引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番4 /山田桐子



引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番: 4(一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

1巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2021年3月刊。
聖獣の言葉がわかる少女と色気垂れ流し騎士団長のお仕事ラブコメ第4弾。
両思いになったからかな?サイラスの色気が更にアップして年齢制限が死にそうです。健全のギリギリを攻める男だ…!笑

☆あらすじ☆
「君が望まぬ者の手は、必ず払いのけてみせよう」
聖獣のお世話をする「聖獣番」として働いている伯爵令嬢ミュリエル。元引きこもりの彼女は、色気ダダ漏れなサイラス団長と想いを交わし相思相愛に! とはいえ急に態度は変えられず、むしろギクシャクしていたある日。弟のリュカエルが不審な手紙を持ってきて――。サイラス団長との恋に混乱中なのに、見知らぬ人からの求婚なんてどうしたらいいの? それに、巻き込まれた弟と聖獣の仲にハラハラして落ち着きません! 引きこもり令嬢と聖獣騎士団長の聖獣ラブコメディ第4弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

大人の階段を踏破して両思いになったと思いきや、階段の途中で迷路に突入していたとな。
まぁミュリエルが「大人の階段登りきりました!」とか言ったら「嘘つけ!」と叫ぶしかないので納得しかない。団長、やっぱりまだ早かったのでは…

というわけで、三歩進んだかと思いきや一歩目からのリスタート。
友人関係で築いたあれこれは全部白紙。恋人としては手を繋ぐところから始めましょう!

……というのも、それはそれで「そんなバカな!」と叫ぶしかないわけで。

そんなバカな話はありませんでした。良かった良かった。
そりゃあ手を繋ぐだけにしても友人同士が手を繋ぐのと恋人同士が手を繋ぐのとでは仕草も雰囲気も全然違うからね。小指と薬指をこっそり絡ませるの初々しく親密で良い良い。
あと恥ずかしがりのミュリエルがスキンシップの寸止めで物足りなさそうにしてるのが可愛すぎて笑いました。なんというか、サイラス、ほんと良かったね…!

 

サイラスといえば、アトラに抱きつくミュリエルの後ろで両手広げてスタンバイしてる姿が一番好きなんですよね。回ってこない順番を待つ男の哀愁が。
でも、この感じだといつかは順番が回ってきそう?
アトラに飛びつく勢いでミュリエルがサイラスに飛びつく日常は来るのか。
まぁ今回思いっきり高所から飛びついてたけれど(あのシーン、挿絵込みでロマンチックで素敵でした)

 

両思いになって以来、ミュリエルも真剣に頑張るようになった感じ。
もじもじしつつ、無意味にサイラスを振り回さないように自分から好意を伝えようと奮闘する姿がとても可愛かったです。
可哀想なくらい吃ってるけど、その必死さが可愛いんだ。

 

吃りながら涙目で必死に好意を伝えようとするミュリエルに理性がぐらぐらになるサイラスがまた面白かったです。
でもそろそろ本当に年齢制限がかかりそうな色気量。
特に指輪をプレゼントするシーンはすごかった。一つ一つ、言い含めるような言葉にドキドキしちゃった。
このシーン、サイラスがほぼ全力で色気をぶつけてるのにミュリエルが失神せずに言い返してるのがまた良くて。二人の関係の進展を実感しました。

 

そんな主役カプの盛り上がりに貢献したのは、絶対零度のドS弟リュカエル。
リュカエル、良いキャラすぎました。ドMを覚醒させ調教するシーンにすごく笑った。なぜそんなに手慣れているのか。言葉責めがプロすぎる。
晴れてスジオのパートナーになったことで今後も物語で活躍してくれそうです。期待。

 

さて、今回もとても面白かったですが、一つだけ不満が……

 

なぜ!聖獣たちの!擬人化イラストがないんですか!!
せめてアトラだけでもーー!!

 

本作はアトラが間違いなく一番の男前なので、本当に人化したら大変なことになりそう。
ミュリエルの心を一番支えているのはアトラなので、ガチの三角関係になったらアトラ勝確なのも分かる。。。

 

聖獣といえば「竜と花嫁」絡みで伏線が張られたことが気になります。
次巻あたりでその辺の話が動くかな?楽しみです。

 

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