にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者5 /香月航



にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者5 (一迅社文庫アイリス)【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2019年8月刊。
貧乏伯爵令嬢と厄介体質王太子の王宮ラブコメ第5弾。
登場人物総出演で、ついに結婚式!
リネットは良い方向に成長し、話も綺麗に区切りがつき、なんだか最終巻な雰囲気ですね・・・・・・
あとがきを読むに続刊の有無は未定なのかな?
コミカライズも始まってるし、ここで終わるのは勿体ないと思います。
戦うヒロインのアクションパートが楽しくて気に入ってる作品なので、続きがあるならぜひ読みたいです。

☆あらすじ☆
ワケあり王太子殿下アイザックと、1ヶ月後についに結婚することになった貧乏伯爵令嬢リネット。結婚式に向けての準備で王宮は活気づき、これからの新婚生活にリネットは幸せを感じていたのだけれど……。突然、アイザックが作った魔導具が暴走し始め、城内は大混乱に陥ってしまって!? 強制転移に、アイザック様が二人に増殖ってどういうことですか! 結婚式を中止にしないためにも、絶対に暴走を止めてみせます!! ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第5弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

いよいよ結婚式を間近に控えたリネットとアイザック。
しかし魔素が存在しないはずのロッドフォード王国の王城で過剰な魔素が検出されたことから、アイザックたちは事態の解明と解決に奔走することになり―― という第5巻。

 

カラーイラストのゴンドラにめっちゃ笑いました。
ドヤ顔のアイザックと半目のリネットの落差よ・・・・・・リネット、それは花嫁がしていい顔なのか??

 

さて、今回はファビアンやソニアが再登場。
彼らの協力も得ながら魔素大噴出事件の真相究明が行われていくのだけど、そこで置いてけぼりを食らってしまうのがリネット。
結婚式を目前にし、リネットは自分がどんな王太子妃になりたいのかを真剣に考えることになるのです。

 

個人的に引っかかっている部分だったので、ここが掘り下げられたのはとても良かった。
雇われから始まり、恋心だけ持って押し流されるように婚約したリネットだけど、自分の意思で居場所を獲得する姿は本当に格好良い。
戦場での勇敢な宣言、戦うヒロインであるリネットらしくて最高でした。
作戦会議中の場違い感は胃が痛くなる感じだったから余計にカタルシスがあった。あのまま足手まといになるのかとハラハラしちゃったよ・・・・・・

 

というか、やっぱりこのシリーズはアクションシーンが最高なんですよね。
最もリネットが輝く場面なのだから、それを奪ってはいけない。
お兄ちゃんとの息のあった連携プレーは最高だし、今回はついにアイザックとも並び立って胸アツ。戦う夫婦か〜〜良いな〜〜好きだなぁ!

 

「王太子妃」としてはこれからたくさん勉強しなければいけないのだろうけれど、「妻」としては今のリネットこそ完成形。
むしろ覚悟が決まってなかったのはアイザックの方だったか〜、とニヤニヤしてしまいました。

 

不届きな輩を成敗し、リネットの迷いにも答えが出て、全員スッキリした状態で結婚式。
逃亡中の悪い魔術師の件も解決できたみたいだし、今まで以上に最終巻な雰囲気でした。

でも続いてほしいなぁ〜。王太子妃になったリネットも見たい!
大丈夫大丈夫、アイリスは「婚約者」というタイトルで結婚後も続いてるシリーズが山程あるから!

あとがき的には続刊の可能性も無いわけではなさそうなので、期待しつつ続報を待ちたいと思います。

 

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