朝比奈若葉と〇〇な彼氏2 /間孝史



朝比奈若葉と○○な彼氏2 (MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2019年12月刊。
起こるべくして起こる、自業自得な地獄のはじまり!
と言っても1巻段階でハピエンを明言されているシリーズですので・・・・・・ね?
安心して楽しめる良いラブコメでした。面白かったです。

☆あらすじ☆
WEB掲示板発! 伝説のハッピーエンドラブコメ、クライマックス!
学校一の嫌われ者・入間晴斗に「罰ゲーム」で告白し、付き合うこととなった朝比奈若葉。晴斗の優しさにだんだんと心惹かれていく若葉だが、その嘘が晴斗の親友・備前亮一にバレてしまって──!
「教えてくれよ、お前がやっているゲームについて」
動揺した若葉は、クラスメイトや家族に八つ当たりし、孤立してしまう。そしてついに、一番知られたくなかった晴斗にまで……
「若葉──全部、聞いたよ」
若葉の嘘を知った晴斗はどんな答えを出すのか? ウソから始まった二人の関係が、ハッピーエンドに向けて動き出す!
WEB掲示板発、感動の青春ラブコメ、クライマックス!

以下、ネタバレありの感想です。

 

晴斗への告白が「ゲーム」であったことがバレてしまい、浮かれバカップル状態から「不幸のドミノ倒し」へと転がり落ちていく若葉。

あとがきにも書いてあったけれど、作者のノリノリ感がよく伝わりました(笑)
自業自得とは言え、彼女も被害者なんだけどね。
でも当事者であることにも変わりなく、相手を好きになってしまったからこその罪悪感を否定することも出来ない。

どんどん追い詰められていく若葉は痛々しく、とても心が辛くなりました。

 

それでも最初から約束されているのはハッピーエンド。

さぁここからどうやって幸せな結末にたどり着くのか見せてもらおうじゃないか!という気持ちで最後まで読みきりました。

 

いやぁよかった。あの保健室のシーン、とてもよかった。
嘘を隠してきた若葉だから、一度すべてぶちまけないと幸せにはなれなかったろうな。
そういう彼女の性格を理解した上で、ちゃんと手を引いて元に戻してあげた晴斗は本当に〇〇な彼氏だったと思います。むしろ花丸!

 

悪意のキューピッドだったクラスメイトへのザマァが、読んでてモヤる形の仕返しじゃないのもよかった。
まぁ、ああいうのは精神的に削られていきそうだけども・・・・・・笑

 

本編終了後の晴斗視点もよかったです。
晴斗からみた若葉の繊細美少女っぷりがよかったなぁ。いや実際に繊細な美少女なんだけど。
形式的にできた「彼女」に対して、晴斗が恋をしていく過程をしっかり読めて嬉しかったです。挿絵の若葉の笑顔がとても素敵。これは恋に落ちる。

 

楽しい作品でした。ぶっちゃけ予定調和な話なんだけど、そこに至るまでの描写がとても好みだった。
間孝史先生の次回作も期待しています。

 

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