メイデーア転生物語2 この世界に怖いものなどない救世主 /友麻碧



メイデーア転生物語 2 この世界に怖いものなどない救世主 (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2020年3月刊。
魔法世界に転生し、恋した少年と引き裂かれた少女の、数奇な運命を描くファンタジー第2弾。
今回も面白かったです。魔法学園要素継続でよかったー!

☆あらすじ☆
王宮通いと魔法学校。救世主の守護者となったマキアの二重生活がはじまる
〈世界で一番悪い魔女〉の末裔マキアは、〈救世主の守護者〉となり引き離された元騎士のトールと、舞踏会で再会を果たした。ところがマキアに守護者の印が現れたことで、事態は一変。〈救世主の少女〉アイリの相談役として、王宮通いを始めることに。
トールに会えるようにはなったものの、使命の前に力不足を感じたマキアは、魔術師として成長するため魔法学校の授業に励む。だが救世主を狙う刺客は、否応なくマキアの前にも現れはじめ……。
魔法世界“メイデーア”に選ばれた者たちの物語は交差する。

以下、ネタバレありの感想です。

 

不明のままだった「四人目の救世主の守護者」となったマキア。
それは、当初いた「四人目の守護者」がどこかで死んだことによる繰り上げ選抜だった。
守護者と学生の二重生活を送ることになるマキアだが、一方で、王宮では救世主と守護者を狙う刺客の存在が問題となり―― という第2弾。

 

とりあえず学生生活続行でよかった。
このシリーズの学園描写すごく好きだからなぁ。アクション多めな授業風景も、マジカルな飯テロ描写も楽しいので。
でも「ポテト・レポート」には笑った!
ひたすら芋を調理して食べ続ける課題とか嫌なんですけど・・・・・・私なら途中から揚げ物系マヨ系ばかりになって顔がひどいことになりそう。だって醤油ないんでしょ。和だしをくれたら何とかなるが!おしゃれにジュノベーゼのニョッキとか作れない(悲)
そんな地獄の課題なのに、班の仲間たちで仲良く料理してるシーンはすごく楽しそうでニコニコしてしまいました。
この4人の仲良しな雰囲気ほんと好き。分担して調理してるときも、「もう芋はやだ・・・」ってなってるときも、一蓮托生感があって可愛い。

 

マキアの学園青春ストーリーが平常運行する一方で、少しずつ動いていくのは救世主まわりの話。

アイリがなぁ。「絶対に好きになれない女」って感じをぷんぷんと漂わせてるのがなぁ。
マキアが前世の秘密をバラしたことで、次巻以降は何か変わるのかもしれませんが。
恋敵になる前は親友だったのだし、仲直りの可能性もあるのかな?
なんだか、あまりにもキャラ設定が破滅フラグだらけで逆に心配してしまいます。
「この世界に怖いものなどない救世主」が進む道が明るいとは思えない・・・・・・

 

破滅フラグといえば、テンプレかよってくらい悪役令嬢ムーブしていたベアトリーチェは好感度がぐぐっと上がりました。
私はこういうベタなツンデレ少女、大好きだわ。
恋に目がくらんでるボンクラ王子なんかさっさと忘れて、隣にいる執事くんと末永く仲良くしてくれって思う。
あのボンクラ王子、アイリよりもイライラするせいか未だに名前を覚えられません。なんだったっけ(キャラ紹介ページをめくる労力すらかけたくない)

 

さてさて、色々と物語が動き出している気配がする第2巻。
エスカ司教とか、藤姫とか、前世関係者っぽいキャラがぞくぞくと登場しているし、「三人の魔術師」絡みの話も断片的に語られ、掘り下げが進んでいます。
となると、そろそろ「帰還」もあるか?楽しみですね。

 

楽しみといえば、明らかに何かを誤解したらしきトールと、それに気づいていないマキアの関係の行方も気になります。
前世を知る女と未だ知らない男という、めちゃくちゃエモくて大好きなシチュエーション。
こんなの期待が高まるよ!どうなっちゃうのでしょうか。ニヤニヤが止まらなくなりそう。

 

次巻が早く読みたいです。

 

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