ゴブリンスレイヤー11 /蝸牛くも



ゴブリンスレイヤー11 (GA文庫)【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2019年9月刊。
今回は砂漠にゴブリンが出たので退治しに行くお話。
いつもの内容なのだけど、醜悪さという点ではシリーズ随一だったのでは??

☆あらすじ☆
ゴブリンスレイヤー、砂漠《ゲヘナ》へ。
「ゴブリン退治はもう飽きたっ!」
「なんじゃい、そんなら竜退治にでも行くんか?」
夏、妖精弓手や鉱人道士が騒がしいギルドの酒場に、女商人が訪れた。
「お願いしたい冒険があるのです」
砂漠の広がる東の国境にゴブリンが増えているらしい――。女商人は東国に商談に向かう護衛として、彼ら一党に同行して欲しいという。
「やはりゴブリンか。いつ出発する? 俺も行こう」
文化の異なる砂漠の隣国、そこで待ち受ける残虐な罠、たまさか出会う砂漠の民、交錯する仕掛人。紅砂の先、彼らは邪悪な企みを知る――。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第11弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

女商人の依頼により、ゴブリンが増えているらしい東の国境まで護衛することになったゴブスレ一党。
そこで待つのは広大な砂漠。
灼熱地獄に炙られたり、砂嵐に翻弄されたりすり、外の国での冒険でした。国外脱出はなにげに初めてなの?そうだったかぁ。

 

砂漠の冒険そのものは面白かったのだけど(サンドマンタの大移動は挿絵込みでワクワクした・・・!)、今回特に強烈に印象的だったのはゴブリンを使う人間の存在

妖精弓手も吐き捨てていた通り、なんかもう、信じられない・・・・・・

どんな怖いモンスターが登場しても、恐ろしい悪行があっても、やはり人間が人間を食いものにしている様が一番ゾッとします。
同族に裏切られた少女たちの心の傷を思うだけで辛い。

 

あまりの醜悪さにゲンナリしていたのだけど、終盤のドラゴン登場のおかげで高揚感復活。
英雄譚の定番であるドラゴン討伐ですらゴブリン殺しのオマケという位置づけなのが、本当にブレなくて楽しい。このシリーズを読んでいて何度思ったことか分かりませんが!

 

ところで前巻の密偵カップルの出番が増えてましたね??
この二人好きなんだよなぁ。闇の仕事人っぽい振る舞いと二人の距離感がとてもツボ。

 

うーん、しかし、今回の話、途中はちょっと乗れなかったかも。
いつもよりマンネリ強めだった気がする・・・?

 

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