キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦5 /細音啓



キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 5 (富士見ファンタジア文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年8月刊。
姉妹戦争勃発。というか一方的に爆発?な第5巻。
妹が好敵手に接近して腸煮えくり返るお姉ちゃんが可愛くて可愛くて楽しかったです(笑)
本筋の方も気になる展開。続きが楽しみです。

☆あらすじ☆
運命ではなく己の意志で選んだ唯一の敵――だから、失えない。
交換条件でシスベルの護衛を引き受け皇庁入りすることになったイスカ。真意を知らないアリスリーゼは、寄り添う二人を目撃してしまい、大いに心を乱される。一方、王宮では女王ミラベアを狙った暗殺事件が起き――

以下、ネタバレありの感想です。

 

第三王女シスベルと再会したイスカは、ミスミス隊長の魔女化を隠蔽するシールの譲渡を条件に、シスベルをネビュリス皇庁まで護衛する取引を受けることに。

 

味方のほとんどいないなか、頼りになるイスカを自陣に引き入れようと懸命に勧誘するシスベル。
そんな妹に「恋する乙女」の顔を見た姉・アリスは「イスカは私の好敵手(もの)なのに!!!」と憤慨するのだった――!!という第5巻。

 

「姉妹戦争」と書いて「アリスだいばくはつ」と読ませる3章タイトル、めっちゃ好きです。
戦争と言いつつ怒ってるのは姉だけという。ヤキモチの空回りっぷりが可愛くてゴロゴロ転がってしまう。
イスカを拷問・・・尋問・・・なんだろう?お呼び出し!したシーンとか、もう本当に暴走乙女って感じで最高。
あそこ、「仕事上の接待だから!」って言い訳する夫を「浮気よ!!」って問い詰める妻の趣があってド修羅場万歳でした。
アリスの主張も怒りも「ずるい」の一言に集約されるからどうしようもなさ半端ない。可愛い。
てかアリスがイスカのことを「生き甲斐」って言ってるのがさぁ、もうさぁ、君たちさぁ!!!

 

まぁそういう感じでラブコメは笑えて楽しかったのだけど、一方で笑えないシリアスにやばい事態も進行。
女王暗殺未遂からの一連の流れに、今後の展開が大きく動いていきそうな予感を覚えます。
本当の意味で魔女が現れるのか。
次期女王を巡る政争が表面化してしまうのか。そこに帝国兵士であるイスカはどう絡んでいくのか。

 

毒婦っぽい第一王女イリーティアの動きも怖い。
続きが楽しみです。

 

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