2020年5月のおすすめライトノベル


6月になりました。ラノベ感想ブログ「晴れたら読書を」のみかこです。こんにちは。

突然ですが、今、BOOK☆WALKERとKindle Unlimitedの読み放題で、電撃文庫が熱いのをご存知でしょうか。

6月7月限定のキャンペーンなんですが、かなり大幅に対象作品が増えています。
どれくらい大幅かと言うと、5月に出たばかりの新刊の一部も対象になっているくらいの出血大サービスです。やばい。

 

もし読み放題に登録されているなら『錆喰いビスコ』をおすすめします。
なんと既刊5巻すべて読めるんですよ!すごい!
ちなみに最新6巻は今月出ます。

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KADOKAWA
著者 瘤久保 慎司 イラスト 赤岸K 世界観イラスト mocha

 

私も6月7月は電撃文庫にどっぷり浸かろうかと考え中です。何読もうかな〜?

 

前置きはこのへんにして、5月に読んだ本の中からオススメの作品を紹介していきます。続きをどうぞ。

 

 

何度でも愛を叫びたい、5月の最推し『かくりよ神獣紀』
どこか日本神話を思わせる異世界に転生した少女・八重の物語です。

とにかく世界観に魅了されました。
現代日本から様々なモノが巨大化して漂着し、古代日本のような風景のなかで存在感を放っている。
たとえば八重の住まいは巨大な空き瓶で、その生活はまるでボトルシップの住人のようなんです。

そんな摩訶不思議な異世界で、謎めいた呪言を操り、ほの暗い神事《奇祭》を執り行う八重。
ずっと傍にいた不思議な虎様に「病に侵された神」を救えと迫られた八重は、手探りで医者の真似事をすることになるのです。

作り込まれた世界観と、波乱含みな八重の運命から目が離せません。
だから絶対にシリーズ化してほしいんです。
どうかどうか読んでほしい。宜しくおねがいします!

 

 

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KADOKAWA
著者 杉井光 イラスト 春夏冬ゆう

見失いかけた音楽を取り戻す、少年少女の青春ストーリー『楽園ノイズ』
思春期の感傷がたっぷり込められた心情描写と、弾けるように鮮やかな音楽描写のミックスが最高でした。

主人公が出会う少女たちは様々な問題を抱えているけれど、物語はその細かい事情には踏み込みません。
彼らには、ただ音楽があれば良い。セッションで音を交わせば心が繋がる。
彼らの青春の全ては、「音楽」のなかに還元されていく――

そんな、音楽への一途な情熱がとても心地よい作品でした。

 

 

平安ミステリー×夫婦ラブコメ『探偵は御簾の中』。これは楽しい作品でした!

政略結婚で出会った忍と祐高。
物分りのよい年上女房を気取って「浮気はご自由に。むしろ恋人ができたらお祝いよ!」と夫の背中をおす忍。
しかしヘタレの祐高に浮気するほどのパッションはなく、日々粛々と検非違使の仕事に励むのです。

平安ミステリーとしてもばっちり面白いし、様々な謎に挑むヘンテコ夫婦が可愛くて仕方ありません。

ちなみに汀こるもの先生のこのツイートが全てだと思うので引用しておきますね。

 

 

トラブルで能力が入れ替わった男女のバディを描くファンタジー『声を聞かせて』
「身体」ではなく「能力」が入れ替わるという切り口から紡がれるドラマが秀逸な作品でした。

“精霊使い”と“魔法使い”という異色な組み合わせの二人組。
それぞれがトップクラスの実力を持つプロだけど、互いの能力が入れ替われば素人も同然。
「相棒の能力」の扱いに苦戦する二人は、問題解決の鍵を握る少女を追手から逃がそうと奔走することになり――というお話。

鼻持ちならないエリート魔法使い(男)が「無能!」「足手まとい!」と精霊たちにボロクソに叩かれながら、ドン底から這い上がるように成長していきます。
その殻を破る瞬間の爽快感が見ものなんです。

 

 

ヤンデレ好きに朗報!
『傷心公爵令嬢レイラの逃避行』は、楽しい楽しいドロ沼ヤンデレ三角関係ものですよ!

右を向いてもヤンデレ。左を向いてもヤンデレ。
どちらを選んでも監禁が待っていそうな空気があり、話が進めば進むほど地獄が深まります。

優しいヤンデレと優しくないヤンデレが揃ってるので、どちらが好きな方にも楽しめるかと(ヤンデレが優しいとは・・・?)

ちなみに電撃の新文芸から5月に発売したばかりの新作なんだけど、冒頭で紹介した読み放題対象作品だったりします。太っ腹!

 

 

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集英社
著者 奥乃桜子 イラストレータ 宵マチ

平安と古代を足して2で割ったような世界観の和風ファンタジー『神招きの庭』

恐ろしい神々を招き、もてなす神聖な場所・斎庭。
麗しい後宮のような雰囲気でありながら、そこでは荒ぶる神を鎮めるために人死にすら厭わない。
斎庭とは、命がけで神々と対峙する神官たちの戦いの最前線なのです。

そんな場所に、親友が起こした殺人事件の真実を知るため飛び込んだ主人公。
彼女は、神と対峙する人々が抱える苦悩を知り、とある陰謀に巻き込まれていくことになります。
駆け引きと信頼の間で揺れる主人公と王弟の関係も良かったし、少女たちの切ない友情に涙しました。

 

 

よろず屋を営む山神家の日常を描く、ホームドラマ×お仕事ファンタジー『山神よろず相談所』

食いしん坊な少女を中心に、誰もが少し「普通」ではない山神家。
様々な依頼が舞い込む日々のなかで、「家族」に対する複雑な感情をもつ山神家の兄妹たちは、改めて「家族」を見つめ直していくことになります。

家族愛ものだけど、同居ラブコメ要素もほんのりとあって。
好きな子にいちいち反応してしまう純情美少年の片恋が可愛いんですよ〜。

 

 

カクヨム×魔法のiランドコンテスト「大賞」受賞作『恋を知らぬまま死んでゆく』
心を剥き出しにする痛みを描いた青春恋愛小説で、とても面白かったです。

恋を知らない少女が、恋を失い死んだ少女の真実を知るため、「恋」について考える。
自分には理解できないものを、理解しようとする苦痛と足掻きを描く物語です。

恋が理解できない少女と、彼女に恋する少年の、「好き」という言葉に込められた温度差が残酷なんだけど、そこから生まれる感情の奔流が最高でした。

 

 

毎度毎度、容赦なく感傷でぶん殴ってくる人外恋愛譚第3弾(リンクは1巻のもの)

人と怪物が簡単に理解できるわけがない。だからこそ、心を通じ合う瞬間を尊いと感じるんです。

もうめちゃめちゃ好き。ロマンチックが止まらない。
ハードボイルドな乾いた空気のなかで、湿りけの高い感情の揺れ動きが光るのだ。

 

 

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主婦の友社
著者 三月ふゆ イラストレータ ともぞ

異世界と現代日本が交錯するダークファンタジー。
気弱で臆病な少女。彼女を待つ運命がどれだけ残酷なものなのか。

徐々に明かされていく真実や、仕込まれていたギミックの数々がとても面白いんです。
そして、終盤にかけて盛り上がりを見せる家族愛に泣いた・・・・・・

第3巻で一区切りついたのだけど、シリーズはまだ続くらしい。
どういう展開になるのでしょうか。要チェックです。

 

 

以上です。
それでは6月も当ブログをどうぞよろしくお願いします。

 

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「2020年5月のおすすめライトノベル」への2件のフィードバック

  1. 5月もお疲れ様でした!
    かくりよ神獣紀、TLからの圧がすごかったので読んだのですが、本当に面白かったので自分もコツコツ布教しようと思います。
    世界観が個人的に刺さりましたね……。

    楽園ノイズを実は積んでるので(これもTLで好評だったので)、早く読みたいですねー。
    読むものが、読むものが多い……!

    緊急事態宣言による巣ごもりで結構本を読めるんじゃないかと思っていましたが、意外と消化しきれなくて……読むもの多いですよねー。6月はいっぱい読みたいです。みかこさんにすすめてもらった十三歳の皇后も新刊出ますし!
    ビーズログ文庫の公式サイトであらすじ見たら、茉莉花が出るらしくて楽しみです✨

    1. スズナリンゴさん、コメントありがとうございます。

      スズナさんこそ、お疲れさまでした!また6月もよろしくです〜(^O^)

      「かくりよ神獣紀」、読んでくださって本当に本当にありがとうございました。楽しんでいただけて本当に良かった!
      布教よろしくお願いします〜〜(号泣)ありがとうございます〜〜〜(大号泣)

      楽園ノイズめっちゃ良かったのでおすすめです!
      もう本当に世の中には面白い本がありすぎて困る・・・!

      巣ごもりで本が読めるって思いましたよね!?私もです!!
      なぜか全然読めませんでした・・・・・・本当になぜ・・・・・・

      十三歳の皇后と茉莉花の新刊たのしみですよね!わくわくします〜(*^^*)
      6月もどんどん読んでいきましょうー!とりあえず私はこの週末中に天使様読みますね!

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