俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件 /紫ユウ



俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件 (角川スニーカー文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2019年11月刊。
あっ!これ、好きです!
捻くれ者の勤労少年が築いた心の壁を、世話焼き美少女が必死に打ち崩していく青春ラブコメディ。
うっかり餌付けして世話を焼いたら、100倍の勢いで餌付けされて世話を焼かれる羽目になった主人公に笑う。
ヒロインがまた可愛くて素敵。
不摂生で不真面目な主人公の生活を真面目くさった口調で正していくんだけど、その裏にあるのがね、ね、ね??
ラストに向けてどんどん甘くてジレジレな距離感になっていくのが最高でした。
いやまじでこのヒロイン可愛いわ。これは可愛いわ。参りました・・・・・・

☆あらすじ☆
健気美少女JKがめいっぱい尽くす、“放課後限定の同棲生活”スタート!
自堕落な一人暮らしを送る高校生の俺・常盤木翔和。
ある日同じ学年の癒し系美少女・若宮凛を空腹から救ったことがきっかけで、
「受けた恩をお返ししたいんです!」
学校でもバイト先でも、彼女がついて回るようになり!?
面倒見のいい凛は、バイト漬けでピンチな勉強を根気よく教えてくれて、部屋を掃除して手料理も作ってくれて……気が付けば、“放課後限定の同棲生活”が始まっていた!
なぜ俺なんかに構うんだ? 聞いても凛はこう答えるだけ。
「これはただのお節介、ですよ?」
★無自覚系男子に、健気美少女JKがめいっぱい尽くす! WEB発甘々ラブコメ、大幅加筆により糖度UPで書籍化!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

お腹をすかせた女の子にポテトをあげたら付け回されるようになりました。

というわけで、学内屈指の人気者・若宮凛をうっかり餌付けしたら、いつの間にか食事も勉強も世話してもらう関係になっていた高校生・常盤木翔和

捻くれ者で孤独を愛する常盤木にとって、カースト上位の若宮が自分に関わるのは互いにとってよろしくないように思える。

だから常盤木は懸命に予防線を引き、心の壁をしっかり築き、若宮に深入りしないようにしないように自分を戒めるのです。

 

本当に涙ぐましい抵抗でした。
父親に放置されているような状況で(そのへんマジでどうなってるの?)、バイトに明け暮れ食事も勉強もままならない状況はどう見ても健全ではなく、それを劇的に改善させてくれる健気な美少女が目の前にいるんですよ?

 

そんなの好きになっちゃうじゃーん!当然じゃん!仕方ないよ!

 

でも捻くれ者の心の壁はなかなかに頑丈。
本心を押し殺した可愛くない態度をみる度に、こいつ早くデレろと思わずにいられませんでした。自制心の鬼か。

 

一方、そんな常盤木の壁に立ち向かう凛がまたとても強い。

クールで優等生な振る舞いに惑わされてしまうけど、超グイグイいってますよね。
冷静だけどアクセル全開で最高にアグレッシブな女の子でした。
常盤木のパーソナルスペースへの侵攻速度がめっちゃ早いんだわ。
絶対に折れない心と達者な弁舌で自分のペースに巻き込んでしまうんですよね、この子。良い〜

 

しかも巻末の閑話まで読んだら、その健気な策士っぷりがまた可愛くて可愛くて。
そっかぁ、罠のはり方が熟練の猟師のようだったのに無自覚かぁ。なんだその可愛さズルいぞ!

 

捻くれ者と優等生の無自覚な攻防はとてもジレジレで、話が進むにつれてどんどん甘さを増していきます。
遊園地デートも甘々で最高だったけど、個人的ベストシーンには「名前を呼び合う場面」を推したい。
名字で呼び合っていたふたりが、せーので名前呼びに切り替えるアレ。あの可愛すぎる儀式っぽいアレ。
照れくささと甘酸っぱさとワンステップ進んだ達成感が最高なんですよね。もう〜お赤飯炊いちゃう。

 

そんな感じで良いところもまでいったものの、捻くれ者はなかなか頑固な捻くれ者でした。
手強すぎるよ、主人公。なにが君をそこまで頑なにさせているのか。

でも「手緩かった」と反省し、「理解させてみせる」と宣言した凛ちゃんがあまりにも格好良かったので、、、、いや本当にイケメンだったので、、、、うん、、、もう少し抵抗してくれても良いかな!

あのシーンの凛ちゃん、ヒロイン的可愛さとヒーロー的格好良さを兼ね備えていて、控えめにいって最高に女神でした。

 

うーん、どうなるのかなぁ。ワクワクするなぁ。
常盤木たちを生温かく見守る親友カップルも好きなので、あの二人とシンクロしつつ、主人公カップルの恋を応援していきたいです。
なので続きを出してくださいね!

 

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