父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。3 /松浦



父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。 3 (カドカワBOOKS)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2019年5月刊。
学院編スタート。
波乱含みの展開ですが、エレンたち最強親子は相変わらずのマイペースぶり。
ラストはなかなか気になる展開だったので、次巻が楽しみです。

☆あらすじ☆
学院の謎を解け! というわけで、とーさまと一緒に学院で潜入捜査です!
はい、転生して元素の精霊になりましたエレンです。かーさまの探しものを見つけるため、人間の通う学院に来ています。ですが英雄のとーさまと一緒に体験入学したせいで、注目度ドン! 探しものは前途多難です!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

学院からのしつこい勧誘と、なぜか母オリジンが強く後押ししたことから、父ロヴェルと共に学院へ体験入学することになったエレン。
そこに「薬」を狙う学院長の思惑があるのを承知の上でエレンは動き始めるが―― という第3巻。

 

トップの狙いは何であれ、学院自体の設定は面白かったです。
コースが色々あって、学院内で仕組みが循環してるっていうのところとか。
これは体験ではなく普通に入学しても物語的に楽しいのでは??

 

まぁ、その学院にはエレンにとって都合の悪い人物がわんさかいるので実現は難しそうですが。
見事悪女化したアミエル)はさておき、ラフィリアの扱いは相変わらず雑ですね。

窮屈な公爵家から抜け出したと思ったら、学院で庶民育ちだと無知を笑われるのか・・・・・・
騎士を使用人扱いするなんて!と不作法を非難されるシーンでなぜか共感性羞恥に襲われました。
その常識を教えてくれる人がいなくて、彼女にとってはアレが「貴族」の態度だったんでしょ。
貴族らしくせいって言われてるからそうしたんでしょ。見本が悪いのでは?

 

ラフィリア、なんかどんどん憐れな存在になっていくよね・・・・・・見ていて居たたまれない。
ポジションとしてはトラブルメーカーなんでしょうけれど、誰か一人でも彼女のそばに立ってあげればいいのに、と思わずにいられません。
このままアミエルみたいになったら辛いなぁ。
ラフィリア自身に問題があるのも十分わかるけど、置かれた環境の悪さが目立つから同情しちゃうんですよね。

 

さて、そんな感じで動き始めた学院編。

カイとヴァンの間に思わぬ絆が芽生えつつあって、これは一体どうなるのか。契約を結んじゃうの?

 

エレンの周囲に男性は多いけれど、何だかんだ言って彼女と一番通じ合ってるのは腹黒の王様だというところが楽しいポイントですね。
妹からキモいと言われて凹んでる王子様はそこまでたどり着けるのかなー。
恋愛方向の話が出ているようにも、フラグが全部折れてるようにも見える。どうなるんだろう。

 

そしてエレンを送り出したオリジンの狙いは、どうも最後に登場した人物のことだった様子。
彼の正体が気になるところです。

 

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