転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す2 /十夜



転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 2 (アース・スターノベル)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2019年11月刊。
規格外な新米騎士の破天荒な騎士団ライフ第2弾。
1巻に引き続き、フィーアのすっとぼけキャラがとても良いです。彼女に振り回される騎士団長たちの胃が心配だよ。
読んでる間はとても面白いんだけど、そろそろこの物語の方向性が見えてこないかな?とも思います。

☆あらすじ☆
天と地の全ては、ナーヴ王国黒竜騎士団と共に!
念願叶って新人騎士になったフィーアが配属されたのは、エリートぞろいの第一騎士団。
聖女の力を隠し普通の騎士としておとなしくしているつもりが、
思わずベテラン騎士を指揮して魔物を討伐したり、うっかり泉の水を全部回復薬に変えちゃったり…⁉
そんな時、長期遠征からクェンティン第四魔物騎士団長が帰還し、
「星降の森」で黒竜が目撃されたとの情報が!
フィーアたちは探索のため出発するが、
そこで明かされるザビリアの壮絶な過去。そして――。
小説家になろうで、2019年6月~現在ジャンル別年間第1位の超人気作!!
本編大幅加筆&書き下ろしエピソードも大ボリュームでお届け!

以下、ネタバレありの感想です。

 

騎士団のなかで、徐々にその異質さが認知されつつあるフィーア。
とはいえ本人が根っからの善良気質&裏表のないトボケたキャラクターなので、「お前は本当に何なんだよ!」と思われつつも愛されポジションを確保しているのが流石です。

 

今回はやっぱり第四魔物騎士団長クェンティンの反応がよかったなぁ〜
一番事情がわかるひとが一番の変人扱いされている不憫さ。ふむ。なんか私、クェンティン推せそうな気がする!
新米騎士にへりくだって「様」呼び、緊張しすぎてM疑惑。そのままフィーア女王様の下僕になるしかない勢いに笑うんですが。大丈夫か。クェンティン団長の将来を心配してしまう。

 

そんな団長の奇行にドン引きのフィーア。
お前が引くのかよ、と思うけど、大の大人(しかも上司)にあんな態度とられたら引くよね。
むしろ引きつつ普通の対応とれるフィーアはやっぱり大物なのでしょう。

 

で、今回は挙動不審なクェンティン団長を皮切りに、フィーアの従魔ザビリアの正体が一部の上層部にバレてしまうという内容。
フィーアの正体も察してはいるようだけど、そこはまだ踏み込みません。流石にあのフィーアを見たらなぁ。
ザビリアの正体だけでも大事ですしね。
ところで、このザビリアの正体のくだり、クェンティンの説明が何度も重複しているのが気になりました(黒竜にも自己治癒できない怪我を直せたのがおかしい云々)。
色んな人に同じ説明をしていくのは良いんだけど、読者には1回でいいかなって。

 

一方、当のザビリアについては、彼の生い立ちからフィーアとの出会いまでのストーリーが明らかに。
ザビリアの孤独と、フィーアへの執着がリンクしていく流れがとても良かった。
いやぁ、こういう過保護な執着って大好物だし、2人の命が繋がる一蓮托生な関係が最高だし、これはもうザビリアが本作のヒーローなのでは!?人化しない!?(少女小説脳)(カプ厨脳)

 

それはまぁ戯言だとして。でも本当にここからどうなるんだろう。
2巻まで読んでみても、ちょっとこの作品がどこへ向かう物語なのか見えてこないんですよね。目標はどこに設定されているのか。
最後に出てきたカラフル三兄弟が本編に絡んできそうな雰囲気はあるけれど、それが何を引き起こすのか。
そもそもフィーアが恐れる魔物との対決もあるのかないのか。

 

もう少し先まで読まないとわからないのかな?
期待したいと思います。

 

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