「講談社ラノベ文庫」カテゴリーアーカイブ

白翼のポラリス2/阿部藍樹

白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)
白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年10月刊。
空と海とボーイ・ミーツ・ガールの物語第2弾。
1年以上間があいたので少し諦め気味だったのですが、続刊が出てくれて良かった。
更に世界観を掘り下げるストーリーと、緊迫した空戦の駆け引きがとても面白かったです。
この引きは続刊前提かな?刊行ペース遅めでも、続きが読めるならずっと待ってます。

☆あらすじ☆
遠く遠く北の果てから、強力な海流を引き裂いて、戦船がやってくる。この星の真実と、災厄を載せて。ヴェセル・バトー会戦終結の立役者となったスワローのシエルとヴェセル王女のステラは、会戦時に垣間見た自走する船と伝説の大陸国家ボレアスの情報を集めるべく奔走していた。ある日二人の元に依頼が舞い込む。依頼人はボレアス軍人と名乗るシエルの父・アカーシャだった。蒼い空が汚される時、少年は何を想い、何を掴み取る?

以下、ネタバレありの感想です。

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10歳になった同級生との不思議な新婚生活――『じゅっさいのおよめさん』/三門鉄狼

じゅっさいのおよめさん (講談社ラノベ文庫)
じゅっさいのおよめさん (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2018年10月刊。
ある日、突然現れたのは「およめさん」を名乗る不思議な10歳の女の子。
その正体が同級生であることに気づいた主人公は、彼女に何が起こったのか、彼女が何を隠しているのかを探っていくことになります。
しかし当の彼女は主人公の気持ちにお構いなしで「新婚生活」を陽気にエンジョイ。
彼女の秘密を解き明かしつつ、理屈屋の少年と天真爛漫な幼女(仮)のずれた掛け合いを楽しめる新婚生活物語でした。可愛かったですw

☆あらすじ☆
「わたしはせいじのおよめさん!」
僕こと倉敷誠二が終業式を終えて家に帰ると、家の前で待っていた十歳ぐらいの見ず知らずの少女に、いきなりそう言われてしまった。およめさん宣言のもと、一緒に新婚生活を送ろうとしてくる少女。けれどもちろん、僕は十歳の少女と結婚することにした憶えはない。少女に話を聞くと、どうやら彼女はクラスメイトの御殿山みのりで、昨日突然その姿になってしまったらしく……!?

以下、ネタバレありの感想です。

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公園で高校生達が遊ぶだけ/園生凪

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)
公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2018年9月刊。
タイトルそのまま、公園で数人の高校生たちがひたすら遊ぶだけの小説です。
特に大きな事件が起きるわけでもなく、普通の高校生のダラダラとした日常を描いていくだけ。
それだけの話なのに、読み終わったときにはじわ〜っと充実した気持ちが胸に広がりました。なにこれめちゃくちゃ気持ち良い。
興奮する面白さというより、リラックスできる心地よさを得られる感じ。
あと、主人公と幼馴染みの関係が最高なんです。
いつまでもそのままの距離感でいてほしいような、もう一歩先に進む姿を見てみたいような・・・・・・

☆あらすじ☆
「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される――。

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魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女/虎走かける

魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女 (講談社ラノベ文庫)
魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2018年9月刊。
「ゼロから始める魔法の書」(電撃文庫)の虎走かける先生の新シリーズ。
のじゃロリババアな魔女先生に引率され、ワケあり見習い魔法使いたちが「特別実習」に挑む物語です。
前作読者なら楽しめるポイントが盛りだくさん! というか前作の正統続編だそうです(レーベルが変わった)
ゼロ書の続編としても、新たな魔女と魔法使いたちの冒険と絆を描く新シリーズとしても面白い作品でした。
特に新キャラの魔女先生、子どもっぽい言動と成熟した人生観のギャップが最高。彼女と彼女の「小鳥たち」の関係、正直めちゃめちゃ好き。
「教師もの」としても良いシリーズが出てきたなぁという感じです。今後も楽しみ!

☆あらすじ☆
五百年に及ぶ教会と魔女の対立と、数年前に成立した和平。だがその影で、対立の残滓は、まだ世界の各地に色濃く残っていた――。
ウェニアス王国王立魔法学校に通う、落ちこぼれの生徒セービルは、入学以前の記憶を失っていた。そんな彼は、アルバス学長の命で、反魔女派の勢力が強い王国南部に特別実習として向かうことになり……。
『ゼロから始める魔法の書』の虎走かけるが贈る本格ファンタジー!

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双子喫茶と悪魔の料理書/望月唯一

双子喫茶と悪魔の料理書 (講談社ラノベ文庫)
双子喫茶と悪魔の料理書 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2017年7月刊。
双子の姉の方に想いを寄せる主人公が、不思議な力によってなぜか双子の妹の方と縁結びされてしまった!というところから始まる青春ストーリー。
喫茶店を舞台にしていることでちょいちょい飯テロが強烈だったのが予想外でしたw
幼なじみとの恋愛ものとしても素敵。
ただ「なんで好きなのはこっちなの?」という疑問だけがちょっと気になったり。

☆あらすじ☆
「だって、篝はずっと誰かのために料理をしてきたでしょう?」二年前。幼馴染みの少女・葉月から、なにげなくかけられた言葉。きっとあの時、ただの幼馴染みは、初恋の少女に変わった――。そして現在。俺はいまだ葉月に告白できないまま、葉月とその双子の妹・水希とともに、彼女たちの実家の喫茶店でバイトをしていた。そんなある日、水希が持ち出した古本から幼女が出てきて……!? 喫茶店が舞台の感動ストーリー!

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自殺するには向かない季節/海老名龍人

自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)
自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2017年5月刊。
第6回講談社ラノベ文庫新人賞「大賞」受賞作。
なんだろう、今の気分的に妙に刺さってくるこの感じ。
自分の不用意な一言で同級生の女の子を自殺に追いやってしまった少年が、タイムスリップして過去に戻る物語。
この展開、過去に戻った主人公はヒロインを助けに行くと思うじゃないですか? そんなことはなかった。
ひたすらダウナーで憂鬱な雰囲気で綴られるのは、繊細すぎてフラっと消えてしまいそうな少年と少女が生と死を見つめ続ける暗い青春の日々。
このテンションの低さと死生観、正直とっても好きですね・・・・・・

☆あらすじ☆
永瀬はある朝、同じクラスの生徒、雨宮翼が列車に飛び込む瞬間を目撃してしまう。なぜ死を選ぶのかその理由を考えるが答えは出ない。そんな永瀬は友人の深井からあるカプセルを渡される。それはとても小さなタイムマシンなのだという。半信半疑ながらその日の夜にカプセルを飲んだ永瀬が目覚めると、二週間以上も過去に戻っていた! そして永瀬は、雨宮と雨の屋上で出会うのだが――青春を鮮烈な筆致で描く<大賞>受賞作が登場!

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魔女と魔城のサバトマリナ/雨木シュウスケ

魔女と魔城のサバトマリナ (講談社ラノベ文庫)
魔女と魔城のサバトマリナ (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2017年4月刊。
好きな人に告白したことで文字通り「世界が変わった」少年が、魔女たちが争うサバトマリナに巻き込まれてしまう物語。
不思議な悪夢めいた雰囲気が独特の読み心地を作り出している作品でした。
設定や内容は悪くないのだけど、個人的にはもう少し色んな方面に熱量を感じたかったかな、という感じ。
でも、好きな人のために頑張る主人公には好感が持てました。

☆あらすじ☆
遼平がある日、友人の姉・綾音に告白したとき、世界は変わった――。遼平の胸を貫く、綾音の手から伸びた刃。加えて次に彼が目にしたのは、制服姿の綾音と、眼前に立つ巨大な化け物だった。実は、綾音は魔女であり、遼平は彼女を守るシュヴァリエとして、近代魔女同士の決闘――サバトマリナを戦い抜くことになったのだ。だが、まるで覚めない夢のようなこの世界に遼平を閉じこめているのは、綾音以外に考えられず……!?

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白翼のポラリス/阿部藍樹

白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)
白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2017年4月刊。
第6回講談社ラノベ文庫新人賞「佳作」受賞作。
こういうの好きだなぁ。
陸地のほとんどが海に沈んだ世界で、人々を繋ぐ飛行機乗りの少年とワケあり少女のボーイ・ミーツ・ガール。
二人の出会いは、やがて彼らの「小さな世界」を救う冒険へとつながっていくのです。
ヒロインとの甘酸っぱい距離感も良かったけれど、主人公自身の成長譚としても素敵な作品でした。
戦闘機との戦いもなかなか激しくて良し。やっぱり後座の女の子には銃把を握ってほしいですよね・・・・・・ロマン・・・・・・。
物語は綺麗に終わっているけれど、もしシリーズ化するならぜひ読みたいです。

☆あらすじ☆
はるか昔に陸地のほとんどを失った蒼き世界、ノア。人々は巨大な船に都市国家を作り、わずかな資源を争って暮らしていた。飛行機乗りの少年・シエルは、そんな“船国”を行き来し、荷物を運ぶ“スワロー”。愛機は父の遺した白い水上機“ポラリス”。彼は無人島に流れ着いた少女・ステラを助ける。素性も何も語らない彼女の依頼で、シエルはステラを乗せて飛び立つことに。その先には、世界の危機と巨大な陰謀が待ち受けていた。

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終わりのセラフ7 一瀬グレン、16歳の破滅/鏡貴也

終わりのセラフ7 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)
終わりのセラフ7 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年12月刊。
漫画版12巻で語られた衝撃の真相。ようやく前日譚がそこに追いつきました。
これはきついな・・・・・・。

☆あらすじ☆
『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』世界が滅亡する、その直前。一瀬グレンとその仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないように、できるかぎり抗ってみようと――。その決意のもと、真昼の誘いに乗り『帝の鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から『帝の鬼』の軍勢が襲いかかってくる。グレンたちは抗う。世界を破滅へと導く流れに――! 大人気学園呪術ファンタジー第7巻!

以下、ネタバレありの感想です。

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友達いらない同盟/園生凪

友達いらない同盟 (講談社ラノベ文庫)
友達いらない同盟 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2016年12月刊。
第5回講談社ラノベチャレンジカップ「佳作」受賞作。
クラスから浮いてる者どうしで「同盟」を組もう!という物語。途中までは正直あまり楽しめなかったのだけど、これは最後まで読んで良かった。
読み終わって覚えるのは「なんかすごいものを読んだ」と圧倒される感覚。
最初は苦手意識のあった主人公も、何を考えてるのか良く分からなかったヒロインも、最後にはその不器用さから目が離せなくなってしまいました。生きるってなんて難しいんだろう。
もう少し途中にも起伏がほしかったけれど、それはそれとして今後に期待したい新人作品でした。
たぶんこれは単巻ものかな。次回作が楽しみです。

☆あらすじ☆
俺――新藤大輔は、中学生の時に友達の定義について考えてみた。俺にとっての友達とは何か? するとすぐに答えは出た。こいつになら、まあ、殺されても仕方ない。そう思える相手。俺にとっての友達の基準はそうなり――結果高校のクラスで友達を作ることはできず、中学からの友達が別のクラスに一人だけ。そんな俺に、クラスメイトの少女・澄田が声をかけてきた。「新藤君、わたしと同盟を組んで下さい」同盟とはいったい何を!?

以下、ネタバレありの感想です。

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