小和田くんに隙はない? 飯田さんの学園事件簿 (一迅社文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
評価:★★★☆☆
2016年6月刊。
トラブルに首を突っ込みたがる飯田さんと、それに振り回される幼なじみの小和田くんの学園ミステリ。
ミステリ的には大味でしたが、可愛い幼なじみには満足。二人のズレたやり取りにほんわか癒やされました。
最近、こういう学園ミステリ系はライト文芸の独壇場になりつつある気がしたのですが、ラノベでもどんどん出してくれていいのよ? と思ったり。
☆あらすじ☆
一緒に謎を解きあかそうよ! 幼なじみの二人が書き留めた小さな事件簿――気になることにはとにかく首を突っ込みたがる飯田さんは、今日も小和田くんに無理難題をふっかけていた。「学校の七不思議のひとつを、同じクラスの子が『目撃した』んだよ? 気にならない?」「うん、気にならない」「犠牲者が出たらどうするの?」「出るわけないじゃん」クールだけど飯田さんを放っておけないことには定評のある小和田くん。ふたりは今日も学園に起きた謎の事件に巻き込まれていくのだが……。
以下、ネタバレありの感想です。