やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中3 /永瀬さらさ



やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中3 (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2021年3月刊。
面白かった!!
着々と進むジルの竜帝陛下攻略と、ハディスの幸せ家族計画。
少しずつ人に囲まれ、温かくて賑やかな居場所を手に入れていく二人の姿に心がぽかぽかします。
今回もクライマックスのバトルシーンが格好良くて、愛で敵を貫いて叩き折る姿に痺れました。愛情でパワーアップする脳筋は敵なしですね!

☆あらすじ☆
6年前に時が戻った令嬢ジルは”竜の王様”の子育て真っ最中。ある日、ハディスが慕う実兄・ヴィッセルが訪れる。再会に喜ぶハディスだが、ジルの知る未来では彼はハディスを裏切る人物で!? そんな時、開戦のきっかけとなった誘拐事件が起こり竜の王様も行方不明に。スパイだと疑われるジルのピンチに、ついにハディスが立ち上がる……!「僕は君を竜妃にする――本物の、竜妃に」WEB発・最強ヒロイン最高の人生にやり直し!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ついに登場したハディスの兄ヴィッセル
これまでは裏切りの未来を知るジル視点の印象が強く、実際はどんな人物なんだろうと興味津々でした。
ハディスは兄のことを慕っているけど、でも人間不信を拗らせてる人だしあまり本人の感覚を信用できないんだよなぁって。
果たしてハディスの味方なのか敵なのかーー

 

とドキドキして読んだ結果、「なるほど、ハディスのお兄ちゃんですね!」という結論に至りました。

そっくり兄弟じゃん!!!
この闇堕ち方向に拗らせた感じ!愛してるけど信じてないところ!

でもなんかホッとしました。ちゃんと弟を愛してるんだなって。
傷つかないように孤独にしようとする闇のブラコンではあるけど、そういうの好物なんで良しとします。闇のブラコンは光の脳筋幼女に感化されたらいい。弟みたいに。

 

その弟は、兄の見ぬ間にすくすくと成長。心の具現化付きで(黒竜くん、あざといところがそっくりだ)
今回の陛下は本当に自分で頑張ってたよなぁ。パン屋に転職したのは笑ったけど。ただの戯言じゃなくて有言実行なのか。
家庭菜園趣味の主夫だったり、お城の料理番だったり、おばあちゃんのパン屋だったり、ハディスって順応性がかなり高い。
体も心も弱くて人間不信な割に、一人でならどこでもスルッと生きていけそうです。ジルもそうだから二人でも大丈夫か。

 

そういう人が、皇帝として国を背負い部下を背負い民を背負い、ずっしり重たい荷物に悪戦苦闘しながらも、人の輪の中で楽しげにしている姿がとても良い。その変化が微笑ましい。変化に戸惑ってるのがまた可愛くてマル!
傷つかない孤独ではなく、ボロボロになりながら幸せを掴んでいくんですよ。

そしてその原動力は嫁!

愛だなぁ〜。愛ですよ愛。

愛ですよね?

なんかジルが神器を手にした時に不穏な幻を見てたけど。あれは何?
理の神は合理的だから都合が悪いことは忘れるって、おいおい待て待て思い出せってラーヴェを揺さぶりたい。

物忘れの激しい竜神様としつこく覚えてる女神様のすれ違いがひどい。
女の恨みが怖いんですが。何したのよ竜神様(されたのか?)
ていうかジルがみた幻って女神じゃなくて初代の竜妃だったり?どうなってるの??

やばそうな国王とか、ジルに対する本心が気になる王太子とか、女神もどきの妹姫とか、クレイトス方向のあれこれも気になって仕方ありません。うーん続きが早く読みたい!

 

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