りゅうおうのおしごと!12 /白鳥士郎


りゅうおうのおしごと!12 (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年2月刊。
奨励会三段リーグ編クライマックス。
いつも以上に群像劇の様相を呈していて、あちこちで死闘が繰り広げられる第12巻でした。

☆あらすじ☆
奨励会編堂々のフィナーレ!
奨励会三段リーグ。
四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。そこに史上初めて女性として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを続けていた。八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。
そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。そして立ちはだかる奨励会員(なかま)たち。
「プロになるなんて、そんな約束をすることはできない。けど――」
大切な人の夢を踏み砕くことでしか夢を叶えられない。それが将棋の世界で生きるということ。
銀子が、創多が、鏡洲が……純粋なる者たちの熱き死闘に幕が下りる。
奨励会編堂々のフィナーレ!

以下、ネタバレありの感想です。

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わたしの幸せな結婚3 /顎木あくみ


わたしの幸せな結婚 三 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年2月刊。
嫁姑戦争(?)勃発の第3巻。
異能バトル要素のある和風ファンタジーとしても色々と動きがありました。
鬼引きだから早く続きください!

☆あらすじ☆
旦那さまのご両親に、はじめてのご挨拶。
清霞を信じると決めて、少しだけ強くなった美世。清霞の父から誘われて彼の両親が暮らす別荘を訪ねる。けれど義母となる芙由は、激しく美世を拒絶する。心配する清霞に、美世は一人で頑張りたいと伝えるけれど——?

以下、ネタバレありの感想です。

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シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの!2 /旭蓑雄


シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの!(2) (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★☆☆
2020年2月刊。
怠惰に誘う悪魔と勤労に燃える社畜のラブコメ第2弾。
1巻の表紙が膝枕においでおいでされているやつで、2巻の表紙が膝枕状態からのぞきこまれているやつですね。なるほど。順調に落とされている!

☆あらすじ☆
怠惰の悪魔と社畜リーマンのイチャイチャ問答。押しかけ甘々コメディ第二弾
相変わらず勤労への執着が止まらない社畜リーマン拓務は、どうにかして甘やかそうとする怠惰の悪魔・シノと攻防を繰り広げていた。だがとある成り行きから、アパートに引っ越してきた新たなる隣人との浮気を疑われることに!?
「信じられないわ! わ、私がいままでどういう気持ちでいたか知らないで……」
「ご、誤解ですよ! 俺は何も——」
「——シノゴノ言うなあ! この浮気者!」
ドレスをはだけさせ豊かな胸を露わに艶然と微笑む謎の美女の前で、痴話げんかを繰り広げる拓務とシノ。さらには惚れ薬という危険なブツまで持ち出され……まさに修羅場で一体どうなる甘々コメディ第二弾

以下、ネタバレありの感想です。

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魔法も奇跡もない、この退屈な世界で /渡風夕


魔法も奇跡もない、この退屈な世界で (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★☆☆☆☆
2020年2月刊。
犯罪者と捜査官がバディを組むクライム・アクションでミステリ要素あり、というあらすじに惹かれて読みました。
でも残念ながら私には合わない作品でした・・・・・・

☆あらすじ☆
改造人間達と超常者達が争う23世紀日本が舞台の痛快SF犯罪アクション!
人体改造による異能者が跋扈(ばっこ)し、犯罪こそが退屈な日々を送る大衆のエンターテインメントとなった23世紀の日本──。
人々を熱狂させる『王』の称号を持つ〈殺人王〉フォルックは、敬愛する師の死体の行方を探し求めていた。
そんな彼の前に、死体の悪用をほのめかす同業者、取引を持ちかける警察組織、そして、冷凍睡眠(コールドスリープ)から目覚めて間もない21世紀人・女捜査官のヒナコが現れる。
同業者を追うべくバディを組む事になったフォルックとヒナコは『人殺し』への理念でぶつかりながらも、巨大な陰謀劇に巻きこまれていることを知るようになる─ ─そして激しい追跡劇を経る内に判明する、二人の悲しい真実とは?
謎解き+どんでん返しが連続する、痛快・近未来クライムバトルファンタジー!

以下、ネガティブな感想です。注意。

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大正浪漫 横濱魔女学校1 シトロン坂を登ったら /白鷺あおい


シトロン坂を登ったら (大正浪漫 横濱魔女学校1) (創元推理文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2020年2月刊。
『ぬばたまおろち、しらたまおろち』の白鷺あおいさんによる、新たなる魔女学校三部作がスタート!
とても楽しみに待っていました。そして今作も面白かった!

時は大正。舞台は横浜。そして今度の主役は魔女学校に通う3人娘。
レトロでモダンでとびきり可愛い大正女学生の魅力が詰まっていました。こういう雰囲気大好き!
物語は意外な方向にすっ飛んでいくのだけど、そこもまた味があって良し。
続きもとても楽しみです。

ちなみに前作と世界観は一緒だけど(時代は違う)、前作を読んでなくても問題なさそうですよ。

☆あらすじ☆
わたしは花見堂小春、横濱女子仏語塾の3年生。うちの学校はちょっと変わっていて、実は魔女学校なの。創立者のマダム・デルジュモンが魔女で、おかげでわたしたち女学生はマダムの母国語フランス語だけでなく、薬草学や占い、ダンス(箒で空を飛ぶことを、そう呼ぶ)も学んでいる。本当はもうひとつ大きな秘密があるんだけど、それはおいおい話すとして。そんなわたしのもとに、新聞記者の甥っ子が奇妙な噂話を持ち込んできた。横濱に巨大な化け猫が出没しているんですって。しかも学校の近くに……。大正時代を舞台にした魔女学校3部作開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

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幼なじみが絶対に負けないラブコメ3 /二丸修一


幼なじみが絶対に負けないラブコメ3 (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★☆☆
2020年2月刊。
三角関係というより、もはやハーレムっぽくなってきましたね。幼なじみがいっぱいだぁ。
白草のターンは嬉しいし、今回は特に心情描写が良かったと思います。もうそのまま突き進んでも良いんじゃないかな??

☆あらすじ☆
海だ! 水着だ! 逆襲の白草だ!! 混迷を極めるヒロインレース第3弾!
沖縄でMV撮影ってマジ!? 女子たちの水着姿を見るチャンス到来か……! ヤバい、ハンパじゃないラブコメの波動を感じるぜ……! って、空港に現れた白草の雰囲気がいつもと違うんだけど!? ダメだって。節操なさすぎるって。私服姿を見ただけでトキメキすぎだろ俺。
でもでも? 黒羽とは喧嘩中だしー? またしても俺に嘘をついた黒羽が悪いんだしー?? いや、分かってるんだ。きっと何か事情があったんだろう。だけど、今回、俺は悪くない! 黒羽から謝ってこない限り、絶対に許さないんだからな!
海で、水着で、白草の逆襲が始まる!? 先の読めないヒロインレース第3弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 /二丸修一


幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 (電撃文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★☆☆
2019年10月刊。
あ、なんか私が好きな感じの方向に入ってきた気がする??
何らかの目標に向かって皆で団結して走り出す青春ものって良いよね。
読み口も相変わらず軽快で、すごくスラスラと一気に読めました。
しかしこれ「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」としては、面白いんだけど、面白いんだけど、「嘘つき・・・!」という気持ちが膨れ上がるばかりだ(面白いんだけど!)(ギリィッ)

☆あらすじ☆
幼なじみはやっぱり負けない!? まだまだ続く予測不能なヒロインレース!
幼なじみの黒羽に告白し、見事玉砕した俺。死にたい。フラれるってこんなに辛かったのか……っていうか、あそこまでいったら普通OKするだろ! 笑顔で「ヤダ!」ってなんだよ! マジで女子の気持ちわかんねー。でもまてよ、白草は俺のことが好きなんだよな……今ならイケる……?のか……いやいやいや、ダメでしょ。もしまたフラれたらと思うと怖すぎるし。
そんなモヤモヤ爆発の俺のもとに、子役時代の後輩にして理想の妹、桃坂真理愛が襲来! 玄関開けたら1秒で「おかえりなさいお兄ちゃん!!」っていったいどこのラブコメだよ!?
末晴に芸能界復帰の話が持ち上がり、ヒロインたちの思惑が交差する、先の読めないヒロインレース第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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廃墟の片隅で春の詩を歌え2 雪降らすカナリア /仲村つばき


【電子オリジナル】廃墟の片隅で春の詩を歌え2 雪降らすカナリア (集英社コバルト文庫)【Kindle】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年1月刊。
王位をめぐり衝突する三姉妹の運命を描くヒストリカル・ロマン第2弾。
なかなかに胃が痛い展開になってまいりました・・・・・・めちゃめちゃ面白かったけども・・・!
本当にどういう展開になるのかなぁ。かなり気になります。

☆あらすじ☆
王政復古を果たしたイルバス国・ベルトラム朝。だが、女王ジルダとその妹・ミリアムの反目が、いまだ脆弱な王政を揺るがしている。ジルダの意を受けた寵臣・エタンの手で廃墟の塔から救い出された末妹のアデールは、夫となった幼馴染みのグレンを愛することができず、また姉たちの争いを止められない自分の無力さに苦しんでいた。そんなアデールに、エタンは一時的に国を離れるようすすめてくる。行き先は、常春の国・ニカヤ。三人の兄弟が民を治めるというその国で、アデールが出逢う人々は? そして、アデールが不在のイルバスでは、二人の姉の思惑が交錯して――!?

以下、ネタバレありの感想です。

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七つの魔剣が支配する5 /宇野朴人


七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2020年2月刊。
主人公・オリバーはどんな少年なのか。
それが見えてくる第5巻でした。彼の苦しみと憎悪はどこへ落ちていくのだろうか。

☆あらすじ☆
運命の魔剣を巡る魔法バトルファンタジー、待望の第5弾!
勉強と鍛錬を重ねて己を高めつつ、時には後輩たちを相手に頼れる先達としての一面も見せ始めるナナオたち。魔法生物学でグリフォンと格闘するカティに、魔道工学にのめり込むピート。ガイは迷宮で『生還者(サバイバー)』から教えを受けていた。
一方で、次の仇討ちの標的をエンリコに定めたオリバーは同志たちと共に戦いの段取りを詰めていく。しかし、迷宮に消えたピートとエンリコを追いかけ、エンリコの研究所にたどり着いたオリバーとナナオは、そこでエンリコの魔道工学の脅威と、『魔法使い』と『異端(グノーシス)』の対立の一端を垣間見ることになり──。
宿敵の一人に必殺を期すオリバーたち。彼らが戦場に選んだ場所とは——。

以下、ネタバレありの感想です。

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【WEB小説感想】夜猫ジュブナイル /佐々木匙


夜猫ジュブナイル(カクヨム)

オススメされて読んだのだけど、お世辞抜きでハマりました。

自分ではない別の何かに変身してしまう不思議な現象。
それによって暴かれる、自分を見失うほどの不安や不満を抱えた少年少女の憂鬱な心情。

思春期の繊細な心にそっと触れつつ、まるごと優しく包み込んでくれるかのような物語でした。

辛くてしんどくて座り込んでしまう時、「がんばれ」も「わかるよ」もいらないから、ただ誰かに隣に座ってほしいことってありません?
私の印象だけど、これはそういうお話だと思うんです。
そういう風に読んじゃったから、なんかもう刺さるわ癒やされるわで感情が大変だった。

友情と恋愛の青春小説としても大満足です。青春小説特有の終盤の疾走感が満点すぎる。

これは是非とも書籍化してほしいなぁ。手元にずっと置いておきたい小説だ・・・・・・

☆あらすじ☆
音楽が好きな高校生・三田村真也はある日、夜の散歩中にクラスで浮いた存在の美少女・長瀬夜子と出会う。どこかおかしな彼女の態度に、彼は自分が黒猫の姿に変わっていることに気づく。その日からふたりは、人が別の姿へと変わってしまう、不思議な事件に遭遇していく。

以下、ネタバレありの感想です。

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少女小説・ライトノベル率高めの読書感想ブログ