にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者2 /香月航



にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者: 2 (一迅社文庫アイリス)【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年12月刊。
働き者の貧乏伯爵令嬢と、厄介な体質持ちの王太子の王宮ラブコメ第2弾。
殿下、めちゃめちゃ重いわ・・・!と戦慄しました。怖い怖い。
そして今回も糖度が高すぎて悶絶。アクションシーンも格好良かったです。

☆あらすじ☆
とある事情で王太子殿下アイザックの婚約者として雇われていた貧乏伯爵家の令嬢リネット。契約を終えた彼女は、これで王宮のお掃除女中に戻れると思っていたのだけれど……。魔術大国から来た第四王子をとっさに助けたせいで、なぜか彼から追いかけまわされることになってしまって!?
助けただけで連日会いにくるなんて、大迷惑です! 彼から逃げるためなら、喜んで男装して殿下の従者になります!!
ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

魔術大国エルヴェシウス王国から第四王子ファビアン率いる調査隊を迎え入れたアイザックたち。
彼らの目的はロッドフォード王国に潜伏する魔術師の捜索だというが、なぜかファビアンはリネットに付きまとい始めてーー という第2巻。

 

恋のライバル(?)登場で、アイザック殿下が常に沸点超え状態。
やたら執着してくるのは前巻同様なんだけど、だんだんヤンデレ気質の高まりを感じるような?ぶっちゃけ好き。
リネットに送ったネックレスの正体とか、途中の監禁発言とか、そりゃあ面と向かって「ドン引きです」と言われるのも仕方ない。てかリネットはこれから赤と紫のドレスしか着れないの??
言動がどんどん幼稚化していって色んな意味でハラハラするのだけど、格好いいところは格好いいのでヒーローとしての面目がギリギリ保たれてる感があります。
がんばれ殿下・・・・・・いや頑張らないほうがいいのか?

 

一方のリネット。
前巻で両思いになったはずが「お仕事終了!晴れて自由の身だー!」というテンションでギョッとしました。
まぁ恋人になったからと言ってすぐ婚約にはならないよ、というのは確かにって感じなんだけども。

 

そういうわけで、今回はリネットに「王太子妃」となる覚悟があるのかを問われるお話。

 

根っから貧乏人&小市民気質だから、気持ちの切り替えが難しいのは予想通りなのかもしれない。
でも本人は大変懊悩しているところ申し訳ないのだけど、外野から見てるとすごい勢いで外堀うめられてるんですよねー。

 

そんなリネットにちょっかいを出してはアイザックを刺激する新キャラ・ファビアン。
彼のおかげで前回微妙に残されていた謎が綺麗に回収されました。
リネットが無効化能力持ちというのは、まぁそうだろうなぁという感じ。
愛の奇跡だとか運命的なものを信じたかった恋する乙女には現実的すぎてちょっと残酷でしたけど。
でも読者的には主人公に秘めたる力があったというのは定番にして王道展開なのでテンション上がったり。

 

まぁ、「秘めたる力」的なものは、リネットは既に見せてくれているんだけど。
相変わらず、どこの部族出身なのかと聞きたくなる驚異の身体能力。
弓のシーンも格好良かったけれど、クライマックスの孤軍奮闘っぷりは激アツでした。土壇場でリネットが見せる勇敢さ、ほんと好き。
このまま男装モードでアイザックの部隊に入ってもいいのでは?少年愛疑惑待ったなしになるから駄目かー。

 

さて、外堀が完璧に埋まったので、次はどうなるのでしょうか。
そろそろリネットの実家の実態が気になってきたので、掘り下げてくれないかな??
ゲリラ戦仕掛ける(!?)兄上とか登場してほしいな〜

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