双子転生 厨二な姉が創った異世界で、オレはまさかの死亡エンド!? /藤並みなと



双子転生 厨二な姉が創った異世界で、オレはまさかの死亡エンド!? (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★
2021年10月刊。
げに麗しきかな、姉弟愛!
双子の姉と一緒に、姉が自作した小説の世界に転生してしまった主人公。
厨二病患者の趣味が詰まった恥ずかしい設定の異世界で、羞恥心と戦いながら自分の死を回避しようと奮闘する双子の弟の物語です。
コメディ全振りで笑えました。双子の姉弟愛もよかった。
ストーリーは少し散漫に感じた部分もあったものの、悪くなかったと思います。

☆あらすじ☆
重度の厨二病を患う双子の姉・朔に振り回される日々を送る壱星。
高校入学初日に交通事故に遭い――二人は朔が創作したガチ厨二小説の登場人物“朔”と“壱星”に転生していた!
大ショックの壱星に大歓喜の朔が一転、青ざめて告げた真実は……壱星は救世主である朔の身代わりに、死ぬ!?
「前半最大のクライマックスシーンよ」「人を勝手に殺すなーー!」
回避の策は魔王の再封印。双子の絶体絶命な冒険が幕を開ける!
巻末には書き下ろしエピソード『…………い、今から本気出すわ』を特別収録!
朔と壱星の双子に訪れた新たな試練――期末筆記試験をクリアせよ!
悲喜こもごも時々ドキッ! な勉強会の様子をお楽しみください!

以下、ネタバレありの感想です。

 

厨二病を患う双子の姉・と、そんな姉を介護してきた弟・壱星
一緒に交通事故にあった二人は、朔が自作した朔主人公の小説の世界に転生していたーー

 

という、この出だしの恥ずかしさよ!!!!!

 

姉が書いた姉が主人公の小説の世界に転生するとか、どんな罰ゲームなのか。
しかも壱星に待つのは姉を庇って死ぬという、姉覚醒イベント扱いの死亡エンド。酷すぎて笑った!

 

あらゆるネーミングセンスが厨二に振られた世界観にも笑ったんですが、適度に朔の趣味とは違うヘンテコ改変が行われていたのも笑いました。戦闘時の朔の掛け声はずるい。

 

色々とグダグダになりつつも、壱星死亡エンドを回避しようと模索する双子。
割と呑気に日常を送ってるし、朔も生き生きとしていたんだけど、時折見せる姉弟の絆はキュンとしました。双子の絆は本当に良かったなぁ。

 

そんな感じでギャグは楽しかったんだけど、学園の日常パートは少し冗長に感じる部分もありました。
最後でちゃんと盛り上がるんで悪くはないんですけど、衣装作りあたりは気が逸れてしまったかな。ラスボスの正体に繋がる大事な伏線だったことはわかるんだけど。

まぁでも笑えたので良し。楽しかったです。

 

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