ガリ勉地味萌え令嬢は、腹黒王子などお呼びでない /鶏冠勇真



ガリ勉地味萌え令嬢は、腹黒王子などお呼びでない(『ガリ勉地味萌え令嬢』シリーズ)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★
2021年1月刊。
地味系男子を盲目的に溺愛する猪突猛進女子の学園ラブコメ第二弾。
今回も主役二人の夫婦漫才が可愛くて楽しかったです。
自分に自信がなかった少年が、愛されることで開花する姿は見るのは気持ち良いなぁ。
前回とはまた趣向が異なる勘違い王子が出てきて、そこはちょっと食傷気味に感じたものの、ラブコメパートは面白かったです。

☆あらすじ☆
魔法学園の裏庭で毒花から助けられたのをきっかけに、貧乏男爵家三男のリオルに恋した伯爵令嬢シャリーナ。付きまとってきた俺様な第一王子をリオルと共に撃退し、平穏な日常が訪れる……かと思いきや、今度は弟の第二王子が兄の敵討ちにやってきた!? シャリーナを悪女と思い込んだ第二王子が、涼しい顔で敵を手のひらの上で転がす「腹黒策士」を気取りながら二人の前に立ち塞がる! 一方、息子を溺愛する王妃も何やら不穏なことを企んでいるようで……?
初恋相手に猪突猛進なヒロインと本好き頭脳派少年が王道王子に立ち向かう、 『ガリ勉地味萌え令嬢』シリーズ第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前回で恋に敗れて退場した第一王子に代わり、今回シャリーナとリオルの前に立ちはだかるのは第二王子ロランド

常に余裕そうに微笑みながら全てを見透かすようなことを言う毒舌の腹黒王子……

や、やめろ!腹黒属性は好きなんだ!やめてください!!

腹黒ヒーローがダメなんじゃなくて見当違いの妄想しかできないのに腹黒を気取るナルシストがダメなんです。ロランドがダメなのは勘違いのピエロだからであって、腹黒だからではないんです…!
みたいな言い訳(?)をつらつらと頭に浮かべ続けたせいでメンタルが削れました。前回の俺様王子もそうだけどテンプレならぬ王道ロマンス小説好きとしては胸がちくちく痛むところあるんですが、このシリーズ。

 

ロランド王子の言動に謎の居た堪れなさを感じたものの、今回は話のわかる人が増えているので前回ほどのストレスは感じませんでした(ただ王子がピエロ化する展開が前回と似通ってて新鮮味が薄れたのは少し残念だったかも)
トビアスとかいい人だったなぁ。暗喩がミリも通じない正直者の騎士っていうキャラがよかった。王宮とか社交界での会話の8割わかってなさそう。

 

それはさておき、ついにシャリーナとリオルが両思いに。
意を決して正直に想いを口に出したリオルの成長にほっこりしました。
あの暑苦しくて重すぎるシャリーナの愛を少しでも返そうとする健気さよ。
まぁ少しでも愛を返したらその百倍の愛がさらに返ってくるので一生返し切ることはできないのでしょうけど、それはそれで幸せな未来だよなって思えるのが素敵な二人です。
今度こそ国外追放か?って流れで、真面目に具体的に生計を立てるプランを話し合うシーンが好きです。どこでも生きていけるだろう逞しさも魅力のカップルだ。良い良い。

 

さて、しれっと第三王子の存在が出てきたんですけど、まだ王子と戦うの??
国王が割と話のわかる人だったから安心したのに、次代の王子を根絶やしにするまで落ち着かないのか?第一王子は国外でも死体蹴りされてて、流石に心が痛いのですが???
むしろ私は王家なんか放っておいて、そろそろ伯爵家にご挨拶行って欲しいなーとか思ったり。伯爵家の使用人事情がとっても気になるので!

次巻あるかな?楽しみに待ちます。

 

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