にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者6 /香月航



にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者: 6(一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2020年3月刊。
タイトルそのまま新婚生活スタート!の第6巻。
慣れないながらも必死に「王太子妃殿下」を頑張るリネット。
そんな彼女の日々はやはり穏やかではないようです。

☆あらすじ☆
ワケあり王太子殿下とようやく結婚した、貧乏伯爵令嬢リネット。アイザックの素敵な旦那様ぶりにうっとりしつつ、自分も王太子妃として相応しくなろうとがんばっているけれど……。王太子妃づきの侍女選びは難航するし、初めて主催したお茶会も不測の事態で中止することになってしまって!? これって私が新米の王太子妃だからですか! それなら、なめられないように、男装してでも切り抜けてみせます!!
ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第6弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

王太子妃としての新生活が始まったリネット。
アイザックと共に過ごす生活に幸せを感じるものの、側近となる侍女探しは前途多難な上、がんばって主催したお茶会では令嬢の卒倒騒動が起こってしまう。しかも、その騒動の裏には違法薬物の存在があるようで―― という第6巻。

 

3章タイトルの「違法薬物と恋する令嬢たち」の異様な並びが好きです。
字面は強いのに内容が想像できないワケワカラン感じが良い・・・・・・

 

とはいえ違法薬物ダメ、絶対。
お茶会をぶち壊されたリネットとアイザックは、隣国を股にかけての調査に乗り出すのです。

 

この「覚め薬」の一連の騒動は、結局リネットたちを直接狙ったものじゃなかった、ということで良いんです?
王宮の要人にまで届いた割に、なんとも真相がしょっぱかったような・・・・・・王宮の警備体制を見直す必要がありそうだなー。
悪人サイドもまさかこんな大物が釣れた上に乗り込んでくるとは思わなかっただろうよ・・・・・・

 

運が悪すぎる悪人どもはさておき、クライマックスの雪山アクションはとても面白かった。
リネットは戦場に出るヒロインだけど「こんな死に方は嫌!」というセリフには結構心に刺さった。
彼女はそういう危険がある場所に随行するんだなって。
その上で、絶対に死ぬなよ?と警告を発するアイザックが格好良かったです。
モーゼよろしく雪を割りながらの「世界の敵になるぞ」発言に笑う。怖い怖い。脅し方が怖い。
彼がどこまで本気かは分からないけれど(9割くらい?)、危険な場所に共に行く以上は共に帰るところまでがお仕事ってことですよね。

 

さてさて、最初の問題だった侍女選びの方も無事にクリア出来た様子。
新キャラのマテウスシャノン、かわいいカップルでした。
惜しむらくはマテウスの顔がみえる挿絵がなかったことかな。なぜに???

 

シャノンはリネットの友人兼侍女兼参謀になれそうで、良いポジションに収まった子だと思います。
まぁ彼女発案の「男装で人心掌握」は既出キャラの二番煎じ感があったのだけど、そもそもリネットは男装もするヒロインだからこういう方向にいくのは自然なのかも?
今後もトラブルは山積みだろうし、あの手この手で掌握していく中での最初の一手と考えれば妥当かもしれません。

 

ところでレナルドさんが結局見合いを回避しちゃってるんだけど、このまま回避し続けるのでしょうか。
私はグレアム兄さんの方も気になるなぁ。グレアム兄さんがラブコメしたらめちゃくちゃ面白くなりそうなんだけど(疑似百合しよ)

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