2019年11月のおすすめライトノベル


こんにちは、みかこです。
11月からまたTwitterに復帰したのですが、いやぁ積読本が増える増える。世の中には読みたい本が多すぎます。

そんな11月は悪役令嬢転生ラノベのオススメ記事を書いたりしました。

12月は2019年の年間ベスト記事を書く予定です。
ていうか今年もあと少しで終わるんですね。さよなら10年代。

さて、11月の読了数は35冊。
この中から特に面白かった作品を紹介していきたいと思います。今月は大豊作!

 

地獄に祈れ。天に堕ちろ。/九岡望


新作ラノベの中で11月最推しの作品。

正反対かつ似たもの同士で、皮肉と罵声でしかコミュニケーションが取れず、だけど互いの実力は認めてやらないこともない――

そんな不仲な男と男のバディは好きですか?私は大好きです!

痺れるくらいイカれた世界観と、ほろ苦く描かれるハードボイルドなドラマ、そして疾走感でハイになれるバトルアクションが見どころ。

お兄ちゃん気質のシスコンゾンビとヤンデレ弟気質のシスコン神父の険悪な掛け合いと、息ぴったりな戦闘シーンにぜひ興奮してほしい!

感想記事はこちらから

 

お狐様の異類婚姻譚3 元旦那様と鬼の嫁入りに巻き込まれるところです /糸森環


少女小説の和風ファンタジーの中で、今一番面白いと思っている作品。
最新3巻が本当に、本当に、びっくりするくらい面白かったんですよ・・・!

妖怪の世界で薬師として生きる人間の少女。
腹黒お狐様に切ない片思いをする彼女が、彼との駆け引きを繰り返しながら、様々なトラブルを乗り越えていく物語です。

風習やしきたりなど世界観の細部にまでこだわり、ひとつの言葉に何重もの意味を込め、童歌をモチーフとした物語が艶やかに展開していく本作。
日本古来の民俗や伝説を大胆にアレンジした和風ファンタジーが読みたいならまずはコレ。

可愛くて甘くてコワい人外の世界はいかがですか?

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エリスの聖杯 /常磐くじら


男男の同性バディも良いけれど、女女の同性バディも良いものだ。
権謀術数渦をまく享楽的な貴族の世界に、たった二人で挑むことになった若き令嬢コンビの物語です。

10年前に処刑された公爵令嬢の亡霊と、彼女を見つけた地味な子爵令嬢。
成り行きでバディを組むことになった二人は、果たして公爵令嬢の死に隠された真実を見つけることができるのか。

どこもかしこも謎だらけのストーリーで、各章ごとの引きの強さが抜群。
変装して敵地に潜入を繰り返す様はまるでスパイのよう。ギリギリの綱渡りを繰り広げる二人の冒険から目が離せません。
2巻発売も決まっているようだし、今後も楽しめそうな新作です。

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七代勇者は謝れない /串木野たんぼ


ケンカップルが熱いラノベその1。
最強少女と次点少年が、「自分こそが勇者にふさわしい!」と競い合う人気投票系コメディファンタジーです。

すぐ推し変する神々に振り回されつつ、それぞれ「勇者」アピールに励む主人公とヒロイン。
魔王の脅威が迫るなか、救世主として立つべきは果たしてどちらなのか。

勢いで突き進む話なので、勢いで読むべきです。でも勢いに乗って読んでいると、意外な落とし穴に何度もハマること間違いなし。そこが楽しい作品でした。

そして拗らせケンカップルは良いものだ。主人公を煽りまくるヒロインの本音が可愛いんですよ。
このまま和解することなく、ずっと2人でイチャイチャと争い続けてほしいものです。

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クラスメイトが使い魔になりまして1・2 /鶴城東


ケンカップルが熱いラノベその2。
アクシデントにより主従関係となった険悪な男女を描いた現代異能学園ものです。

反りが合わない二人が繰り広げる、猛烈な罵詈雑言の応酬。
それでも契約のせいでぴったり傍に居なければいけない悔しさと恥ずかしさ。

二人の間に隠された事情も相まって、一体どんな関係へ進んでいくのかニヤニヤしてしまいます。超楽しい。
2巻では「ケンカップルがなぜ衝突するのか」という点が丁寧に掘り下げられていて、2人それぞれの心のうちがまた良いんです。

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俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件 /紫ユウ


捻くれ者の勤労少年と、彼の世話を焼こうとする学園一の美少女。
主人公が築いた心の壁を、ヒロインが必死に打ち壊していく青春ラブコメです。

うっかり餌付けしたら、倍の勢いで餌付けされ返される主人公。
ここで注目すべきは最後に明かされるヒロインの心のなか。
このヒロイン、格好良くて可愛くてイケメンなんです。
不摂生で不真面目な主人公の生活を真面目くさった口調で正していくんだけど、その裏にあるのが・・・もう・・・!

ラストに向けてどんどん甘くてジレジレな距離感になっていくのが最高の1冊でした。
ぜひラストシーンのヒロインに恋してほしい。

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疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが? /語部マサユキ


夢に見るのは、大好きな幼馴染と異世界で甘々に暮らす日々。
しかし現実は子供の頃から疎遠になったまま、もはや赤の他人状態。
そんな夢と現実をいったりきたりしつつ、幼馴染との関係修復を目指す高校生の物語です。

これは幼馴染好きによる、幼馴染好きのための、幼馴染大勝利ラノベ。
全世界の幼馴染好きは、語部さんの幼馴染ヒロインに対する熱い情熱を受け取って欲しい。

「夢」というギミックの使い方も面白いラブコメでした。そして甘い!めっちゃ甘い!ダダ甘!

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What We Want /オキシタケヒコ


「創元SF短編賞アンソロジー 原色の想像力2」(2012年3月刊)に収録された短編を単独で電子書籍化したもの。
著者いわく、『ガールミーツエイリアンのどつき漫才スペオペ』です。
その通りの作品であり、それだけじゃない作品であり、やっぱりその通りな作品でした。

序盤から勢いよく飛び出すオリジナル固有名詞の数々に面食らうものの、その言葉に込められた意味を理解した瞬間の「ああ、そういうこと・・・」とストンと心に落ちる感覚が気持ち良すぎる。この快感はたまりません。

この話の続編が『宙を数える』という宇宙SFアンソロに収録されているのだけど、こちらもすごく面白かった。
宇宙という広大で深遠な世界のロマンを、たった数十ページでたっぷりと味わえる。これって本当にすごいと思うんです。

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銀狼の姫神子 天にあらがえ、ひとたびの恋 /西嶋ひかり


第17回角川ビーンズ小説大賞「優秀賞」受賞作。
神の力を使うことで、人の世を瘴気から守る不老不死の「姫宮」。
姫宮の力と権威に目をつけた権力者たちの争いに巻き込まれるなかで、彼女は惹かれてはならない唯一の存在と出会ってしまいます。

姉への愛憎を抱え、不老不死の孤独に苦しみながら、なおも気高く在ろうとする主人公。
そんな彼女の心を乱すのは、神をも恐れぬ悪名高き若き王なのです。

二人の駆け引きと恋の行方にハラハラし、神話が息づくような世界観にも魅了されました。
1冊で綺麗に終わってるけれど、シリーズ化に期待したい新作です。

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五竜の国 偽りの巫女は王を択ぶ /和知杏佳


男であると偽り、王を選定する神剣の守り役となった主人公。
自分の存在が神事を歪めるのではないかと迷いながらも、彼女は自らの大事なものを守るため、必死に役目と向き合っていきます。
そんな彼女の直向きな姿勢は、五竜の力で国を守る候補者たちの心を動かしていくのです。

王選の物語としても、為政者の成長物語としても、内政ものとしても、巫女の物語としても面白い作品でした。

こちらもシリーズ化してほしい新作です。

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている14 /渡航


俺ガイル完結巻。
紆余曲折があったけれど、間違いなく10年代ラノベ史に残る名作になったのではないでしょうか。
最終巻とても面白かったです。
素直になればいいだけなのに、素直になれずに拗らせる。そういう青春の痛々しさと甘酸っぱさが最後まで最高でした。

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聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 〜王太子は、前世で私を振った恋人でした〜 /新山サホ


前世と同じく平民として生まれ、身分社会の不条理に腹を立てる主人公。
前世で身分差による失恋に苦しんだ彼女は、今度こそ身分に苦しめられない立場がほしいと願います。
そのためのチャンスこそ「次期聖女」を選ぶための試練なのです。

しかしその場にいたのは前世の自分を理不尽に振った元恋人の生まれ変わり。
どうしても彼を意識してしまう自分に戸惑いながら、主人公は数ある試練へ挑むのです。

特別な力を持つ主人公の痛快活劇としても楽しく、切なさと甘さが交錯する転生ロマンスとしても面白い作品でした。
聖女候補同士の友情も見どころです。

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聖女の、妹 〜尽くし系王子様と私のへんてこライフ〜 /六つ花えいこ


姉を失った心の傷を抱える女子大生と、彼女の部屋に飛び込んできた異世界の王子様。
突如始まった二人の奇妙な同棲生活を描く、1DKの異世界交流で魔王討伐な日常物語です。

異世界から現代日本へやってくるタイプの、逆異世界召喚ラブコメですね。
そして、異世界に召喚されたとは知らずに行方不明の姉を想い続ける主人公の喪失と再生の物語でもあります。

人の心の弱さやズルさの描き方が絶妙に上手くて、何度も心を刺されました。
減らず口を叩きまくる主人公も、一見従順にみえる年下王子様も、どちらも人間的魅力にあふれている。
話が進むにつれてどんどん切なくなるけれど、同じくらいニヤニヤするんですよ!

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大正殉愛 金魚撩乱 /ヨシカヅ(岡本かの子著『金魚繚乱』)


サイコミで連載中の『大正殉愛 金魚撩乱』を読みました。端的に言って、やばい漫画でした。

気になる女の子への嗜虐心に目覚め、しかし彼女からの反撃によって逆の立場に突き落とされた少年。
美しい桜の中で笑い狂う少女に、少年は心を囚われてしまいます。
しかし人が自由に生きられぬ大正時代にあって、その恋は執着すればするほど歪んでいくのです。

タイトルが「純愛」ではなく「殉愛」であることに注意してほしいのだけど、やばい人たちのやばい恋愛が好きな人には愉しいと思います。でも自己責任でよろしく。
私はめっちゃハマってるけれど、最新話が更新される度に心が削れる音がします。

で、気になったから原作小説も読んだんですよ。青空文庫だし、短い話だったし。

ますます漫画版の続きを読むのが怖くなったものの、原作小説も耽美で狂っていて面白かったです。


金魚撩乱(岡本かの子)【Kindle版】

 

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