悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる2 /稲井田そう



悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる2【Amazon】【BOOK☆WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★
2020年11月刊。
周囲の人間をヤンデレに変貌させていく悪役令嬢(本人は何も気づいていない)の奮闘物語第2弾。
前巻で「異常なのは攻略対象だけじゃないじゃん!」と思いましたが、攻略対象の方が圧倒的に異常化してきました。
ミスティアを中心に執着と憎悪が飛び交いすぎて、誰かが死なないと終わらなそうな気配がすごい。
これはラブコメか?ギリギリまだラブコメかな?

☆あらすじ☆
前世を思い出し、破滅エンド回避に奮闘し始めてから早五年。超お人好し悪役令嬢ミスティアは、婚約解消もできないまま貴族学園に入学してしまう。新たな作戦として、“ゲームのヒロイン”と攻略対象たちの恋愛イベントを裏でサポートすることに。だが、体育祭でヒロインは予想外の行動をとって――
婚約者を“ブラコン”、嫉妬深い幼馴染を“わんこ男子”、妄想担任を“教師の鑑(かがみ)”と思い込むミスティアの前に、神出鬼没サポート同級生や黒幕キャラの双子先輩、そしてとっても親切な用務員さんと新キャラクターが続々登場!
勘違いの錯綜はさらなる展開に!?
気付かない間に地獄絵図のサスペンス学園ラブコメディー第2巻❤

以下、ネタバレありの感想です。

 

ドキドキハラハラ命がけの学園生活スタート!
もはや乙女ゲームのシナリオ通りに破滅を回避する話というより、ヤンデレを適度に宥めつつ破滅フラグを折っていく話になってますね。
そこら中に破滅フラグが立ってて怖すぎて笑う。

 

フラグ職人の二大巨頭であるレイドとエリク。
この二人はもうかなり精神的に追い詰められてきましたね。
レイドは自分がミスティアに避けられてるのを自覚してるから、片想いがどんどん拗れてるし。
エリクはミスティアの世界が広がっていくことに恐怖して精神の均衡を崩してきているし。

 

ミスティアがどちらを選んでも地獄が開きそうですが、私はやっぱりレイド派かな。かなり危ういラインで理性を保つ姿が良い。ミスティアの頑張りを認めてそれを壊さないようにする自分を「僕は馬鹿だ」って自嘲するシーンとか。不憫すぎる!幸せになってくれ!でも多分その前に壊れそう!

 

まぁ、レイドが幸せになると(=ミスティアと両思いになると)エリクに殺されそうなんですが。
というかエリクはすでに殺す覚悟を決めちゃってるし。レイドと違って実行力があるヤンデレだし(怖すぎ)
レイドとエリクの互いに対する悪感情が引き返せない領域に突入してる気がして震えます。姫だっこランニングのときめきの裏で殺意と憎悪をぶつけ合うな!

 

まぁ、レイドとエリク以外もやばいけれど。
ジェシー先生が一番平和じゃないですか?この人はほぼ何も行動起こさないし口にも出さないから。おかげでミスティアの信頼も着々と積み上げて避難場所みたいになってるし。
まぁ彼が一番狂ってるんだけど。
ジェシー先生視点になると突如として狂気のパラレルワールドが開幕するんで震えながら笑ってます。怖いよー!なんなんだよ、この教師!!

 

学校生活が始まったことで新キャラも追加。
ヒロインのアリスはこれから目立ってきそう?もはや攻略済みな感じが。
あとフィーナ先輩が好きです。正確にいうと豹変した妹に怯えるヴィクター先輩との掛け合いが好きです。
今後の動向が気になるのは謎めいたサポートキャラ・クラウス
ミスティアを罵って引っ掻き回す彼の不穏さは際立ってました。。こういうジョーカー役は何するか分からなくてワクワクします。どうなるかなー。

 

後書きによると次は「地獄の3巻」らしいです。まだみんな理性を保ってるけど、やばいのか?今以上に?
楽しみです!

 

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