王女殿下はお怒りのようです2 精霊王の来訪 /八ツ橋皓



王女殿下はお怒りのようです 2.精霊王の来訪 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2019年4月刊。
1000年後に転生した最強王女がマイペースにわが道を突き進むファンタジー第2弾。
世界情勢が少しずつ明らかになり、国が抱える問題も見えてきた感じ。
レティシエルの新しい環境もゆっくりと整い始めているのを感じます。
まぁでも2巻は準備回という雰囲気で、大きな動きはそこまでなく(重要そうな新キャラは出てきましたが)
一方で様々な伏線が気になって仕方ありません。次巻も期待。

☆あらすじ☆
常識外れの最強魔術譚、第二幕!!
異形の怪物を退け、穏やかな日常へ舞い戻ったレティシエル。
しかし強大な魔術の力を求める国王に喚び出され、息をつく間もなく王城へ。自由を求めるレティシエルに、したたかな国王はとある条件を提示して……?
謁見を終え、学園に戻ったレティシエルは「魔法同好会」を立ち上げる。
同好会の仲間と期末試験を乗り越えてから数日、絶滅していたとされる双子の精霊王ディトとティーナがレティシエルの前に現れるが、二人はレティシエルに突然襲い掛かってきて!?
二人を無力化するべく、レティシエルはついに本領を発揮する──!
常識外れの王女殿下が我が道を往く最強魔術譚、第二幕!

以下、ネタバレありの感想です。

 

あっさり婚約破棄できたレティシエル。
オズワルド王をスポンサーに得たことで、居心地の悪い公爵家から離脱したことで、レティシエルは悠悠自適な新生活を迎えることになります。
また、学園内では新たな知己を得て、彼らとともにサークル「魔法同好会」を結成。
友人たちと一緒に遊びに行ったり勉強したりと青春を満喫する一方で、絶滅したと言われる精霊王ディトティーナに遭遇し懐かれたりもして。
そんなこんなで、レティシエルの新たな日常がじっくりと描かれる第2巻でした。

 

色々あったし、精霊王戦ではバトルもあったのだけど、俯瞰してみるとちょっと動きが少ない内容だったかな?
仲間集めやキャラの顔出しがまだ続いている感じです。本筋は少し停滞気味。
とはいえ、まだ2巻なので焦らずじっくりと物語を追っていきたいと思います。

 

まぁ思わず気がはやってしまうのは、今回ばらまかれた伏線が気になるからなんですけども。
魔術らしき強力な力を使う、鎖国国家・ラピス國。
オズワルド王がレティシエルの助力を求めたのはラピス國との戦いに備えるためだけど、そもそもこのラピス國の情報があまりにも少ない。
謎のベールに覆われた巨大国家というのはワクワクする設定ですが、果たしてレティシエルとどう関わっていくことになるのでしょうか。楽しみです。

 

国家規模、世界規模の伏線が展開される一方、レティシエルが目覚めると同時に消えてしまった「ドロッセル」に絡む話も気になる展開。
クリスタの姉に対する愛憎が掘り下げられ、ひとりで対抗心を燃やす努力家な妹にちょっと好感が上がりました。こういうキャラ、結構好きかも。姉に振り向いてほしいって気持ちが反転するところとか。
いつか姉妹が和解できる日がくるのかな。でも、そもそも「ドロッセル」がいないという・・・・・・

 

あとがきに書いてあったし、「ドロッセル」の記憶・人格がどこに消えたのかは今後描かれていくのでしょう。
レティシエルの中で時折起こるフラッシュバックの意味も気になります。

 

まだまだ謎が多いし、全貌が見えてきませんねー。
ところでもしやこれサブカプがたくさん出てくる系(?)だったりするのかな。突然の幼馴染カプ供給にニヤニヤしちゃった。
引き続き3巻を読みますね。

 

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