪な目つきから社内で「殺し屋」と恐れられる龍生だった。千紗はお礼のつもりで義理チョコを渡すが、勘違いした龍生に交際を申し込まれてしまう。
「断ったら殺される!?」
命の危険を感じた千紗は、偽の恋人になることに。だけど強面の龍生が提案してきたのは、なぜか交換日記で!?
凶悪面の純情リーマン×がんばり過ぎなOLの、涙と笑いの激甘ラブコメ!

以下、ネタバレありの感想です。

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トリックスターズ

『トリックスターズ』(久住四季著/メディアワークス文庫)★★★★☆

トリックスターズ (メディアワークス文庫)
トリックスターズ (メディアワークス文庫)

2016年1月刊。初出は電撃文庫2005年6月刊。
復刊が話題になっていたので読んでみましたが、とても面白かったです!
魔術が存在する世界で、それを研究する魔学部を舞台に繰り広げられるミステリー。
語り手の入学早々起こった殺人ゲームで呈示される「七つの偽計」全てを看破できた方はどの程度いるのでしょうか。
ちなみに私は七番目の偽計をメタ的に看破しました!あはは・・・・・・

☆あらすじ☆
名門城翠大学で起きたゲームと称する大胆な殺人予告。それが世間を大いに賑わす頃。新入生のぼくは客員教授の青年、佐杏冴奈と出会う。彼は本物の魔術師だという変わり者。どういうわけか、ぼくは先生に気に入られてしまう。こうしてにわか探偵と助手は殺人予告に立ち向かう。事件すらも楽しむ先生の享楽的頭脳は冴え渡り、ぼくは振り回され、沈件は二転三転、疾風怒涛の展開へとなだれ込む。あっと驚く結末は、もう一度読み直したくなること必至。極上エンターテインメント!

以下、ネタバレありの感想です。

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