八大種族の最弱血統者 規格外の少年は全種族最強を目指すようです /藤木わしろ



八大種族の最弱血統者~規格外の少年は全種族最強を目指すようです~ (HJ文庫)【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2019年7月刊。
様々な種族が集い、決闘を繰り広げる決闘都市。
そんなパワフルな街に飛び込んできたのは、最弱と侮られる血筋の少年だったーー というバトルファンタジー。
紛うことなき戦闘狂の主人公の戦いぶりにゾッとしつつも高揚してしまう作品でした。
おねショタ要素も若干あるんだけど、主人公が陽気に狂ってるせいでそっちの印象ばかり強く残る(笑)

☆あらすじ☆
「決闘に勝利した者がすべて正しい」という理念のもと、八つの種族が闘いを楽しむ決闘都市にやって来た少年ユーリ。師匠譲りの戦闘技術で到着初日に高ランク決闘者に勝利するなど、新人離れした活躍をみせるユーリだが……その血統には誰もが認める最弱の烙印が押されていた!!
だが最強を目指すユーリは決して諦めず、仲良くなった獣人族の少女アティナと精霊族の少女フラムの協力を得て、唯一無二の決闘者へと成長していく――!!
最弱血統が全ての最強を凌駕する圧倒的バトルファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

 

8つの種族がそれぞれの大陸で生きる世界。
全ての種族が十全に戦えるように造られた『決闘都市バベル』に、新たに決闘者となるために訪れた人間の少年ユーリは、初戦からその強さを遺憾なく発揮する。
しかし彼の正体は種族最弱とされる『混血』
種族の特性を活かせない混血は決闘者に向かないとされ、ユーリも敗北とともに『問題』を突きつけられることになるのです。

 

この『問題』を突きつけられてからのユーリの狂いっぷりが良かった。
特訓のなかで自分をボロボロに崩しながら、それでも笑って笑って笑って笑い続けるユーリ。
初対面からユーリに対して好感度マックスだったアティナフラムですら、自主的にボロ雑巾化するユーリに対してドン引きしてましたしね・・・・・・いやぁ、あれは怖いでしょ(笑)

 

ユーリ、その血筋的に「最強」を目指す理由はあれど、彼自身は何かしらの特別な使命感があるわけじゃないのが最高ですよね。
ナチュラルボーンバトルジャンキー感。
戦って勝つと楽しい!楽しいから戦う!
シンプルなだけに、絶対に折れないと思える強度があるポリシーだと思います。
敵対するエリアスがあれこれごちゃごちゃ考えて立ち止まっているのと対照的に、全部ぶん殴ればオッケー!と突き進むユーリの思考回路は単純明快にして爽快でした。

 

今回は「バベルレート」への前哨戦だったけれど、シリーズ化すれば面白い作品になりそう。
私的にはフラムのほうが好きなヒロインだったので、彼女とのおねショタラブコメましましでお願いします!笑

 

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