指輪の選んだ婚約者8 狙われた騎士と楽園への誘い /茉雪ゆえ



指輪の選んだ婚約者: 8 狙われた騎士と楽園への誘い(アイリスNEO)【Amazon】【BOOK⭐︎WALKER】

評価:★★★★☆
2021年7月刊。
刺繍狂いの令嬢とコミュ下手騎士のラブ・ファンタジー第8弾。
魔術社会の転覆を目論む魔法使いとの対立が始まってからどんどん面白さを増しています。
あらすじによれば、魔法使いたちとの最終決戦が迫っているそうです。今回で話は終わらなかったけれど、その盛り上がりを強く感じる内容でした。
ああ、今すぐに続きが読みたい!

☆あらすじ☆
不穏な知らせを受け取って、急ぎ王都に戻ってきたアウローラとフェリクス。そこで二人が見たのは、黒い霧に包まれた変わり果てた神殿の姿だった。王都を『楽園』に作り替えようとする魔法使いカーヌス一行の野望を阻止するため、アウローラたちは対策を講じるのだが――!? 魔法使いたちとの最終決戦がついに迫る! 見逃せない大人気シリーズ完全書き下ろしの第8弾登場!! ※電子版はショートストーリー『かわいいあなた』付。

以下、ネタバレありの感想です。

 

カーヌスによって占拠された王都の神殿島。
張られた結界を何とかしなければ大変な被害が出る可能性に気づいたフェリクスたちは、事態の打開を模索します。

そこで白羽の矢が立ったのは、やはりアウローラの刺繍。
彼女が背負う役割がますます重くなっていきますね。
普通に(?)刺繍が好きだっただけの女の子が国家の命運を左右する事態に巻き込まれる羽目になり、その心労はいかほどか……

 

アウローラ、「私にできることがあるなら頑張ろう!」って普通にムンって気合い入れるのが本当に健気。ヒロイックな決意じゃなくて、普通に良い子だなぁって思える感じが余計にかわいそうになります。
フェリクスの怪我を見て自分の責任だって泣いちゃうところとか可哀想すぎた……アウローラの刺繍は役に立つ!切り札だ!みたいな扱いだったから落差が辛いよね。

 

まぁアウローラの刺繍は役に立つし、切り札なんですが。
色々と試行錯誤しつつも、この物語を推し進めていくのはアウローラの手がける刺繍であることに変わりなく。
大勢の手を借りて大精霊に捧げる刺繍の傑作を作り上げる展開にはとてもワクワクしました。ああ〜〜〜でもそれイラストで見たかった〜〜〜〜!泣

 

さて、アウローラの刺繍の重要性が再確認され、いざ行かん敵地へ!というところで次巻へ続く。生殺しです。めっちゃ続きが気になる。
魔法使いとの戦いが始まって以降、本作はファンタジーとしての面白さが跳ね上がっているように感じます。
恋愛パートの甘さが気に入っていた作品だったのだけど、刺繍と魔術を絡めた世界観の読み応えも本当に素晴らしい。
アウローラ視点による繊細な刺繍描写が中心にあるから、全体的に見ても煌びやかで華やかなファンタジーになっているのが良いんだよなぁ。

 

ところで今回の話は最初から最後まで緊急事態だったのでフェリクスとアウローラのイチャイチャも薄めで、なんだか二人もお疲れモード。
特にフェリクスはそろそろやばそう。嫁が足りてないんじゃないか…?
全部終わったら爆発しそう(期待)

 

次巻はどこまで進むのでしょうか?楽しみです。

 

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