転生叔父さまと私の軌道修正ライフ /清弘むいこ



転生叔父さまと私の軌道修正ライフ (Mノベルスf)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★
2020年1月刊。
転生者である義理の叔父から破滅の未来を教えられ、みんなから愛される人になれるよう軌道修正を励む悪役令嬢の物語。
自分の短所と向き合いながら懸命に努力する女の子は可愛い。その恋もいじらしくてキュンとするお話でした。

☆あらすじ☆
わがまま公爵令嬢のミリエラは、7歳の時、彼女の叔父であるレオンから「自分は転生者で、この世界はゲームの中である」という荒唐無稽な話を聞かされる。まったく信じることのできなかったミリエラだけれど、レオンが「成長したミリエラは悪役令嬢になり、投獄され断罪される」と続けたものだからびっくり。私は悪役令嬢になんてなりませんわ!「絶対君を助けるよ」と言ってくれた叔父さまと一緒に、ミリエラは破滅回避のために軌道修正を行うことに――。

以下、ネタバレありの感想です。

 

義理の叔父であるレオンに、悪役令嬢として断罪される未来を教えられた公爵令嬢ミリエラ
高慢だったミリエラはレオンの導きを頼りに自分の性格を改善しようと努力し、そんな日々の中でレオンに惹かれていくことになるのです。

 

ミリエラがレオンを一途に慕うのが可愛かった。
物語の中でどんどん成長していくミリエラの心にはずっとレオンがいて、彼女の人生と人格にレオンが強い影響を及ぼしていることがとてもよくわかるんです。だから、その恋心の強さにも納得できる。良いですよねぇ。こういう恋の育ち方はとても好みです。

 

ただ、その相手であるレオン自体は少しキャラが薄く感じたかも。転生者という強い個性があるはずなんだけど。単に私の好みの問題もあるかもしれない(アクが強いキャラを好きになりがち)
あと、王子の片想いがすごく情緒的に描かれていただけに、レオンの方も同じくらいの密度でミリエラへの恋を自覚する様子を描いて欲しかったなぁという気持ちもあり。。。
とはいえミリエラと両思いになってからのレオンはかなり面白いキャラになっていたので、その辺は2巻に期待したいです。伝達ミスったまま父(兄)の前に出ていったのは笑った。

 

そういえば、レオンのキャラが薄く感じたのはお兄ちゃんのキャラがものすっごく濃かったからかもれない?
クソデカボイスの曲者お兄ちゃん、とても好きです。この作品で一番魅力的だと思いました。
何にもわかってなさそうなのに全てわかった上で暗躍するとか、、、、一見そんなタイプに思えないから尚更良い!

 

他にも、自覚即失恋の不憫な当て馬王子や、隠しキャラの占い師も良い味を出してたと思います。
王子さま、かなり好きなタイプの不憫キャラだったからせめてミリエラに告白させてあげて欲しかった……。
好きな人から直接婚約を聞かされるのは確かに残酷だけど、恋敵に敗北を宣告されるのもキツいと思うのですが。彼ら二人はほぼ絡みもなかったから余計に。
いかに自分がミリエラを好きだったかを語って静かに去った王子さまの器の大きさよ!これから新しい幸せを見つけてね!

 

あとゲームヒロインもよかったです。
あんころもち子わろた。適当につけた名前で転生するってこわいですね。「あああああ」とかにしなくてよかったね。やっぱプレイヤー名はデフォルトが一番よね。

 

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