悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました7 /永瀬さらさ



悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました7 (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2020年1月刊。
ご褒美短編集!
面白かったです。あちこちで恋の花が咲き乱れていました。

☆あらすじ☆
出会ったあの時——婚約破棄されたアイリーンへの、クロードの本音は?
ラスボス全員集合で、正ヒロイン達の恋模様は暴走中!?
皆にチョコを配るアイリーンと、嫉妬するクロードのバレンタイン。元悪役令嬢・レイチェルの一枚上手なホワイトデーなど、知られざる物語を大収録。
悪役令嬢の乙女ゲームは本編攻略だけじゃ終われない——小説でしか読めないオリジナルエピソードも収録した、珠玉の秘話満載の隠しルート解放!

以下、ネタバレありの感想です。

第一幕

 

これを読みながらふと思ったんだけど、悪ラスの登場人物って8割方が失恋済みなんじゃないだろうか。
失恋から新たな恋を始めるカップルが多いですよね。純粋に初恋を実らせたのって魔王さまくらい?(あれ?クロードさまって初恋だったっけ)

 

あっ、これコミカライズに載ってたやつ!
てっきり描き下ろしだと思っていたのですが、WEB版で先行していた話だったんですね。書籍派だから知らんかったー
友達ほしい不憫系をアピールしつつ、嫁を手のひらで転がすクロードさま。さすがの魔王っぷりでした。

 

アーモンドとシュガーの話なんだけど、魔物たちがこれだけ可愛かったらそりゃあ魔王さまも過保護になるよねって思わずにいられないアレ。

 

第二幕

 

名もなき司祭の二人が、すんなり魔王配下に入ったわけじゃないんだよ、というエピソード。
いやぁ、クロード様のお守り、じゃなかった、護衛は大変だと思うんですよ。だって逃亡が自由自在だから。無理無理。
アイリーンに少しでも気がある男を片付けるために恋のキューピッドに乗り出すクロードさま。さすがの魔王っぷりでした(2回目)
あと呼び鈴を魔法でつけるやつ、どちらかというとペット感覚だよね・・・・・・

 

アイリーンは過去の恋の傷が深すぎるし、それに対してフォローするクロードの器はおっきい。
でも「だが片腕がもげても人は生きていけるとも思っている」の物騒さが、さすがの魔王っぷりでした(3回目)

このエピソード、レイチェルの健気な手練手管も好きだったりします。二段構えとは戦略家め!

ところでキースの恋愛フラグは折られっぱなしなんです・・・?この先も無理そうだな・・・・・・

 

アイザック、やるじゃねぇか。

 

第三幕

 

魔王様、部下たちに何を教えてるの?上目遣いを「技」だとちゃんと認識してたんだね?

 

「願うよりも落とすしかないのだ。」というアグレッシブヒロイン思考大好きです。

 

すねてるアイリーン可愛い。心の傷は深いのだ。
ところでこの第三幕の3つのサブタイ、もしや繋がってます?

 

第四幕

 

ロクサネ無自覚時代。ロクサネにとって正妃は「職務」であり「誇り」である、と。
でも「夫婦」でもあるんだよ・・・・・・と、ちょっとぴり期待をチラチラさせるバアル様が可愛いです。

 

お嫁さん大好きコンビが好き。聖王と魔王の親友感はいつ見ても楽しくなります。お嫁さんたちも仲良しで可愛い。

 

第五幕

 

この「挟まれてる」感、なんかもう胃がキリキリする。

 

後宮は実質解体するっていうの、ハーレム苦手マンな私としてはとても安心してしまいます。
聖竜妃と一夫二妻になるのは仕方ない(笑)

 

祝・全年齢版脱出!
脱出できたことが国中にモロバレなのは良いのか??とか思ってニヤニヤしてしまいました。それどころじゃないようですが。

魔王様が浮かれお花畑状態の裏で、レイチェルがサブヒーローたちをばっさばっさ切ってるのが面白かったです。「でもなんか、お役所仕事の取引相手みたいで」には吹いたww言わないであげてwww

あとオーギュストの感情剥き出しプロポーズ最高だったな〜!やればできるじゃん!

 

アイリーンとリリアがめっちゃ仲良しで、それに全てもっていかれた感がある。
永瀬先生がnoteでリリアへの殺意を明かしていたけれど、よかったねリリア生き残れてよかったね・・・ってなりました。この先も生き残れるかは知らないが。

悪ラスの続刊が出るかは未定とのことですが(まぁ綺麗に終わっているしね)、新作の発売が決まったとのことなので、こちらを楽しみに待ちたいと思います。

 

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