誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者 /井上悠宇



誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者 (ハヤカワ文庫JA)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★
2021年9月刊。
人の死の予兆を見る少女と、彼女と共にその死を防ごうとする少年の活躍を描くミステリー第3弾。
今回は二人の始まりを描いた物語でした。

☆あらすじ☆
死の予兆が現れたミュージシャン志望の少女・奏音。人工島で共に育ち固い絆で結ばれた五人の幼馴染が、彼女の死に深く関与している疑いが浮上する。彼らの関係性を変えてしまった半年前に高校で起きた暴行事件の真相に迫る遠見志緒だったが――これは人の死期がわかる少女・志緒と人が死ぬミステリを許せない少年・佐藤が出会い、最初に遭遇した事件。はたして二人は”誰も死なない結末”を迎えることができるのか

以下、ネタバレありの感想です。

 

高校の屋上で出会った志緒と佐藤くん。
死の予兆を見ることで心を痛め続けていた志緒と、彼女に「誰も死なないミステリー」を与えようとする佐藤くんの、始まりの距離感が初々しくて良かったです。
しかし親密度や信頼関係がない状態で見る佐藤くんはとても胡散臭いな笑

 

さて、そんな二人の初めての事件。
五人の幼馴染が抱える秘密と、彼らに現れた死線の謎をとくミステリーでした。
5人の証言の不一致から真実を炙り出そうとする謎解き自体は面白かったのだけどラストに向けてのワクワク感がちょっと足りなかったかも?あまり気持ちが盛り上がらず……
黒幕であるクロウがずっと物語において蚊帳の外だったからかな?私は直接対決が見たかったのかもしれません。犯罪組織に対立している闇組織が出てきたあたりですごくワクワクしてたもので……
読み方?楽しみ方?を間違えてしまった感…

 

それはさておき、佐藤くんの名前が明らかになったのはとてもスッキリしました。ダジャレすぎるネーミングセンスの母、それで良いのか!笑

 

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