ぼんくら陰陽師の鬼嫁7 /秋田みやび



ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★☆
2021年8月刊。
もうちょっと皇臥に優しくして!?と悲鳴をあげた第7巻。
しかしぼんくら陰陽師と契約嫁の関係は、ジリジリと進んでいるんですよね。
皇臥が格好悪くなるほど芹の好感度が上がるシステムなの?
いや、今回の皇臥はなりふり構わない格好悪さが嫁への愛に満ちてて逆に格好良かったんですけどね。
でもね!もうちょっと優しくしてあげてもいいと思うんだ!笑

☆あらすじ☆
芹が呪いを受けていた!? 原因を除くため、形代の式神・青竜が目覚める。
廃遊園地の一件を切り抜け、大学でも新年度を迎える芹――ところがどうにも体調が優れない。その様子を見た皇臥は、芹に呪詛が効いていなかったことから、元々別件で呪いを受けていたという可能性に思い至り……!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

呪詛を受けたことにより、少しずつ消耗していく芹の心。
一方、皇臥は芹の呪詛を解くために青竜・如月を目覚めさせる。
しかし呪詛は北御門の式神にすら感知することができないものでーー という第7巻。

 

芹の父親のことを知っている貴緒をひっ捕らえたことで彼女のバックボーンが明らかになるかと期待したのですが、むむむ、そこはまだ焦らされる感じか。
貴緒、頑なに芹のことを旧姓で呼ぶんですよね。野崎真一郎と北御門の因縁が気になって仕方ない。皇臥もまだ白状する気がなさそうだしなぁ。
貴緒の破門の理由とか皇臥の呪詛嫌いと何か関係があるのかな。まだヒントが足りないなぁ。続きを座して待つしかないようです。

 

ところで、北御門に軟禁もとい静養することになった貴緒。
史緒佳さんに似てるっていうけどそうか!?弟への可愛がり(?)の悪どさは普通に酷いのでは……史緒佳さんはもっと可愛げがあるぞ!「お兄ちゃん助けて」でニヤニヤするお兄ちゃん、性格がねじ曲がってる。
あと貴緒さん、ネットスラング好きだよね。「だが断る」って自分も小説家だから敢えてかな(あっちは漫画家だけど)? 誰か突っ込んでやれ。

 

魔王のような性格の天才陰陽師な兄。
うーーーん、皇臥の兄に対する苦手意識とコンプレックスがわかりやすいくらいわかりやすいです。皇臥、九字を切るよりもガムを噛ませるほうが効果ある程度の能力だからな(涙)
しかも今回は母からも兄からもプライドをずたずたにされて哀れすぎました。みんなもっと優しくしてあげて。ぼんくらだけど必死なんだ。
でも今回の呪詛のカラクリは割と簡単に読める類だったと思うので、これはまぁぼんくらと言われてもしゃあないかなって。自分そっくりの青竜まで出しといて気付かないのは、、、ねぇ?

 

まぁそれだけ芹が呪詛を受けたことにパニックになってたと好意的に解釈することにします。
愛する嫁のために、貴緒に頭を下げたのは格好悪かったけど格好良かったですから。
なけなしのプライドをかなぐり捨てた必死さに芹がどんどんほだされて、いよいよ恋愛感情の一端にまで手にかけたのが良いです。ようやくここまで来たかって感じ。まだ明確な言葉にはしてないですけどね。あと一押し!!

 

芹自身の話は進まなかったものの、芹と皇臥の関係は確かに進んだ第7巻でした。
史緒佳さんもかなり芹に絆されてるし、芹もかなり皇臥に絆されてるし、北御門家の未来は安泰ですね!

 

ですよね?

 

ラスト一文、なんか不穏じゃない…?

 

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