2020年1月のおすすめライトノベル


「晴れたら読書を」管理人のみかこです。こんにちは。
正月を迎えたばかりのはずが、気づけば一月が過ぎていました。早すぎ。
ここ数日は某ニュースが気になって仕方ないので、うがい手洗いをいつも以上に徹底しています。皆様もどうぞご自愛くださいませ・・・

それでは1月に読んだ本の中から、特に面白かったものを紹介していきたいと思います。

 

created by Rinker
SBクリエイティブ
著者 筑紫一明 イラストレーター Enji

魔法杖職人見習いの青年イクスの前に現れたのは、杖の修理を依頼したいと言う東方の少女ユーイ。
修理のために必要な素材を探すなかで、二人は伝説上の存在である「竜」の秘密に迫っていくことになる――というファンタジー。
非常に落ち着いた空気が魅力的な作品で、影を帯びた登場人物たちの心情描写の繊細さが光る作品でした。
個人的には、失われた祭礼にまつわる考察パートがとても面白くて大好き。
その祭りにはどんな意味があったのか、今に受け継がれた伝承は何に由来するものなのか。
民俗ネタが好きな人は特に楽しめる作品だと思います。世界観の作り込みがすごいんですよ!

 

ファンタジアやるじゃん!となったファンタジア大賞受賞作。
養成学校では落ちこぼれだった7人の少女が、世界最強のスパイのもとで技を磨き、死亡率9割の「不可能任務」に挑むスパイ・アクションです。
「世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい」という煽り文句に偽りなし。なのでネタバレを踏まずに読んでほしい作品です。
常に余裕たっぷりな最強のスパイであり、絶望的に教えるのが下手なダメ教師でもある、有能ポンコツイケメンのクラウス先生(たぶん主人公)が私の推し。
彼がヒロイン選挙にエントリーされてなかったことだけが不満かな〜

 

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KADOKAWA
著者 落葉沙夢 イラスト 白井鋭利

MF文庫Jライトノベル新人賞「審査員特別賞」受賞作。
とある街で繰り広げられる、異能を持つ少年少女のバトルロワイヤルです。
私の需要にピンポイントで刺さった現代伝奇でした。
世間の「裏側」で主人公たちが異能を使ってやりたい放題。それが警察や市民などの「表側」の人々から謎多き怪奇事件として扱われる―― みたいなヤツが好きな方はぜひどうぞ。
1冊で綺麗に終わっているのですが、物語の締め方がまた秀逸なんですよ。

 

ラブコメっぽいパッケージで、たしかにラブコメなんだけど、色々と詐欺ってます。
これは大事と思うからあえて書きますが、青春SF(すこしふしぎ)系の作品です。
星に願う少女と、彼女を止めたい少年の物語。
本心をあからさまに隠した二人の不思議な関係は、可愛くて痛々しくて、とても心が惹かれます。
ほんとこういうの好き。続きも楽しみです。

 

冬に出てきた夏の物語。
両思いの幼馴染が巻き込まれていく、タイムリープでループな青春ファンタジーです。
青春とループの組み合わせって散々読んでいてもやっぱり面白い。
どこにあるのか分からないハッピーエンドを手に入れるために、血を吐くような執念をみせる主人公が最高でした。
終わらせる方が楽になれる。それが分かっていても、惨めなほど足掻いてしまう。そんな重すぎる純愛が良いんです。

 

幼なじみの陰になって目立たなかった主人公が、本当の実力を魔王に見初められ、そのまま魔王軍に引き抜かれることから始まるファンタジー。
正直、序盤は読むのがキツかったのだけど、これはケンカップルものなんだと理解してから俄然楽しくなった作品でした。ラブコメパートが本当に良い。
養い子に「パパ」「ママ」と呼ばれ懐かれるのに、実は恋愛関係すらない男女の距離感が絶妙でした。

 

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KADOKAWA
著者 円堂 豆子 カバーイラスト 苗村 さとみ

古代日本を舞台にしたファンタジーで、日本神話の世界観が好きな人におすすめの作品。
朝廷から生命を狙われる聡明な若き王と、神秘の一族に生まれた「災いの子」。
戦乱の緊張感が高まっていく世界で、主従となった二人はどこへ向かうのか。
とても続きが気になる新作でした。
ヒロインが悪い男に騙されてる感がすごくて、彼女がどんな運命をたどるのか、怖くて楽しみで仕方ありません!

 

とりあえず今すぐ甘いものがほしい!糖分を補給させてくれ!!という飢餓状態の方におすすめの恋愛小説。
「運命の恋人」の印を授かった、深窓の令嬢と初恋こじらせ王子の攻防を描く、でろんでろんに甘いラブファンタジーです。
印にキスしないと恋人になれないのに、なんでそんなところに!?と突っ込まずにいられない。
運命を授けた神様のフェチに震えろ!

 

「美女と野獣」ならぬ「美女と骸骨」。
そんなシチュエーションから始まるラブファンタジーです。
冬に覆われつつある世界を救うため、生贄になる覚悟で「死の王」のもとを訪ねた「塔の姫」。
骸骨の姿をした恐ろしくも優しい王との出会いによって、姫は世界を一変させた百年前の真実に迫っていきます。
御伽噺そのものの雰囲気で綴られるファンタジーでした。ラストの戦いが幻想的でとても良かった。
骸骨王とヒロインのずれた掛け合いも、姫の中に芽吹き、急速に育っていく純愛も素敵でした。

 

「神の声」という名の「実況と解説」を手がかりに、ツンデレな婚約者の可愛さに目覚めていく王子。
ゲームの中のキャラクターに声が届いたことに驚きつつ、ハピエンを目指して実況と解説を務める2人の高校生。
これは、乙女ゲーム世界と現代日本が不思議な形で繋がったことから始まる、破滅の運命を背負ったツンデレ悪役令嬢を愛で倒すラブコメディです。
悪役令嬢ラブコメとしても楽しいし、高校生の青春恋愛者としても楽しい。どっちのカップルも可愛くてたまらんのです!

 

受付嬢に憧れる少女が、その夢を叶えようと奮闘する物語。
そしてケンカップルものです。このケンカップルはやばいぞ・・・!
ヒロインがバチバチと対抗意識を燃やす天敵の男がいるんだけど、彼がヒロインに向ける感情に「なんだんだ、なんなんだ君は!!」と叫ぶしかない。
表現は捻じくれまくってるのに、根っこにある巨大感情が丸見え。見えるようで見えないようでめっちゃ見えるんです。
本当にすごい男だった。しれっとしてるのに。しれっとしてるのに・・・!

 

以上です。1月は忙しくてペースダウンしてしまいました。
ブログはなんとか毎日更新できたけど、ストックがないから2月は厳しいかもしれない。
できる範囲で更新を頑張るつもりです。どうぞよろしくお願いします!

 

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