魔法使いの婚約者9 かわいいあなたと紡ぐ祝歌 /中村朱里



魔法使いの婚約者9 かわいいあなたと紡ぐ祝歌 (アイリスNEO)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2019年11月刊。
内容が内容だったので完結巻かと思ったら違った・・・!
救世の魔法使いと、その妻となった転生者の愛しき日々を描くラブファンタジー第9弾。
色んなことに区切りがつきましたね。幸せいっぱいでとても素敵でした。

☆あらすじ☆
夏のある日、王宮筆頭魔法使いで最強の旦那様であるエディとの間に授かった双子を出産したフィリミナ。彼女は、かわいい双子の存在に日々喜びを噛みしめつつ、とある難題に悩まされていた。それは、双子の妹が生まれながらに精霊に愛されているせいで、精霊に嫌われているフィリミナが我が子に近づけないというもので――。
「小説家になろう」でも大人気シリーズ、待望の書籍完全書き下ろし第9弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

大騒動を招いたフィリミナの妊娠。
いよいよ双子が誕生です。おめでとうございます!

そんな9巻の序盤はなんとびっくりエディ視点。
そして文面の端々から伝わる、今の彼が抱える多幸感がすごい。
色々あったけれど、とても幸せなんだね、と思えるプロローグでした。

 

そしてフィリミナに視点を戻して本編スタート。

無事に誕生したものの、予想以上の難しさをみせる双子の育児。
一方で、フィリミナたちの息子となったエストレージャは悩みを内に抱え込んでいる様子。

あっちも気になるが、こっちも放っておけない。
フィリミナ自身も苦悩を抱えているため、一気に増えたランセント家の日常は幸福と不安でパニック状態に陥っていきます。

フィリミナとエディのロマンスをメインに描いてきた今までと違い、少し前からホームドラマの側面が強くなってきましたよね。
家族が増えたから当然の流れだし、これはこれでとても面白い。
特に養子としての責任感と幸せの板挟みにあうエストレージャの葛藤は読み応えがありましたし。
どれだけ言っても届かない想いはあるけれど、分かってもらえるまで言い続けるしかないんだよなぁ。
「家族」になろうと全員が努力している姿はとても好ましいものでした。

 

そして今回いちばん「おっ!」と思ったのがフィリミナの体質の件。
このシリーズ中、最も「フィリミナが転生者であること」に意味を与える話だったのではないでしょうか。
今までではダメで、今だからこそ許され理由にすごく納得いきました。
そして良かったね。治癒魔法が使えるようになったし、これでもっとヤバめで危険なサスペンスに挑めるね!

 

それにしても、背中の傷は治らないと言われたときのフィリミナの返しは流石でした。
こういう深い深い愛情こそが彼女の魅力だよな、と思ったり。

 

今回も面白かったです。
色々と問題が解決したので、もしや最終巻かと思ったら違うらしい。
次はどんな話になるのでしょうか。双子が早く成長しないかなー?

魔法使いの婚約者9 かわいいあなたと紡ぐ祝歌 (アイリスNEO)

魔法使いの婚約者9 かわいいあなたと紡ぐ祝歌 (アイリスNEO)

中村 朱里
1,320円(12/05 19:00時点)
発売日: 2019/11/02
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