小泉花音は自重しない2 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録2 /高町京



小泉花音は自重しない2 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録 (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2020年2月刊。
お姉ちゃん系甘デレ(強制)ヒロインと、ハンデ付き最強主人公の現代異能バトルアクション第2弾。
1巻同様、花音のウザかわっぷりが良かったです。れー君へ愛が痛い(色んな意味で)
今回の事件も面白かったんだけど、もう少し掘り下げがほしかったかなぁ。なんか少し薄め・・・?
でもキャラと設定は相変わらず良いので次巻以降の盛り上がりに期待します。

☆あらすじ☆
イチャ甘ヒロインと最強主人公コンビのバディアクション第2弾!!
発電能力を操る小泉花音と俺は異能の力が絡んだ事件を追う捜査官ストレイドッグ。精神観測者の澪ちゃんが弟子入りしてから、花音の愛がますます重いんだが……
「れー君のパートナーは、この花音お姉ちゃんだからね!」
祭りで賑わうN市内では、特異犯罪組織に対する警戒態勢が敷かれていた。先日の事件で《剣帝》の秘密が撮られた動画がネットに出回っているし、街で助けた謎の男も気がかりだ。油断していられないぞ花音。
「きゃああぁあ! 私のことで怒ってるれー君超絶かっこいい!」
おいおい、空気を読んでくれ……
イチャ甘ヒロインと最強主人公コンビのバディアクション第2弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

最強の犯罪抑止力でもあった《剣帝》の弱体化を示す動画が拡散され、異能犯罪者の暗躍の気配が漂い始めたN市。
パトロールを委託された「れー君と愉快な仲間たち」は、他のエリアから侵入した特異犯罪組織と対峙することになるが―― というのが2巻のストーリー。

 

今回も花音のれー君愛が強烈でした。
愛の重さが痛い。物理的にも精神的にも。
そんなんでも「可愛いなぁ」とか「勝手にやってろ!」とか思えてしまうのは、二人の間にある絆を前巻でよく知ったからなのでしょう。
ぶつぶつ言いつつれー君が花音を大事にしてるのは読者にも花音本人にも筒抜けですからね!
そこまで花音を甘やかしたのはれー君本人であることは否めないので、これはもう責任もって引き取るしかない・・・!

 

そういう二人の間に澪ちゃんが弟子入りすることで何が起こるんだろうと思っていたら、なんというか、イチャイチャ(強制)のダシにされてる感じ?
澪ちゃんが大人の対応をとってくれてよかったよね・・・・・・でも花音も澪ちゃんのことを猫可愛がりしてるので、三人の関係がほのぼのしているのが良いなって思いました。なんか澪ちゃんの扱いって年の離れた妹みたいな雰囲気ある(しっかり者の妹ですね)

 

というわけで、3人組となった「れー君と愉快な仲間たち」。
N市に入り込んだ《集団(ネームレス)》という異能犯罪集団を調べていくうちに、3人は強力な異能者と行き当たることになるのです。

 

弱点動画が拡散され、綿密に戦略を練ってきた強敵と対決するという展開は面白いと思いました。
こちらへの対策はばっちりなのに、敵の情報はほぼないという圧倒的に不利な条件。
頼りになるはずの澪ちゃんも罠にはめられるジリジリとした緊張感が良い。複数対複数の入り乱れた戦闘にもワクワクしました。

 

ただ、敵リーダーと恋人の話を冒頭や途中で意味深に描いていた割に、あっさり終わったのが少し物足りなかったかな。
灯火さん、回想エピソードと設定だけは立派に描かれていたのに、なぜかキャラ立ちがいまいち印象に残らない不思議・・・・・・
あの敵カップルの話は結局どこに持って行きたかったのか、何を描きたかったのか、正直私にはよくわかりませんでした。

 

一方で、玲紀と花音のバディな活躍は今回も良かったです。
あれだけ花音の謎テレパシーに文句言ってるくせに、ピンチではしっかり通じ合うところを見せるあたり、花音の言う通り愛しか感じないんですよね〜〜〜笑
玲紀が自罰的な思考に陥りそうになったところを、花音が励ますために無理やり明るく振る舞って、その真意ごと玲紀に見抜かれてるシーンとか超好きだった。そういうところですよ!

 

それはさておき。

今回の話は猫化状態の問題解決に微妙につながる感じ、なんですかね?
ブースターの件は結局謎のままですが。
続刊で何か動きがあるのでしょうか。期待したいと思います。

 

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