災厄令嬢の不条理な事情2 使用人が私だけに甘すぎて身の危険を感じるのですが! /中村朱里



災厄令嬢の不条理な事情: 2 使用人が私だけに甘すぎて身の危険を感じるのですが! (一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

シリーズ第1巻の感想はこちらから

評価:★★★☆☆
2022年4月刊。
常に不運に襲われる災厄令嬢と、彼女を見守る慇懃無礼な従者のラブファンタジー第2弾。
色々楽しかったのですが、ラストのリヒトが楽しすぎました。あまーい!
災厄に負けない武闘派なマリオンの活躍っぷりも良かったです。

☆あらすじ☆
王太子との婚約を解消した聖爵家令嬢マリオン。彼女は恋仲となった途端、塩対応だった大魔法使いな使用人リヒトが甘々になりすぎて困惑する日々を送っていた。そんなある日、叔父シラノが王家の命によってお見合いをすることになり、見合い相手が大挙して押しかけてきて!? ド貧乏な我が家で令嬢達の世話をするのは私だけだし、リヒトからはお見合いで賭けを持ちかけられるし……。でも待って! 負けた時は金貨十枚分の私が欲しいってどういうこと? 災難に愛されすぎている令嬢の前途多難なラブファンタジー第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

王家からシラノへ大量の花嫁候補が送り込まれたことにより、突如として慌ただしい日々が始まってしまったマリオン。
見合い相手に翻弄される叔父は疲弊してるし、リヒトはシラノの見合いの成否で賭けを始めるし、令嬢たちはマリオンを召使い代わりにするし、、、という散々な災厄の幕開けです。

 

前回よりも更に甘さが増してる!
慇懃無礼従者も好物なので、塩対応リヒトが恋しかったりもしたのですが、最後の「なぜ突然リヒトが甘々対応を始めたのか?」のアンサーが砂糖爆弾すぎてニヤついてしまいました。余裕ぶっこいている男が内心で全然余裕ないっていうの、いいよね・・・・・・いい・・・・・・

 

あと、1巻のときも思ったけど、マリオン視点の語り口が本当に楽しいです。
次から次に襲ってくる災厄に、ひぃひぃと焦りながらも、パラソルでガツンと打ち返していく感じ。とても逞しくて格好いい。

 

マリオンとリヒトの関係性も好きです。
「寛容」と「強欲」の体現でありながら、互いに対してだけ「強欲」になり「寛容」にもなる。その反転する様が恋愛の業を感じさせて心がときめきます。この特別感がたまらんです。

 

ところで、2巻にしてシラノにも春が訪れたわけだけど、なんというか、いいの???
罪源が子をつくるのはちょっとー・・・みたいな話があったような???解決してないどころか状況が更に面倒くさいことになってるような気が。
まぁみんな幸せそうなので、いいのか・・・?

 

そのへんは続刊があれば掘り下げられそうですね。マリオンの家の後継どうするんだ問題。

 

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