Fate/strange Fake6 /成田良悟



Fate/strange Fake(6) (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2020年1月刊。
推しがああなってモチベが死にかけていたんですが、わずかな希望が見えてモチベが戻りました。頼む頼む頼む頼む頼む(とか念じてたら予想外の方向から強烈なパンチを食らって死んだ)

☆あらすじ☆
規格外のサーヴァントによる聖杯戦争。戦いは遂に後半戦へ——。
なんだか、街がざわざわしてる。
風が、とってもじめじめしてる。
こわいよう。こわいよう。
何かこわいものがくるよう。
何も変わらぬ街の景色。数時間前には各陣営の勢力が入り交じり、大立回りが繰り広げられたはずの大通り。だが戦禍の跡など微塵もなく、何事もなかったかのような街並みを前に、ただ呆然と立ち尽くす警官隊達とセイバー陣営。
そこは幼きマスター・繰丘椿の夢の中。椿の魔術回路と繋がった『まっくろさん』によって生み出され、椿の願いを叶えるためだけに存在する閉じた世界。脱出方法を模索するセイバー達だったが……。

以下、ネタバレありの感想です。

 

繰丘椿の世界に閉じ込められたセイバーとアヤカ。
そこで待っていたのは、セイバーを壊すために用意された第四次聖杯戦争の再演だった―― という第6巻。

 

Zeroを履修しておいて良かった・・・・・・じゃないとピンとこないところだった(まぁFakeだけ読んでZero未履修という人は少ないのかもしれませんが)
でもポンコツが自慢の脳みそなので、あとがきでZeroの聖杯問答とは内容が違うんですよーと書かれているのを読み、「そうだっけ!?」となりました。
確かにFGO6章を思い出すような流れに「おおっ」とはなったけれど。

 

しかし改めて振り返るとZeroでのアルトリアの扱いは本当に人の心がない。
これはファンには辛いんじゃないかと心配していたら、ガチオタのハートは強かった自らの霊基に刻むほどの強火っぷりは伊達じゃなかった。
いやぁ、ほんとセイバー良いなぁ。
「信念を賞賛する時に、その正邪は語るまい!」とか、価値観の違いは些事だと言い切るところとか。
その姿勢そのものに柔軟さと、それでいて揺らがない想いがあるのが良い。俄然魅力が増した気がします。

でも「声が小さかっただけだ!」はめちゃくちゃ笑ったよね。
なんかもうツボにめり込んでずっと笑ってました。思い出す度に笑ってた。
たしかにその場にいた他の王はどちらもクソデカボイスの持ち主・・・!我が王(金)の高笑いを思い出して更に笑う。

 

そんなこんな色々あって、どうにかこうにか椿ちゃんの世界から脱出。
椿ちゃんの末路が悲惨すぎたんですけど(やはり魔術師は人でなし)、そこらへんは覚醒シグマが何とかしてくれるのでしょうか。
あと椿ちゃん絡みだと始皇帝?のお知り合いらしき『鮫』と名乗る謎の麗人の正体も気になる。
「始皇帝、鮫」でググったんですが、謎の魚しか出てこなかったし、どうせしの辺の伝承はサッパリ知らないのでおとなしく本編で明かされるのを待ちたいと思います。

 

で、今回はそんな感じかな。我らがギルガメッシュ王が死んでるけど死んでない状態だと分かったのが救いかなぁ・・・・・・とか思っていたら!

 

フラット!そんな!!!

 

金ピカの我が王が完全復活してない状況で準推しのフラットまで退場とか私は何を楽しみにFakeを読めば・・・・・・とか猛烈に恨み節を吐きそうになったのだけど、うーん、これは、一体どういうこと??

 

フラット、ムードメーカーゆえに最後まで退場しないと思っていたのに(むしろ死ぬ可能性とかこれっぽっちも考えていなかった)、まさかムードメーカーゆえに標的にされるとはね。
あまりに意表を突く展開に腰が抜けそうなんですが、まだまだフラット組は終わりじゃない?
でも「フラット」は終わったの??
フラット周りの謎が色々と明かされていくのでしょうか。楽しみです。

 

そして王様!!金ピカ!!!絶対に起きてね!!!!!!(懇願)

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KADOKAWA
著者 成田良悟 イラスト 森井しづき 原作 TYPE-MOON

 

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「Fate/strange Fake6 /成田良悟」への6件のフィードバック

  1. コメント失礼します。

    椿ちゃん・・・最後まで救いのない不憫さが際立ちましたね。いつか全部終わったら生き残ったシグマ君に連れられて旅にでも出てほしいと思います。

    フラット君の展開についてですが、私もFateはそこまで詳しくないのですが、かの吸血鬼の王の言も合わせて考えるに、フラット君の肉体的な死を引き金とした魔術が発動し、フラット君の中に元からあったもう1つの魂、彼の血族の系譜の先祖(その場合、メサラ・エスカルドスの可能性大?)が身体を乗っ取った、又は吸血鬼でも英霊でもない、人類を滅ぼす「何者か」に取り憑かれて肉体を再構成したのではないかと思います。そうだとすると再構成の際に契約が消滅、ジャックさんは脱落したのかもしれません。もしかすると、そういう魔術が最初から彼の根源に組み込まれていたとすると、彼の特異性に説明がつくのかもしれません。脈々と根源から根源へと繋がれてきた魔術が偶然彼で顕現したのかもしれませんが。

    1. 真白優樹さん、コメントありがとうございます。

      椿ちゃん、呪われているかのような健気さで、本当に不憫でしたね。
      シグマくんと旅!いいですね!なんかそこで新たなスタートを切ってくれるラストとかちょっと見たいです。

      フラットの魔術回路に何か仕込みがあったんですかねぇ。
      色々な考察が捗りそうな、思わせぶりなセリフや言い回しがとても多かったですよね。
      バーサーカー組脱落して「フラット?」が参入、という展開は寂しいやら、ワクワクするやら、いややっぱり寂しい気が・・・・・・

  2. こちらでは初めましてになります。
    どこにも感想を吐ける場所がなかったのでお邪魔させてもらいました。

    もう、今回の最後はあまりにも衝撃的で、
    かといって表でネタバレをぶちまける訳にもいかず、
    読み終わってからずっと唸ってました(Fate全体でもフラット最推し)
    成田先生は基本キャラが多いわりにあまり殺さないタイプと思っていたので完全に不意打ちで……。
    ここから後半戦らしいですが、果たしてどこまでいってしまうのか……。
    バーサーカーの残滓の方でなんとかフラットくんに救いをもたらして欲しいところですが。

    1. シャル青井さん、コメントありがとうございます。

      当ブログへようこそ!
      今回みたいな衝撃的な展開は未読の方には何も知らずに突っ込んでほしいですもんね……どうぞここで吐き出してください。

      フラット最推しでしたか。それは、あまりにも辛いですね。お気持ち、とてもわかります……。私も金ピカの民なので前回今回と心が死んでます。

      成田先生の本は初読みだったので「こういう事する!?」と半泣きだったんですが、あまりキャラを殺さないタイプと聞いて少しだけ希望を持ってしまいました。
      どうにかして、みんなに救いが欲しいです(でもこれは聖杯戦争……)

  3. コメント失礼します。

    フラット……。
    前巻でデュマの宝具でジャックと融合?みたいなことになった時、これは聖杯戦争終わった後もちゃっかりジャックさんをお持ち帰りするフラグ(とエルメロイ二世の胃痛激増フラグ)が立ったかなと呑気に考えてただけに、あの展開には頭真っ白になりました。
    フラット関連の謎は次巻で明かされるかもですが、この展開は……(T-T)
    王様同様、まだ希望を持っていいのかどうか……。
    私はこの陣営が準推しなので(そしてエルメロイ教室大好き)、なんとかならないかなと願ってます。

    というかファルデウス。
    真アサシン呼び出せばスノウフィールドどころかアメリカ全土に混乱もたらすわ、人間性読み違えてバディスロットの激怒を引き起こすわ、とどめに今回のフラットの『あれ』。
    黒幕の一人気取ってる割には、実は作中屈指の無能……もとい滑稽なキャラなんじゃないでしょうかねこの人(←今回のフラットの件で怒りが湧いてるので言葉に棘がある)。

    そして最推しのセイバー陣営は、宙に浮いてたセイバーとアヤカの関係が今巻でひとまず落ち着いてくれて、それは嬉しかったです。
    セイバーかっこよかったし、笑えたし。
    声が小さかった~も笑いましたが、私はマーリンの足つかんで振り回してエクスカリバーやろうと思い付いたとこに大笑いでした。
    FGOで彼が実装されたら、季節ものイベントとかでやらかしそう(笑)

    1. 澄崎真昼さん、コメントありがとうございます。

      フラットがちゃっかりお持ち帰りする結末、めちゃめちゃ良いですね・・・・・・エルメロイ教室がさらに賑やかになりそう。なのに、なんで、こんな・・・・・・
      フラット関連の謎が明かされるのは楽しみですが、そこから先にフラット救済が待ってるんでしょうか。怖いですよね。
      私は金ピカ陣営最推し、フラット陣営準推しなので、今回前回の心のやられっぷりが半端ないです。お互い、精神の安寧のために「なんとかしてくれよ!!」と祈りましょうね・・・・・・

      ファルデウスに対して辛辣!!!笑
      でもわかります。無能め!!やることが雑!!!って言いたくなります(怒)

      セイバー陣営が最推しなんですね!
      アヤカとセイバーの、出会いのやり直しもめっちゃ良かったですよねぇ。やはりシリーズを代表する名セリフの威力は半端ない。
      セイバー、ちょいちょいマーリンへの雑な扱いに笑いますよね〜〜
      彼がFGOで実装されたら絶対マーリンと組まされてネタ担当になりそう!それも見たいですね!

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