乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・4 /山口悟



乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 4 (一迅社文庫アイリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2016年8月刊。
めっちゃスムーズに話が進むようになってる!
今回はキース失踪から始まる、義弟探しの旅。
腹黒王子リードで始まった恋愛模様が混迷をみせ始めて楽しくなって参りました(笑

☆あらすじ☆
乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。乱立する破滅フラグを無事回避し、あとは魔法学園卒業を待つばかり――と安心していたら、突然自慢の義弟キースが行方不明に…!? 「あなたが迷惑ばかりかけたせいよ」とお母様に責められ大反省した私は、仲間たちとキース探しの旅に出ることにしたけれど――。男女問わず恋愛フラグ立てまくりの、悪役令嬢を取り巻く恋のバトルは大混戦中?
大人気★破滅回避ラブコメディ第4弾、オール書き下ろしで登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ついにジオルドを意識し始めたカタリナ。
しかし義弟キースの失踪により、一連のラブコメ騒動は忘却の彼方へーー

 

えっ!

 

忘れたの!?忘れるもんなの!?!?

 

・・・・・・・・・忘れちゃうんだよなぁ、カタリナ。
すごい。筋金入りの残念ヒロインです。ハーレムの主としての堂に入った天然ぶりに笑ってしまいました。そう簡単に本命は決めないのね!
でもちょっとだいぶジオルドが可哀想だよ!(不憫萌たのしい)

 

そんな些事(?)よりも大変なのは、突然いなくなってしまったキースの行方。
自分のお守りに疲れてしまったのか?と心配になったカタリナはいつものメンバーを置いて、少数精鋭でキース探しの旅に出ることになるのです。

 

キースを巡る一連の騒動は、シリアスなんだけどコミカルで、つまり平常通りの面白さでした。
初登場の悪役女・サラは今後もカタリナにちょっかいを出してくるのでしょうか。
この女のこともカタリナはたらし込みそうな予感がすごいけれど、どんな展開が待っているのか楽しみです。

 

それはそうと、今回はとてもスムーズにストーリーを楽しめたのが嬉しかったです。
いつもシーンを重複してでも全キャラの心情を逐一描くから、ボリュームの割に話が進まないのが気になっていたんですよね。今回はそれがほぼなかった。
カタリナ視点と他キャラ視点を上手く切り替えて、物語全体をテンポよく描いていた印象。今後もこういう感じだと良いなぁ。

 

まぁ最後に怒涛の如くお留守番組の描写が入るんですが・・・・・・ほんと全員分をきっちり入れましたね。
でも他メンバーがいかにジオルドの存在を疎ましく思っているのかが伝わってきて、これはこれで楽しい。
特にメアリが最高です。手下のアランを上手く操作し、これからもジオルドの妨害工作に励んでほしいな!出し抜くジオルドが面白いから。争え〜〜もっと争え〜〜!

 

今回でキースとの恋愛フラグも改めて立ったし(ジオルドがすかさず「消毒」したのは笑った)、カタリナを巡る恋愛事情の行方がどうなっていくのかワクワクします。
個人的にはジオルド√がいいけれど、メアリとの百合√でも・・・・・いや、やっぱりジオルドで!
まぁぶっちゃけカタリナが誰と幸せになっても楽しく読み終われそうであるけれど。

 

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